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音楽まみれの2日間 夏フェス『サマーソニック』に初参戦してみた!

By - grape編集部  公開:  更新:

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夏っぽくて、リア充っぽい場所行ってみない?

そう言われたのは、初夏の香りを感じ始める5月頃。聞けば、8月20日〜21日に開催される『サマーソニック』(以下、サマソニ)のお誘いでした。

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サマソニとは、東京と大阪で開催される音楽フェス。世界的アーティストから、ブレイクが期待される新人アーティストまで、100組以上の豪華ラインナップで贈る、音楽まみれのフェスティバルです。

心おどる内容に、二つ返事で快諾!

まだ知らない人のために、どんなイベントなのか体験レポートよろしく。

ということで、サマソニ初心者による初心者のための、傾向と対策記事をまとめます。(※サマソニ東京に限ります。)

チケットはリストバンドを引き換え

当日、最寄りの海浜幕張駅から会場へと向かい、チケットをリストバンドと交換します。

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こちらは初日の1日券。種類によって、リストバンドの色が変わります。

イベント中、このリストバンドがあればステージ間の移動は自由。再入場する時にも必要になるため、絶対に無くせません…!

リストバンドをもらい意気揚々と向かったのは、冷房が効いている『幕張メッセ会場』。会場までの道のりで汗だくだった私は、火照った体を冷やしたかったのです…。

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しかし、一歩足を踏み入れれば、そこはもうライブ会場!あちらこちらから響いてくる歓声に、「休んでる暇はない!」と気持ちを掻き立てられます。

結局、息つく暇もなく、お目当てのアーティストのライブへと向かうことにしたのでした。

2つの会場は超離れている

向かった先は、サマソニ東京の、もう1つの会場である『QVCマリンフィールド』。

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この2つの会場は、歩くと10分以上の距離があるため、時間に余裕を持って移動しておいた方が良いなと思いました。

移動風景をタイムラプス撮影してみました。ちょっと長いですが、2つの会場の距離感がお分かりいただけるかと思います。

バス移動という手段もあるよ!

暑い中「10分以上も歩きたくない!!」という方はご安心を。実は、2会場を結ぶシャトルバスが運行しています。

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ただ、混み合うケースもあるので、歩いた方が早いか、乗った方が早いかは時と場合によります。労力と暑さを考えれば、バス利用もありですね。

観客の熱気に包まれるライブステージ

さぁ、本題のライブですが、どのステージもとにかく熱気がすごい!!

中でも前評判が高かったのは、2日目に出演した『RADIOHEAD』と『THE YELLOW MONKEYS』(以下、イエモン)です。

最初からボルテージをあげてくれたイエモン

2016年の始めに再結成を発表したイエモンは、初っ端から会場を沸かせるパフォーマンスを見せてくれました。

というのも、1曲目に彼らが選んだのは『夜明けのスキャット』。由紀さおりさんの代表曲のカバーです。

するとなんとステージ横から、由紀さおりさん本人が登場したではありませんか…!!

会場中が早くも興奮と熱気の渦に包まれる中、大人の色気を漂わせながらムーディーに歌い上げます。

その後「まだまだデビューしたばかりの僕たちですが…」と冗談を交えつつ、『楽園』『パール』『JAM』と往年の名曲を惜しげもなく披露し、観客も一緒になって大熱唱。

日本を代表するロックバンドとして、貫禄を見せつけたステージでした。

伝説の再来を期待したRADIOHEAD

そして、2003年の伝説的ライブ以来、13年ぶりの出演となった『RADIOHEAD』は、約2時間に渡る単独公演級のライブを見せてくれました。

13年前の一夜は、当時ライブで封印されていた『creep』をサマソニの舞台で解禁したことで、伝説として語り継がれてきました。

そして2016年8月21日、伝説の再来を期待する観客たちがステージへ大挙して押し寄せます。

今回のライブでは『burn the witch』を皮切りに、『lotus flower』など23曲を披露。もちろん、名曲『creep』も演奏し、観客の中には涙を拭う人もいました。

この日、彼らが再び伝説を作り出したのは言うまでもありません。

番外編!ライブ以外のサマソニの魅力をご紹介

一日中ライブ漬けもよいのですが、他にも魅力的なアトラクションが用意されています。その一部をご紹介します♪

腹が減ってはライブに行けぬ『ソニ飯!!』

まずは、日本各地の名店が出店しているソニ飯エリア!

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どれにしようか迷いつつも、沖縄の『ソーキ丼』をチョイス。こってりとした味付けが、ライブで疲れた体にガツンときました!

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他にもラーメンやハンバーガーなど、よりどりみどり。ライブで消費したエネルギーをここでチャージして、次のライブへ参戦です!

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水分補給は必須!!

汗をかきまくる夏フェスには熱中症対策も欠かせません。会場にはペットボトルの水以外は持ち込み禁止のため、ミネラルウォーターやジュースなどを初めとしたドリンクが豊富に用意されていました。

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アルコールももちろんあります。ビールやカクテルもあり、誘惑に負けて1杯だけ生ビールをゴクリ…。火照った体に染み渡ります…!!

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そして、お酒を片手に向かったのは…このステージ。

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海岸脇に設置された、『ビーチステージ』です!

遊泳は禁止されていますが、流れる音楽に身をゆだねて、浜辺でのんびり…。こんな贅沢な時間はないですよ。

女子には嬉しい、メイク室も

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サマソニには企業のブースも多数出ています。その中の1つ、女性専用のメイク室では、ヘアアイロンやあぶらとり紙が準備されていました!

特に髪の毛は、汗や湿気でうねってしまいがちなので、無料で直せるのはありがたい…!!

男性も一緒にヘアアレンジができるのはココ

女性向けだけではなく、男性も一緒に楽しめるヘアアレンジブースもありました。

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プロのヘアスタイリストが、来場者のためにヘアアレンジをしてくれます!年に一度のサマソニでキメたい人にはもってこいのブースですね。

お子さん連れでも大丈夫!安心のキッズエリア

2日間通して目立ったのは、家族での来場者。小さなお子さんがいても安心して遊びに来れるよう、会場内には『キッズエリア』が設置されています。

お昼時には、たくさんの家族連れで賑わっていましたよ。

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また、ベビーカーで入れない場所のために、一時的に預けておけるスペースもあります。

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こうした細やかな心配りが、家族連れが多かった理由でしょうか。

落し物をしてしまった時も安心して!!

そして、サマソニの中で最も多いトラブルと言われているのが『落し物』です。

一緒に行った友人も、トイレに携帯を置き忘れてしまう痛恨のミス…!!

そんな時は、慌てず焦らず『インフォメーション』へ行けば、届けられていることもあります。

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フェス常連者に話を聞く!!

ここで『フェスのノウハウ』を学ぶべく、会場のみなさんにお話をうかがってみることに。

ーーサマソニあるあるって何かありますか?

「雨が降り始めると、みんなカッパに着替えるのが早い」

QVCマリンフィールドは屋外ステージばかりのため、雨宿りできる場所が限られています。雨に濡れたくない人は、カッパがあると便利かもしれません。

ちなみに、私はカッパの用意もなく、汗と雨でずぶ濡れに…。「野外フェスって感じがするし、別にいいや」と強がってみるも、冷房で冷えて風邪をひきそうだったので、あったほうがよかったかな…。

ーー他には何かありますか?

「トイレに並んでいる間に、アーティストのライブが始まる」

いたるところにトイレが設置されているものの、ライブ前には長蛇の列ができてしまうこともあります。

ギリギリに並ぶと、その間にアーティストのライブが始まってしまうため、余裕を持って向かった方が良いとのこと!

ーー穴場のスポットってありますか?

「スピーカー前の両端は以外と混んで無いよ」

そうなんだ…!

迫力の大音量を感じながら見るライブは最高とのこと。しかし、やはりステージ中央が良いらしく、「体力がある人はガンガン突っ込んでいくべきだ」とも。

ーーーサマソニの魅力って何ですか?

「一度にいろんなアーティストのライブが楽しめる」
「プチ同窓会みたいになる」
「みんなで盛り上がれる」
「聴いたことのない音楽に出会える」

など、みなさん様々な魅力を感じているよう。

今回インタビューに答えてくれた方々は、みなさん毎年来ている人ばかり!年に一度、楽しみにしているフェスティバルというのが強く伝わってきました!

ひたすら音楽を楽しめばオールOK!!

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初心者ゆえにとまどうこともありましたが、時間を忘れて音楽に没頭してました。終わる頃には「楽しかったー!」という満足感でいっぱい。

なによりも、何十万にもの人が音楽を通して、興奮し感動し、同じ気持ちを共有する…こんな機会はなかなかありません。

来年は、今回の反省を活かして「もっと充実したフェスティバルライフにするぞ!」と誓い、会場を後にしたのでした。

サマソニの魅力は言葉では語りつくせません。まだ未体験という方は、ぜひ一度参加してみてくださいね!

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出典
Summer Sonic

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