母親「気づいてしまったことがある」 パーカーの紐を引っ張ろうとした赤ちゃんが…「本当にえらい」
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赤ちゃんを連れてとある飲食店のトイレに行くと… 母親が困惑したワケに「これ、本当に焦る」赤ちゃんを連れて外出する際に対応に困るのが、オムツの交換。我が子が急に『おもらし』をした時、「安心して駆け込める場所が近くにあってほしい」と思う親はきっと多いでしょう。漫画家であり1児の母親の、はむら芥(@hamurakai0217)さんがXで公開した、実体験をもとにした4コマ漫画が話題になっています。
日々の暮らしの中で、感情任せに怒鳴り散らす人や、店員に対して横柄な態度を取る人を見かけることはありませんか。
こうした『少し残念』な行動を取る大人を、反面教師にする人は少なくないでしょう。
1児の母親である犬石(@100nichigo_neet)さんも、そんな『大人の残念な行動』に敏感な1人です。
2025年10月16日にXで公開した、そんな大人たちへのアイロニーを込めたエッセイ漫画が2万件以上の『いいね』を集め、大きな話題に。
ある日、犬石さんは、生後3か月の我が子のとある様子を見て「気づいてしまったことがある」といいます。それは…。
自らの感情をコントロールできない、いい歳をした大人がいる一方で、赤ちゃんは自分の機嫌を自分で取れるということ…!
犬石さんは、自身が着ていたパーカーの紐を引っ張ろうとする赤ちゃんに対し「これは食べちゃいけないよ」と阻止。
思い通りにならなければ、赤ちゃんは泣き出してもおかしくありません。それでも『代替案』を見つけて我慢する、赤ちゃんでありながら大人な対応には感心しますよね。
漫画には「本当にえらい…」「これはもう赤ちゃんならぬ『赤さん』ですね」など、赤ちゃんを褒め称えるコメントが多く寄せられています。
同月22日現在、犬石さんの赤ちゃんはまだ0歳。もう少し時が経てば『イヤイヤ期』がやって来るでしょう。
犬石さんは、やがて訪れるであろう『イヤイヤ期』に備えて、意識していることがあるそうです。
「イヤ!」ではなく「ちょっとむずかしい…」と言ってくれたらかわいいなと思っていまして、まだ先の話ではありますが、普段の会話でもなるべく『嫌』という言葉を使わないように意識しています。
『イヤイヤ期』が訪れたら、自分の機嫌を自分で取るといった『大人』な対応が見られなくなってしまう…そんな可能性もゼロではありませんね!
犬石さんが育児漫画を描こうと思ったきっかけは…
日々、実体験に基づく育児に関するエッセイ漫画を描いている、犬石さん。
grapeはそんな犬石さんを取材し、育児日記を描こうと思ったきっかけや、描くうえでのポリシーなどを聞きました。
――なぜ、育児日記を描こうと思ったのでしょうか。
妊娠中、出産への不安で眠れなかった時期に、SNSで見かけた妊娠から出産の様子をレポートした漫画にとても救われたんです。
自分もいつか同じように「誰かの気持ちを軽くできたら」と思い、育児日記を描き始めました。
――育児日記を描くうえで、意識していることがあれば教えてください。
なるべく断定せず、「私はこう感じた」と描くようにしています。
育児は本当に人それぞれなので、自分の経験を押しつけることなく、あくまで1つの例として伝わるように気をつけているつもりです。
――育児日記が、主にどのような人々に届いてほしいと思っていますか。
育児に疲れた方や、つい頑張りすぎてしまう方に届いてほしいです。
読みながら「あるある(笑)」とクスッと笑ってもらえるような、ちょっとした息抜きになる漫画を描けたらと思っています。
育児をしていれば、日々我が子の成長を嬉しく思うとともに、大変なこともたくさんあります。
ただ、こうした幾度とない困難を乗り越えてこそ、我が子に対する愛情も日に日に増していくもの。
犬石さんの育児日記を読めば、ホッと一息つけるだけでなく、改めて我が子の尊さに気づけることでしょう!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]