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ガジュマルの風水効果 置き場所や方角、観葉植物としての特徴も解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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育てやすい観葉植物として人気のガジュマル。

『幸せを呼ぶ木』という別名があり、家によい運気や幸せをもたらす、風水効果のある観葉植物としても知られています。

この記事では、ガジュマルの観葉植物としての特徴や風水的効果、適切な置き場所、方角について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ガジュマルとはどんな観葉植物?

ガジュマル

ガジュマルの観葉植物としての特徴とともに、なぜ風水的な効果があるかについて解説します。

力強い熱帯性植物

ガジュマルは東南アジアや台湾、オーストラリア、インドなどに自生するクワ科イチジク属の亜熱帯・熱帯性植物。

日本では沖縄や屋久島、種子島に自生していて、有名なのは沖縄県の島尻郡八重瀬町にある『世名城(よなぐすく)のガジュマル』でしょう。

高さが約10m、樹齢は推定で250年ほどとされ、圧倒的な存在感から観光名所にもなっています。

一般的なガジュマルの種類は次の3つ。

・シダレガジュマル

・フイリガジュマル

・オウゴンガジュマル

小さな丸みを帯びた葉っぱと、太くてユーモラスな形をした幹や根がかわいらしく、インテリアとして部屋のアクセントになりそうですね。

健康的な植物

ガジュマルは育てやすく、どんどん葉を付けていく植物です。

茎や枝から生えてくる気根という根っこは、成長するとコンクリートやアスファルトを貫通するほどの力を持つことがあるそうですよ。

花言葉が『健康』であることからも、ガジュマルの生命力の強さが分かるでしょう。

丸い葉は風水的に「陽の気を持っている」といわれていて、気を落ち着かせたり、リラックスできたりといった効果が期待できます。

さらにガジュマルの気根、葉、樹皮に、ノドの痛みや腫れ、神経痛や関節痛を和らげる効果があると考え、民間薬として使っている地域もあるそうです。

精霊の宿る木、幸せを呼ぶ木と呼ばれる

ガジュマルは、沖縄では精霊キジムナーが宿る木とされています。

キジムナーとは子供の姿をした精霊のこと。

キジムナーが気に入った家には幸運が訪れると伝えられていることから、ガジュマルは『精霊の宿る木』『幸せを呼ぶ木』『多幸の樹』とも呼ばれています。

ガジュマルの風水的な効果が得られる方角や置き場所

※写真はイメージ

観葉植物としてだけではなく、風水的な意味も持っているガジュマル。

ガジュマルを置く方角や場所によって、風水的な意味合いが変わってくるので、詳しく見ていきましょう。

西・北西・北は金運的な意味がある

※写真はイメージ

『幸せを呼ぶ木』という別名がある通り、生活に豊かさを与えてくれるといわれるガジュマル。

よい流れを引き込むなら、西、北西、北の方角にガジュマルを飾りましょう。

西は金運の入口、北は蓄える力があるといわれています。

飾るガジュマルは大きめの鉢に入れて清潔にしておくと、無駄な出費が減るかもしれません。

西にガジュマルを置く場合のポイントは以下の通りです。

・部屋や場所を整理整頓してから飾る。

・男性は緑色、女性はピンク色のアイテムを一緒に置く。

・ガジュマルは大きめの鉢に入れて清潔にする。

預金通帳や貯金箱など、大切な物を保管している部屋なら、北にガジュマルを置くのがおすすめです。

東南・西は恋愛面でのきっかけにつながる

※写真はイメージ

恋愛面で変化が欲しいなら、ガジュマルを東南か西に置くとよいでしょう。

特に東南は人間関係や縁に関係する方角なので、新しい出会いを求めている人にも向いています。

東は気力上昇や仕事運に働きかける

※写真はイメージ

個性的な形をしているガジュマルは、東とも相性のよい観葉植物。

東に置くことで、気力上昇や仕事運アップが期待できます。

北東・南西は健康的な暮らしをサポートする

※写真はイメージ

南西は生み出す力や、元になる力を高める効果が期待できる方角です。

ガジュマルを南西に置くと、元々持っている自分の力の底上げにつながるでしょう。

床をきれいにし、整理整頓をするとよりよいですよ。

「疲れているかな」と感じた際には、北東にガジュマルを置いてみてはいかがでしょうか。

玄関は人間関係の調和や金運をサポート

※写真はイメージ

家の入口である玄関は、運気の入口といわれています。

玄関にガジュマルを置くことで、悪い気を取り払って人間関係の調和や金運をサポートするそうですよ。

ただし、ガジュマルの状態が悪いと風水的な効果も期待できません。

玄関にガジュマルを飾る場合のポイントは以下の通りです。

・照明の暗い玄関や日当たりの悪い玄関、北玄関は避ける。

・玄関はこまめに掃除する。

・適度に日光を取り入れる。

・小さいガジュマルは、玄関のニッチや下駄箱の上に置く。

なお、玄関に虫が入ってくるのを防ぎたい時は、玄関の外にガジュマルを置いてもかまいません。

リビングは人間関係の調和や恋愛運に働きかける

※写真はイメージ

人の集まるリビングは、ガジュマルと相性のよい場所。

リビングに置くことで、人間関係の調和や恋愛運アップが期待できますよ。

窓が西または北西にあるなら、そこにガジュマルを置くと金運的な変化も得られるでしょう。

また、電化製品の近くに置くと、悪い気も払えるといわれています。

リビングにガジュマルを飾る場合に心がけたいポイントは、以下の通り。

・ガジュマルを置く場所を整理整頓すれば、よりよい効果が見込める。

・リビングの窓やガラステーブル、窓はきれいに磨いておく。

・食事に関するアイテムは金運に影響を与えるため、ダイニングテーブルの周りは特に整理整頓する。

寝室はリラックス効果や調和力アップ

※写真はイメージ

寝室は長く滞在する場所のため、風水では足りないものを補う場所、心身を癒やす場所とされています。

寝室にガジュマルを置くことで気分が落ち着き、リラックス効果が得られるでしょう。

また、運気が調和されるため、滞っておいた物事がスムースに進む可能性もあります。

お金の巡りがよくなると、さらに仕事の巡りもよくなるため、仕事運も変化しそうですね。

寝室にガジュマルを置く場合のポイントは以下の通りです。

・寝室が1日中暗い場合は、日中は明るい場所に置く。

・寝る時にガジュマルを寝室へ移動させる。

・ブルー系のポットに入れると気持ちが落ち着く。

トイレはお金の流れに関わる

※写真はイメージ

風水ではトイレは水気が強く、邪気がたまりやすい場所とされています。

トイレにガジュマルを置くとたまっていた悪い気が取り払われ、特に金銭面の変化が期待できるでしょう。

ただし、トイレやガジュマルが汚れている、枯れている場合は逆効果。

トイレにガジュマルを飾る場合のポイントは以下の通りです。

・ガジュマルの葉をきれいに磨いてあげるとより効果が見込める。

・トイレ掃除やガジュマルのお世話はこまめに行う。

キッチンは気の流れがよくなる

※写真はイメージ

キッチンは火と水があるため、家の中でも気が乱れやすい場所とされています。

キッチンにガジュマルを置くことで、全体的な気の流れを調和できるでしょう。

またキッチンは毎日の食事を作る場所のため、健康運とも関連しています。

パワフルなガジュマルをキッチンに置くことで、より健やかな日々を過ごせるかもしれません。

キッチンにガジュマルを置く場合のポイントは以下の通りです。

・できればコンロと水道の中間地点に置く。

・キッチンにたまるゴミはこまめに片付ける。

・キッチンの照明を明るくする。

ガジュマルの育て方

ガジュマル

丈夫なことから、観葉植物の中でも育てやすいといわれているガジュマル。

ですが、ガジュマルが枯れたり、葉っぱが汚れていたりすると、風水的な効果も期待できなくなってしまいます。

特に枯れた植物は、風水では死を意味するため注意が必要。

風水的な効果を得るためにも、またガジュマルを長持ちさせるためにも知っておきたい、育て方のポイントを解説します。

水やりは、やり過ぎに注意する

ガジュマルは幹に多くの水分を蓄えられる植物。

水をやり過ぎると根腐れを起こしてしまいます。

水やりは毎日行う必要はありません。

特に秋や冬は水のやり過ぎに注意し、土が乾いていたら水やりをするようにしましょう。

風水的にも、たまった水は運気的によくないため、水のやり過ぎでガジュマルに水をためてしまわないようにするのが重要です。

受け皿に出てきた水は都度捨てるようにすると、根腐れを防げます。

葉っぱは乾燥しがちなので、水やりと一緒に霧吹きで葉に水を吹きかけてあげるのがおすすめですよ。

日当たりがよい場所に置く

ガジュマルは日光を好む植物なので、日当たりがよい場所のほうがよく育ちます。

窓越しで日当たりがよい場所に置きましょう。

ただし、葉が日に焼ける可能性が高い、直射日光は避けてください。

ほかの観葉植物と同じく、エアコンの風が当たらないようにするのも重要です。

ガジュマルには耐陰性があるため、室内でも屋外でも育てられますよ。

屋外に出す際には、日当たりのよい場所、屋外の日陰、日向、というように、徐々に環境に慣れさせてあげましょう。

寒い場所は避ける

亜熱帯・熱帯性植物であるガジュマルは、寒さに弱いです。

もっとも好む温度は20~30℃ですが、15℃程度でもあれば元気に育つでしょう。

冬は屋外を避け、7~8℃は保てる場所で管理してください。

肥料はあげ過ぎない

水と同じく、肥料のやり過ぎにも注意しましょう。

肥料をやり過ぎると、根や葉が大きくなりすぎる、根腐れを起こすなどの原因になるかもしれません。

春から夏にかけて2か月に一度のペースで、ゆっくり作用するタイプの肥料を与えるのがおすすめですよ。

成長期には10~14日間のペースで肥料をあげます。

成長が比較的鈍くなる、秋以降から春の間は、肥料をあげなくても問題ありません。

2~3年に一度植え替えをする

ガジュマルが育って鉢が小さくなると、根詰まりを起こしてしまいます。

土をリフレッシュする意味でも、2~3年に一度は植え替えを行いましょう。

植え替えは成長期である温かい季節に行うのが重要です。

ガジュマルの植え替えの手順は以下の通り。

(1)株を鉢から抜いて、古い土を取れる分だけ取り除く。

(2)腐っている、または黒ずんだ根っこなどがあれば切る。

(3)必要なら鉢底石と鉢底ネットを鉢底に入れる。

(4)同じ鉢を使う場合は、鉢をしっかり洗ってから使う。

(5)成長して大きくなっている場合には、一回り大きい新しい鉢を用意して植え替える。

(6)観葉植物用の新しい土で植えこむ。

(7)隙間ができないよう割り箸などで突きながら、まんべんなく土を入れる。

(8)最後にたっぷり水をやって完了。

剪定は暖かい季節に行う

大きく成長し過ぎたり、葉が枯れたりした時には剪定を行いましょう。

剪定は5~6月の成長期や暖かい季節に行うのが適しているため、秋~冬は避けます。

全体をそろえるようにして切りますが、枯れているところは根元から切ってしまって問題ありません。

挿し木をすれば増やせる

剪定したガジュマルの枝を挿し木すると増やせます。

カットした枝を水に付けておくと根っこが出るため、根っこが出たら土に植え替えてあげましょう。

ガジュマルを増やしたい時にもおすすめです。

落ちた葉は洗い流すこと

根腐れや虫が原因になって、ガジュマルの葉が落ちることがあります。

葉が落ちはじめたら、以下の方法で対応をしましょう。

・お風呂場などで水をかけて葉を落としてあげる。

・害虫がいる場合には、薬剤を噴霧して駆除する。

・元気のない葉は剪定する。

・虫がいないのに葉が落ちる場合は根腐れをしている可能性があるため、しばらく水をあげないで様子を見てみる。

ガジュマルの嬉しい風水効果を得よう

※写真はイメージ

ガジュマルの観葉植物としての特徴や風水の効果が得られる方角や置き場所、ガジュマルの育て方やお世話のポイントを解説しました。

ガジュマルは、育てやすくインテリアにもなじみやすいフォルムが魅力です。

さらに、適切な方角や置き場所、置き方で飾れば、風水の効果も期待できるでしょう。

この記事を参考に、自宅にガジュマルを観葉植物として取り入れてみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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