入院中、1年ぶりの外出 おばあさんを見かけた女性は By - grape編集部 公開:2018-02-11 更新:2018-05-31 いい話おばあちゃん動画病気 Share Post LINE はてな コメント 出典:Darcel Raia ハワイのホノルル市の病院での、心温まる光景が話題になっています。 彼女の名前はリナガール・ランギさん。ハワイでラジオのDJやTVタレントをしている有名人です。 Quick selfie before we play. It's been months since we've jammed…I hope we remembered the chords!!LinaGirl Langiさんの投稿 2017年3月18日(土) リナガールさんはこの日、足首のねんざの治療で病院を訪れていました。 通りかかったリナガールさんに気が付いた病院の職員クリフさんが、彼女に声をかけます。クリフさんはこの病院に入院しているおばあさんと一緒に、病院の屋外エリアに座っていました。 足を止めてクリフさんと話を始めたリナガールさんは、そのおばあさんが重い病気で、長い間病室から出ることができなかったこと。またこの日、約1年ぶりに外へ出たことを知ります。 1年ぶりに太陽の下に出たおばあさんをお祝いしてあげたい リナガールさん:「今日が、おばあさんが1年ぶりに暖かい太陽を顔に浴びて、たくさんの行き交う人たちに囲まれた日だなんて…これはお祝いしてあげなくちゃ!」 リナガールさんはすぐに、自分の車の中にあったウクレレを取りに行きます。そしておばあさんのために歌い始めました。 するとおばあさんは、リナガールさんにこう伝えたのです。 おばあさん:「マウイ。私はマウイ島の出身なの!」 おばあさんは気管切開の手術をしていたため、話すことができません。しかし声は出なくても、口の動きでリナガールさんはちゃんと理解できたといいます。 リナガールさん:「マウイですね。ではマウイ島についての歌を歌うわ!」 Heading into to Kaiser to see my Granddaughter in ICU and I hear LinaGirl Langi singing to a patient there… She told…Darcel Raiaさんの投稿 2018年1月22日(月) リナガールさんの歌声に合わせて、体でリズムをとり始めるおばあさん。そして一緒に歌を口ずさみながら、フラの手の動きを始めます。きっとおばあさんは以前、フラを踊っていたのでしょう。 この様子を偶然見かけた人が感動して自身のFacebookにシェア。すると動画を見たおばあさんの娘さんから、感謝のコメントが寄せられました。 リナガールさん、私の母のために歌ってくれてありがとう。そしてクリフさん、母を外へ連れて行ってくれてありがとう。 見知らぬ人によって撮影された自分の動画が話題になっていることに、とても驚いているというリナガールさん。この出来事についてお話をうかがったところ、こう答えてくれました。 おばあさんが1年ぶりに外へ出たと聞いて、私は悲しみと喜びが入り混じった気持ちになりました。彼女が長い間病室から出られなかったことへの悲しみと、久しぶりに外へ出られたことへの喜びです。 私が歌い始めると、おばあさんが喜びにあふれた笑顔になりました。私はただ、おばあさんが1年ぶりに外に出られた日を幸せな日にしてあげたかったのです。 私たちは年配のかたがたを大切にしなくてはいけません。彼女たちは私たちに、たくさんのことを教えてくれるのですから! 音楽は人の心を癒し、元気にすることができます。またリナガールさんの優しさによって、おばあさんの心はとても温かくなったことでしょう。 おばあさんが元気になって、また楽しくフラを踊れるようになることを願います。 [文・構成/grape編集部] 快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。 ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。 出典 Darcel Raia/LinaGirl Langi Share Post LINE はてな コメント
ハワイのホノルル市の病院での、心温まる光景が話題になっています。
彼女の名前はリナガール・ランギさん。ハワイでラジオのDJやTVタレントをしている有名人です。
リナガールさんはこの日、足首のねんざの治療で病院を訪れていました。
通りかかったリナガールさんに気が付いた病院の職員クリフさんが、彼女に声をかけます。クリフさんはこの病院に入院しているおばあさんと一緒に、病院の屋外エリアに座っていました。
足を止めてクリフさんと話を始めたリナガールさんは、そのおばあさんが重い病気で、長い間病室から出ることができなかったこと。またこの日、約1年ぶりに外へ出たことを知ります。
1年ぶりに太陽の下に出たおばあさんをお祝いしてあげたい
リナガールさん:
「今日が、おばあさんが1年ぶりに暖かい太陽を顔に浴びて、たくさんの行き交う人たちに囲まれた日だなんて…これはお祝いしてあげなくちゃ!」
リナガールさんはすぐに、自分の車の中にあったウクレレを取りに行きます。そしておばあさんのために歌い始めました。
するとおばあさんは、リナガールさんにこう伝えたのです。
おばあさん:
「マウイ。私はマウイ島の出身なの!」
おばあさんは気管切開の手術をしていたため、話すことができません。しかし声は出なくても、口の動きでリナガールさんはちゃんと理解できたといいます。
リナガールさん:
「マウイですね。ではマウイ島についての歌を歌うわ!」
リナガールさんの歌声に合わせて、体でリズムをとり始めるおばあさん。そして一緒に歌を口ずさみながら、フラの手の動きを始めます。きっとおばあさんは以前、フラを踊っていたのでしょう。
この様子を偶然見かけた人が感動して自身のFacebookにシェア。すると動画を見たおばあさんの娘さんから、感謝のコメントが寄せられました。
リナガールさん、私の母のために歌ってくれてありがとう。そしてクリフさん、母を外へ連れて行ってくれてありがとう。
見知らぬ人によって撮影された自分の動画が話題になっていることに、とても驚いているというリナガールさん。この出来事についてお話をうかがったところ、こう答えてくれました。
おばあさんが1年ぶりに外へ出たと聞いて、私は悲しみと喜びが入り混じった気持ちになりました。彼女が長い間病室から出られなかったことへの悲しみと、久しぶりに外へ出られたことへの喜びです。
私が歌い始めると、おばあさんが喜びにあふれた笑顔になりました。私はただ、おばあさんが1年ぶりに外に出られた日を幸せな日にしてあげたかったのです。
私たちは年配のかたがたを大切にしなくてはいけません。彼女たちは私たちに、たくさんのことを教えてくれるのですから!
音楽は人の心を癒し、元気にすることができます。またリナガールさんの優しさによって、おばあさんの心はとても温かくなったことでしょう。
おばあさんが元気になって、また楽しくフラを踊れるようになることを願います。
[文・構成/grape編集部]