パスポートを保有している人が、6人に1人の時代 好奇心を持つことが旅の始まり
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「私はこんなにしているのに…」とモヤモヤする人へ 心を穏やかに保つ3つの言葉のつぶやき方吉元由美の『ひと・もの・こと』 作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。 たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会っ...

窓を開ければ街の喧騒が広がる『シルクロード』 ウズベキスタンで触れた、日本への思いと人々の優しさ吉元由美の『ひと・もの・こと』 作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。 たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会っ...






吉元由美の『ひと・もの・こと』
作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。
たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。
パスポート保有率など何のその
日本人のパスポート保有率が17%であると、外務省から発表がありました。
2010年頃までは22%から25%だったのが、コロナ禍以降17%あたりに落ち込んだとのこと。
パスポートを保有している人が、6人に1人ということになります。
この数字を見たときに意外と思いました。
ゴールデンウィ―クや夏休み、お正月の『出国ラッシュ』のニュースからは、ちょっと想像つかない数字です。
しかし、実際に空港に行ってみると実感することがあります。
4月の初めに成田空港へ見送りに行ったのですが、チェックインカウンターは大混雑、長蛇の列。
おそらく手続きが終了するまで1時間近くかかりそうです。そのほとんどが外国人でした。
昨年ハワイに行ったときも、かつてのハワイのように日本人を見かけませんでした。
帰りの飛行機、夏休みに入っていたにもかかわらず空席が目立っていました。
円安が経済的にも精神的にも意欲を削ぎ、海外旅行への気運が下がっていることは確かです。
日本人の『海外志向の低さ』、語学力や異文化への適応力への不安などが、このパスポート保有率の低さの原因となっているという分析がありますが、一番の原因はこの円安ではないかと思います。
しかし、これも考えようで、決して悲観する要素ばかりではないかもしれません。
『海外志向の低さ』は、『国内志向の高さ』とも言えなくない。
そう捉えると、日本の良さを再発見することに向かうのではないか。
北海道から沖縄まで、異なったさまざまな自然があり、地方によって異なる文化や風習がある。
47都道府県、それぞれの方言がある。食も楽しみが多い。季節によって美味しいものがたくさんあります。
私も訪れたことのない県がまだまだあります。もったいないですね。
四季折々の美しい自然を愛でる旅をするだけでも、豊かな時を過ごせるでしょう。
今や海外からの観光客の方が、日本人が気づいていない見所をリサーチしていて、逆に教えられることもあります。
過剰なインバウンドには閉口しますが、新しい視点を得るきっかけにもなりますね。
海外志向であっても、国内志向であっても、大切なことはいかに旺盛な好奇心を持てるかどうか、ということではないでしょうか。
パスポート保有率が低いといって、卑下することも悲観することもない。
行きたいけれど、行けない。お金がない。時間がない。行くのが怖い。
今の日本の経済の状況だとこんな声も聞こえてきそうです。
たとえそうであっても、見たことのないものを見てみたい、体験してみたい、という好奇心と意欲を持ち続ける。そこは個人の力です。
海外、国内問わず、いつか行きたい場所をリストアップして、旅のvlogを見たり。
旅にまつわる本を読みながら、いつかその地に立つことを目標に。自分のモチベーションを上げることが旅の始まりなのですね。
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作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー
※記事中の写真はすべてイメージ
[文/吉元由美 構成/grape編集部]