亡き夫が家族写真に写っていた カメラマンが合成で叶えた4人の記念撮影

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Sidney Conley Photography

デオンタさんとニコルさん夫妻は、4歳になるランデン君と仲良く過ごしていました。

デオンタさんは、ニコルさんが二人目を妊娠したこと機に、ランデン君が早産の為できなかった記念撮影をしようとカメラマンを依頼します。

出産まで3ヶ月、突然の別れ

しかし、出産まであと3ヶ月となったある日、デオンタさんは突然亡くなってしまいました…。

悲しみにくれるニコルさん。当然、写真の撮影も中止になるかと思われたのですが、ニコルさんは撮影を行うことに。

お腹の中にはもうすぐ生まれてくる赤ちゃんがいます。その子にも、家族みんなで撮った写真を残してあげたい。そんな思いが、ニコルさんを撮影へと向かわせたのかもしれません。

そうして撮影された家族写真には、ニコルさんとランデン君、お腹の赤ちゃん、そしてデオンタさんの4人がしっかりと写っていました。

結婚記念の公園で、過去と現在を重ねた一枚

今回の写真を撮影したのはカメラマンのコンレーさん。

彼はデオンタさんとニコルさんが結婚してすぐに記念撮影を行った公園で、今度はニコルさんとランデン君だけを撮影。過去と現在、2枚の画像を合成して今回の写真を完成させたのです。

ふたりの思い出が刻まれた場所を選んだことで、写真にはただの合成以上の意味が生まれました。デオンタさんが生前に立っていたのと同じ場所に、同じ光の中で、家族が再び集まったのです。

コンレーさんにとっても初めての依頼、苦労して完成させた写真を見たとき、コンレーさん自身も感動してしまったそうです。

「パパは天使になったから、天使を撮ったんだよ」

ランデン君はいないはずのパパが写真に写っていてとっても不思議そう。「どうやってパパを写真にいれたの?」とニコルさんに訪ねます。するとニコルさんは「パパは天使になったから、天使を撮影したんだよ」と答えたそうです。

4歳の息子に突然の別れをどう伝えるか、ニコルさんが日々どれほど言葉を選んできたかが、この一言にあらわれているようです。

ニコルさんは今回撮影した写真に対し「デオンタは婚約写真を撮った時のように、きっとこの写真に喜んでいるわ!しかも女の子が生まれることにも大喜びだと思う。きっと今もどこかで見守ってくれているはずよ」と答えました。

もうすぐ生まれてくる女の子も、この写真を見て育っていくことでしょう。会ったことのないパパの顔を、家族みんなで笑っているこの一枚から知ることになるのです。

デオンタさんが見守る3人の家族に、これから幸せな日々が続きますように。


[文/grape編集部]

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出典
Sidney Conley Photography

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