冷凍庫を開けた同僚が見つけたアイス　蓋に書かれていたのは？「これは納得！」

夏の厳しい暑さが続く、2025年7月下旬現在。暑い日には、ひんやりと冷たいアイスを食べたくなるでしょう。

スーパーマーケットなどのアイスコーナーにずらりと並ぶ商品を見て、「今日はどれにしようか…」と悩む時間も楽しいですよね。

商品を選ぶ際、パッケージのデザインが決め手になることもあるかもしれません。

ある日、筆者が購入し、職場の冷凍庫で冷やしていたカップアイスを見て、同僚がそんな反応を示しました。

一見、なんの変哲もないカップアイスなのですが、どうやら蓋に書かれた英語に目がいったようで…。

蓋に書かれているのは、アイスクリームならぬ『ナイスクリーム』と書かれた文字。

さらによく見ると、『nice』の『i』が、エクスクラメーションマークに置き換わっているのです。

アクセントを置く位置を意識して、つい大きめの声で読みたくなりそうですよね。

同僚は「一体どんな部分が『nice』なの…？」と気になった様子。

その秘密のカギは、同月現在、神奈川県小田原市に住む1人の女性が握っていました！

『nice』なアイスクリーム、その秘密が？

筆者の取材に応じてくれたのは、アイスクリームブランド『n!ce cream』を立ち上げた、岸はつみさんです。

単刀直入に「『n!ce cream』は何がナイスなのでしょう？」とたずねてみると…。

『廃棄を減らして、おいしいを増やす』をコンセプトに掲げる『n!ce cream』。

同月31日時点で30種類以上のフレーバーを展開しており、契約農家は30軒を超えるといいます。

ただ、ブランド発足当初は、『n!ce cream』の取り組みを農家の人たちになかなか受け入れてもらえず、苦しんだそうです。

こうした農家の人々との関係を築く上で、コミュニケーションには十分気を付けているといいます。

実際に畑に足を運び、土に触れ、農家の想いも受け止めた上で、農産物を有効活用するのが『n!ce cream』のモットーだと語る、岸さん。

『n!ce cream』の取り組みに協力してくれる農家の人からは、「ありがとう」という感謝の声が届くそうですよ！

規格外品を活用したアイスの味は…？

当日、岸さんは、2種類のアイスを用意してくれました。『湘南ゴールド味』と『レモンミルク味』です。

実際に食べてみると…夏にぴったりのおいしさ！

『湘南ゴールド味』は、鼻をスーッと突き抜けるような、さわやかな香りが特徴で、甘さと酸味のバランスが抜群。

『レモンミルク味』は、レモン本来のさっぱりとした味わいもありながら、ミルクがブレンドされていることで、まろやかな甘みも楽しめましたよ！

規格外品が使用されたアイスを食べることで、正規品と比べても、品質や味は変わらないという『当たり前』を改めて実感できました。

とはいえ、アイスには実際にどのような規格外品が使われているのか、気になる人は多いはず…。