お酢で洗濯機掃除は危険? 注意喚起に「ゾッとした…」 By - COLLY 公開:2025-04-19 更新:2025-04-23 洗濯機 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 家にあるもので手軽に洗濯槽のカビを防ごうと考えた時、「お酢なら効果がありそう」と思ったことはありませんか。 食品にも使える安心素材として知られる『お酢』は、掃除や除菌にもよく使われているだけに、「洗濯機にも使える」と思ってしまいがちです。 しかし実はその使い方、洗濯機にとっては『逆効果』になる恐れがあるといいます。 洗濯槽の掃除にお酢を使ってはいけない理由について、日本の電機メーカーが加盟する一般社団法人日本電機工業協会(以下、JEMA)の公式ウェブサイトより解説します。 洗濯機に『お酢』はNG! お酢は、キッチンの掃除や水回りの除菌で活躍するため、「洗濯槽にも使えそう」と考える人もいるでしょう。 しかし、JEMAは次のように注意喚起しています。 お酢によるカビの発生防止効果は確認できていません。また、お酢は洗濯機の金属部品を傷める危険性がありますので、洗濯機には使用しないでください。 JEMA ーより引用 お酢に含まれる『酸』の成分は、洗濯機の内部にある金属部品やゴム素材に影響を与え、腐食や劣化の原因になる可能性があるとされています。 また、お酢にはカビを除去、防止する効果がないだけでなく、むしろ雑菌やカビの繁殖の原因になる恐れがあり、お酢の使用はかえって『カビを増やすリスクがある』ということも、覚えておきたいポイントです。 『身体によさそう=機械にも安心』とは限らないのが、ちょっと意外で怖いポイントですね。 洗濯槽のカビ防止は『洗濯槽クリーナー』がおすすめ ※写真はイメージ では、どうすれば洗濯槽を清潔に保てるのでしょうか。カビを防ぐには、日頃の洗濯機の使い方にも注意が必要です。 ・洗濯機に洗濯物を溜めない。 ・蓋を開けて乾燥させる。 ・洗濯後はすぐに洗濯物を干す。 ・洗剤、柔軟剤の使用量を守る。 これら4つのポイントを抑えていれば、カビの発生を防げます。 また、洗濯槽クリーナーを使用したお手入れもおすすめです。月に1回くらいを目安として、定期的に洗濯槽の汚れを取るといいでしょう。 酸素系でも塩素系でもOKですが、迷ったら説明書に書いてあるタイプを選ぶのが安心です。 毎日使う洗濯機だからこそ、見えない部分の汚れやカビにも気を配りたいものですよね。雑菌や臭いの原因が広がってしまう前に、日常的なケア+定期的なクリーナーの使用のダブル対策で、清潔な状態をキープしていきましょう! [文・構成/grape編集部] 「勘違いしてた…」 高速道路で見かける『i』のマーク、その意味は?高速道路の緑看板にある、『i』のマーク。その正体をご存じでしょうか? ゆで卵の『白身』をストローで? できたものに「作りたい」「子供にも教えなきゃ」ゆあ(yua_kurashi_)さんが紹介した、ゆで卵の裏技に注目が集まりました。 出典 JEMA Share Post LINE はてな コメント
家にあるもので手軽に洗濯槽のカビを防ごうと考えた時、「お酢なら効果がありそう」と思ったことはありませんか。
食品にも使える安心素材として知られる『お酢』は、掃除や除菌にもよく使われているだけに、「洗濯機にも使える」と思ってしまいがちです。
しかし実はその使い方、洗濯機にとっては『逆効果』になる恐れがあるといいます。
洗濯槽の掃除にお酢を使ってはいけない理由について、日本の電機メーカーが加盟する一般社団法人日本電機工業協会(以下、JEMA)の公式ウェブサイトより解説します。
洗濯機に『お酢』はNG!
お酢は、キッチンの掃除や水回りの除菌で活躍するため、「洗濯槽にも使えそう」と考える人もいるでしょう。
しかし、JEMAは次のように注意喚起しています。
お酢に含まれる『酸』の成分は、洗濯機の内部にある金属部品やゴム素材に影響を与え、腐食や劣化の原因になる可能性があるとされています。
また、お酢にはカビを除去、防止する効果がないだけでなく、むしろ雑菌やカビの繁殖の原因になる恐れがあり、お酢の使用はかえって『カビを増やすリスクがある』ということも、覚えておきたいポイントです。
『身体によさそう=機械にも安心』とは限らないのが、ちょっと意外で怖いポイントですね。
洗濯槽のカビ防止は『洗濯槽クリーナー』がおすすめ
※写真はイメージ
では、どうすれば洗濯槽を清潔に保てるのでしょうか。カビを防ぐには、日頃の洗濯機の使い方にも注意が必要です。
・洗濯機に洗濯物を溜めない。
・蓋を開けて乾燥させる。
・洗濯後はすぐに洗濯物を干す。
・洗剤、柔軟剤の使用量を守る。
これら4つのポイントを抑えていれば、カビの発生を防げます。
また、洗濯槽クリーナーを使用したお手入れもおすすめです。月に1回くらいを目安として、定期的に洗濯槽の汚れを取るといいでしょう。
酸素系でも塩素系でもOKですが、迷ったら説明書に書いてあるタイプを選ぶのが安心です。
毎日使う洗濯機だからこそ、見えない部分の汚れやカビにも気を配りたいものですよね。雑菌や臭いの原因が広がってしまう前に、日常的なケア+定期的なクリーナーの使用のダブル対策で、清潔な状態をキープしていきましょう!
[文・構成/grape編集部]