「野山でこんなの見たら怖すぎて泣く」 開花前のラフレシアに「初めて見た」「禍々しい」
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- 出典
- @Gaison64
世界最大の花を咲かせることで知られる、全寄生植物のラフレシア。
開花後は数日で枯れてしまい、自生地もわずかであることから「幻の花」とも呼ばれています。
生物探検家の外村康一郎(@Gaison64)さんがマレーシアで発見した、『咲いていないラフレシア』がネット上で話題です。
世にも珍しいラフレシアの『蕾』?
2025年1月29日、外村さんがXに公開したのは、ラフレシアが開花する前の蕾の状態。
開花後のラフレシアのビジュアルは、テレビ番組や植物図鑑などで目にしたことがある人は多いかもしれませんが、蕾の姿を知っている人は稀でしょう。
ぽってりとした肉質のある赤い花を咲かせる前の、ラフレシアの蕾がこちら。
異様な存在感…!
そう、木の幹に付着している赤黒い球体のようなものが、ラフレシアの蕾です。
この蕾から、大きな赤い花が開く様子を想像すると、なぜかワクワクしてきませんか。
サイズ感を分かりやすくするために、外村さんは自らの左手とラフレシアの蕾を並べて写真をパシャリ。
直径が、手のひらの大きさを優に超えていることが一目りょう然ですね。
外村さんによれば、撮影地はマレーシアのクランタン州とのこと。同国の首都であるクアラルンプールから車で7時間ほど北上し、この蕾を発見したそうです。
蕾の状態のラフレシアは、案外珍しくないようで、同日に100個は見たとか!
一方で「すぐに枯れてしまう」という特性上、開花中のラフレシアに遭遇するのは困難だといいます。
開花中のラフレシアと並んで笑みを見せる外村さん
初めてラフレシアの蕾を見た人が大多数なようで、このような声が上がっています!
・これは初めて見た!蕾の時点でまがまがしいのですね…。
・子供が見たら「エイリアンの卵だっ!地球が狙われているっ!」って大騒ぎしそう。
・辺りの野山を歩いている時にこんなのを見つけたら、怖すぎて泣く。
日本から遠く離れた、マレーシアでの貴重な体験のお裾分けに、ネット上は大きく賑わいました。
外村さんの投稿に感化されて、マレーシアへの旅券を買った人もいる…かもしれませんね!
外村康一郎 トノムラコウイチロウ
1994年12月28日兵庫県出身
世界中の熱帯雨林で生物を記録する探検家。
実績にNHK 「ダーウィンが来た!」でのリュウジンオオムカデでの協力、POPEYE909号ポパイフォーラムへの生物探検記寄稿など。
X:@Gaison64
YouTube:生物探検家トノムラ
謝辞
ラフレシアを探しに行こうと提案してくださった
磐田市竜洋昆虫自然観察公園のゴキブリスト柳澤静磨さん、ならびにゴキブリ研究者の大北さん、ありがとうございました。
[文・構成/grape編集部]