間違えやすい毒キノコ4選! 食用キノコに似た種類と誤食を防ぐポイント
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秋はキノコ狩りやキャンプなど、自然の中でキノコを目にする機会が増えます。
食用キノコによく似た毒キノコもあり、見た目だけで安全性を判断するのは危険です。
本記事では、間違えやすい毒キノコの種類や、誤食を防ぐための日常の予防対策を紹介します。
まず知っておきたい!毒キノコにまつわる代表的な誤解・迷信
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毒キノコには、見た目や味、調理方法にまつわるさまざまな迷信があります。
しかし、こうした情報を頼りに安全性を判断するのは危険です。まずは、間違えやすい4つの誤解を確認しましょう。
誤解1.「見た目が地味なキノコは安全」
毒キノコには、赤や黄色など目立つ色のものだけでなく、茶色や白色など地味な色のものもあります。
例えば、『ツキヨタケ』は茶色や紫褐色の傘を持ち、食用の『ヒラタケ』や『ムキタケ』と間違えられることも。
見た目の色や形だけで、毒の有無を判断することはできません。
誤解2.「毒キノコは味がまずい」
毒キノコの中には、強い苦味がないものもあるようです。例えば、『クサウラベニタケ』には苦味がなく、誤食による食中毒も報告されています。
味がおいしく感じられても、安全とは限りません。毒の有無を確かめるために、キノコを味見するのは絶対にやめましょう。
誤解3.「縦に裂けるものや、虫が食べているキノコは食べられる」
キノコを縦に裂けるかどうか、虫が食べた跡があるかどうかは、安全性を判断する根拠になりません。虫の中には、人間には有毒なキノコを食べられるものもいます。
こうした特徴だけで食べられると判断せず、種類を確実に特定できないキノコは食べないようにするのがいいでしょう。
誤解4.「しっかり加熱したり、塩漬けにしたりすれば毒は消える」
毒キノコの中には、一般的な加熱調理では無毒化できないものがあります。塩漬けや水さらしなどの処理をしても、安全に食べられるとは限りません。
食用と確実に判断できるもの以外は採取・調理しないようにしましょう。
間違えやすい代表的な毒キノコ
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毒キノコの中には、食用キノコと形や色、生えている場所がよく似たものがあります。
代表的な組み合わせを確認しておきましょう。
・ムキタケ
・シイタケ
・ホンシメジ
・ハタケシメジ
・ナメコ
※表は混同しやすい組み合わせの一例です。特徴には個体差があり、見た目だけでの判別はできません。
ツキヨタケ
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『ツキヨタケ』は、食用キノコと間違えて食べる事例が多い毒キノコです。厚生労働省の資料でも、ヒラタケやシイタケなどが間違えやすいキノコとして挙げられています。
傘は黄褐色から紫褐色で、ブナなどの枯れ木に重なり合うように生えるのだとか。食用キノコと生える場所が似ているため、見誤る可能性が高いでしょう。
食べると、30分〜1時間程度で嘔吐や下痢、腹痛などの症状が現れることがあります。
クサウラベニタケ
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『クサウラベニタケ』は、ホンシメジやハタケシメジなどと間違えやすい毒キノコです。
傘は灰色がかっており、成長すると平らに開きます。食用キノコにも似た特徴があるため、見た目だけで区別するのは困難です。
食べると、20分〜1時間程度で嘔吐や下痢などの消化器系に症状が現れることがあります。唾液の分泌や発汗が増える場合もあるようです。
ニガクリタケ
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『ニガクリタケ』は、ナメコなどと間違えやすい毒キノコです。枯れ木や倒木などにまとまって生えるため、食用キノコと混同しやすいのだとか。
傘は黄褐色で、周辺が黄色っぽく見えることがあるようです。ヒダはオリーブ色から黄緑色で、色や形には個体差があります。
食べると、強い腹痛や嘔吐、下痢などを起こし、重症化するおそれがあるので注意が必要です。
カエンタケ
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『カエンタケ』は、非常に強い毒性を持つキノコです。赤色やオレンジ色の細長い棒状で、枝分かれしたように生えることもあります。
食べると重篤な中毒を起こすおそれがあり、触れただけでも皮膚に炎症を起こすことも。
公園やキャンプ場、雑木林などで見かけても、絶対に触らないようにしましょう。子供が近づいたり、触ったりしないよう注意が必要です。
気をつけたい!日常の予防対策
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毒キノコによる食中毒は、山や森だけでなく、自宅の庭や公園など身近な場所でも注意が必要です。
家族やペットを守るために、日頃からできる対策を行いましょう。
採らない・食べない・売らない・人にあげない
野生のキノコによる食中毒を防ぐためには、採らない・食べない・売らない・人にあげないを徹底することが大切です。
見た目が食用キノコに似ていても、毒キノコの可能性があります。自己判断で採取したり、家庭で調理したりするのは避けましょう。
また、食用だと確実に判断できないキノコは、誰かに渡すことも控えましょう。
もらったキノコも『種類が不明なもの』は食べない
知人や近所の人からもらったキノコも、種類が確実に分からない場合は食べないようにしましょう。譲り受けたキノコによる食中毒も報告されているようです。
直売所などで購入する際も、販売元や表示を確認し、種類や食用であることが不明な場合は、販売元や自治体などに相談しましょう。
子供やペットとのお出かけでの誤食・接触に注意する
公園やキャンプ場、散歩道などでは、地面や枯れ木に野生のキノコが生えていることがあります。小さな子供やペットが誤って触れたり、口に入れたりしないよう注意が必要です。
お出かけの際は、次のポイントを意識しましょう。
誤ってキノコを口に入れた場合は、症状がなくても速やかに医療機関や、日本中毒情報センターの相談窓口に連絡しましょう。
庭や敷地に生えてきたキノコは自治体のルールに従って処分する
雨が続いたあとなどに、自宅の庭や植木の周り、枯れ木の近くからキノコが生えてくることがあります。
庭に生えたキノコを取り除く場合も、種類が分からないものは素手で触らないようにしましょう。処分する際は手袋を使用し、自治体の分別ルールに従ってください。
特に『カエンタケ』の可能性がある場合は、自分で取り除かず、自治体や敷地の管理者などに相談しましょう。
キノコを安全に楽しむために知っておきたいこと
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毒キノコは、見た目だけで安全性を判断できるものではありません。
「縦に裂けるものは食べられる」「加熱すれば毒が消える」といった迷信や言い伝えを信じるのは危険です。食用と確実に判断できないキノコは、採らない・食べない・売らない・人にあげないことを徹底しましょう。
正しい知識を身につけ、秋の行楽シーズンを安全に楽しんでくださいね。
※この記事は、一部厚生労働省のウェブサイトを参照しています。
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[文・構成/grape編集部]