サウジアラビアのサポーターが試合後に『ゴミ拾い』 日本のマナーを世界が見習う
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提供:産経新聞社

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2016年11月15日に行われたサッカーW杯アジア最終予選、日本vsサウジアラビア。清武選手や原口選手のゴールで、日本代表は2-1と勝利を収めました。
埼玉スタジアム2002で行われた、この試合。
試合終了後に、サウジアラビアのサポーターがゴミ拾いをする姿が見られ、大きな注目を集めています。
試合終了後のスタジアムは汚くて当たり前
実はサッカーの試合後、「スタジアムは汚くなるのが当たり前」というのが海外の常識です。
ヨーロッパでは、席でタバコが吸えるスタジアムが多いため、吸い殻をポイ捨てするのは当たり前で、食べ物や飲み物、パンフレットなどを放置して帰る人は多くいます。
そんなサッカー界の悪しき常識を打ち破ったのが日本人サポーター。
W杯初出場の1998年フランス大会から、負けたにも関わらず試合後にスタジアムの清掃をする姿が、海外メディアなどに報じられてきました。
2014年に行われたブラジルW杯でも、日本人サポーターがゴミ拾いをする姿が目撃され、称賛されています。
そして、日本人サポーター特有だった「試合後にスタジアムのゴミ拾いをする」という習慣が、海外にも影響を与え始めます。
なんとサウジアラビアのサポーターが試合後、スタジアムでゴミ拾いを始めたのです。
サウジアラビアのサポーターだって負けて悔しくないはずがありません。
しかし、そんな時でも、ゴミ拾いをしたサウジアラビアのサポーターに「敵ながらあっぱれ!」と称賛の声が寄せられています。
日本発信のゴミ拾いが海外のサポーターにも浸透して行くのはとても嬉しいこと。
もっと多くの国のサポーターに広がり、「ゴミ拾いをしたこと」が話題にならないくらい「当たり前のこと」になるといいですね!