横浜流星だけじゃない！　大河ドラマと仮面ライダーの両方に出演した俳優とは？

２０２５年６月現在、放送中の大河ドラマ『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』（NHK）で主演を務める俳優の横浜流星さん。

同月６日に公開された映画『国宝』をはじめ、多くの作品に出演する人気俳優ですが、ドラマ初出演は２０１２年１月放送の特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』（テレビ朝日系）でした。

実は横浜さん以外にも、大河ドラマのメインキャストを務めた俳優が『仮面ライダー』シリーズに出演している例は少なくありません。

そこで本記事では、大河ドラマのメインキャストでありながら『仮面ライダー』シリーズにも出演した意外な俳優たちを紹介していきます。

松平健、『仮面ライダー』の主題歌も担当していた？

異色のコラボレーションで話題を呼んだのが、『鎌倉殿の１３人』（NHK）の平清盛役をはじめ、『花神』（NHK）や『元禄繚乱』（NHK）など複数の大河ドラマに出演した俳優の松平健さんです。

松平さんは、２０１１年８月に公開された映画『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と２１のコアメダル』で、時代劇ドラマ『暴れん坊将軍』（テレビ朝日系）で演じた徳田新之助（８代将軍徳川吉宗）役として登場しました。

作中では日本刀を手に仮面ライダーオーズと共演し、乗馬シーンも披露。

長年培ってきた殺陣の技術を存分に生かし、世代を超えた豪華共演にファンからは絶賛の声が相次ぎました。

さらに松平さんは、本映画のエンディングテーマ『手をつなごう～マツケン×仮面ライダーサンバ～』の歌唱も担当。

文字通り『マツケンワールド』全開の演出で、観客を楽しませました。

『草燃える』『平清盛』出演の京本政樹も…？

『草燃える』（NHK）や『八代将軍 吉宗』（NHK）、『平清盛』（NHK）といった大河ドラマで印象的な演技を見せてきた俳優の京本政樹さんも、仮面ライダーシリーズに出演した経験を持つ１人です。

１９８８年１月に放送された特撮ドラマ『仮面ライダーBLACK』（TBS系）では、インターポール捜査官の滝竜介役で出演。

２００１年１０月放送の特撮ドラマ『仮面ライダーアギト スペシャル 新たなる変身』（テレビ朝日系）では、主人公を立ち直らせる心理学者の国枝東という重要な役を演じました。

神木隆之介や竹中直人も…！あの大御所俳優はスーツアクターだった？

『義経』（NHK）、『いだてん～東京オリムピック噺～』（NHK）などで確かな演技力を発揮してきた俳優の神木隆之介さん。実は、子役時代に特撮ドラマ『仮面ライダーアギト』（テレビ朝日系）に出演していました。

闇の力と呼ばれる、謎の青年の少年期役を演じています。

また、『秀吉』（NHK）や『軍師官兵衛』（NHK）などで強烈な存在感を放ってきた俳優の竹中直人さんは、２０１５年１０月放送の『仮面ライダーゴースト』（テレビ朝日系）にて仙人（イーディス）役として登場し、視聴者に大きなインパクトを与えました。

さらに意外な経歴の持ち主として挙げられるのが、『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』（NHK）で前田利家を演じた俳優の唐沢寿明さんです。

実は若手時代、『仮面ライダー』シリーズでライダーマンのスーツアクターや、悪役であるショッカーとして出演していたという異色のキャリアを持っています。

格式高い大河ドラマから、子供たちに親しまれる特撮ヒーロー番組まで、ジャンルを超えて活躍する俳優たち。

意外なキャリアを知ることで、演技力の幅広さや多彩な経験に改めて驚かされますね。

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[文・構成／grape編集部]