Jリーグ元専務理事、木之本興三氏亡くなる Jリーグ創設の立役者

By - grape編集部  公開:  更新:

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元Jリーグ専務理事の木之本興三(きのもとこうぞう)氏が2016年1月15日、お亡くなりになりました。68歳でした。

木之本氏は元々サッカー選手として活躍していましたが、26歳の時に発病。両方の腎臓を摘出し、選手生命を絶たれてしまいます。

しかし、その後も人工透析を受けながら日本サーカーの発展に尽力。初代チェアマンの川淵三郎氏と共に、1993年のJリーグ設立に力をつくしました。

また2002年に行われたワールドカップ日韓大会では日本代表の団長をつとめ、トルシエ監督に代わり代表メンバーを発表するなど、日本代表初となる決勝トーナメント進出を支えました。

その後もJリーグ専務理事として、Jリーグの発展に貢献するも徐々に病状が悪化。2003年には専務理事を辞任し、闘病生活を送っていた最中の訃報となりました。

川淵三郎・日本サッカー協会最高顧問からコメントが発表されています。

 

「言葉で言い表せないほどのショックを受けています。病と闘いながら不屈の精神でプロ化に取り組んだ功績は誰もが認めるところです。彼がいなかったらプロ化の機運が起こり得たか。そのことを思うと心からの敬意と感謝をささげなければなりません。ご冥福をお祈り申し上げます」

産経ニュース ーより引用

Jリーグ創設の立役者として、Jリーグを誰よりも近く、そして現場を離れたあとも見つめ続けた木之本興三氏。本当にありがとうございました。


[文/grape編集部]

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