絶対飲用してはダメ! 保健医療局の注意喚起に「気を付ける」「庭にある」
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行政「絶対に食べないで」 5月から増える注意喚起に「知らなかった」「家族に伝える!」毎年5月頃から被害が増加。行政や自治体が注意を呼び掛けています。

舌がしびれたら食べないで! 各自治体の呼びかけに「気を付ける」「怖いよね」赤身魚には、交感神経を刺激するヒスタミンの原料となるヒスチジンが多く含まれているため、保存状態が悪いと、ヒスタミン食中毒を引き起こすことがあります。
- 出典
- 東京都保健医療局
自宅で育てる植物を選ぶ時、色や形などが美しいか、自宅の雰囲気に合うかをポイントに見る人は多いでしょう。
しかし、見た目の美しさやおしゃれさだけで植物を選んだり育てたりするのは、思わぬリスクを招くことがあります。
庭や鉢植えに咲くその花も、実は『有毒植物』かもしれません。
『カロライナジャスミン』は有毒植物だった!
自宅の庭や、散歩道にこのような植物を見かけたことはありませんか。
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黄色い花がきれいなこの植物は、『カロライナジャスミン』です。見た目はもちろん、名前も優雅な植物で、観賞用として栽培されることも珍しくありません。
しかし、カロライナジャスミンは有毒植物の1つ。さまざまな事故や事件の情報を発信している、東京都保健医療局のウェブサイトには、以下のように紹介されています。
カロライナジャスミンという名前を聞いて、『ジャスミンティー』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。名前は似ているものの、植物としてはまったく別の種類です。
ジャスミンがモクセイ科ジャスミン属の総称であるのに対し、カロライナジャスミンはマチン科の植物。
カロライナジャスミンをハーブティーにして飲むと、目まいやけいれんを引き起こす可能性があります。絶対に飲用せず、観賞用として楽しみましょう。
「庭にある花が、ジャスミンなのかカロライナジャスミンなのか判断できない」という場合は、以下のポイントを参考にしてください。
判断に迷った時は、花の色で見極めましょう。
有毒植物の危険性には要注意
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『カロライナジャスミン』に含まれる毒は、心機能障がいを引き起こすほどの毒性です。なかでも、蜜には強い毒性があるといわれています。
SNSには、その危険性について触れている投稿も多くあり、このようなコメントが寄せられています。
・名前も香りも似ているのに、毒があるなんて知らなかった…。
・近所の公園で見かけたから、子供がうっかり蜜を吸わないように注意しなきゃ。
家族が思わぬ危険にさらされる前に、情報共有しておくとよいでしょう。それぞれの花の特徴や咲く時期を覚えて、口にしないように注意してくださいね。
[文・構成/grape編集部]