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すごくありがたいことだなって 稲垣吾郎、役所広司に怒られた過去明かす

By - grape編集部  公開:  更新:

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稲垣吾郎さんが2018年4月19日に放送されたバラエティ番組『ゴロウ・デラックス』(TBS系)で、ある大物俳優から怒られたエピソードを明かしました。

大先輩に対してすごい失礼なことをした

この回には女優の岩下志麻さんがゲスト出演。時代劇研究家の春日太一さんが岩下さんをインタビューした一冊『美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道』(文藝春秋)を、課題図書にしてトークを展開します。

その中で、岩下さんが語ったのは自分の役者としてのタイプ。出演作品の撮影現場では役に入り込むため、現場入りから役作りのために気持ちを作っていので、共演者と雑談がまったくできないのだそうです。

しかし、本番ギリギリまで話しかけてきて、本番になった途端スイッチが入る器用なタイプの共演者もいて、役作りのスタイルの違いに困惑したこともあったといいます。

稲垣さんも、岩下さん同様に現場では静かなタイプとのこと。ある時、役作りに関することで、大御所俳優から怒られてしまったといいます。

その大御所俳優とは、2004年公開の映画『笑の大学』で共演した役所広司さんです。

『笑の大学』の撮影を終えた後の打ち上げで注意を受けた内容について、稲垣さんはこのように話しています。

本番直前まで僕、下を向いていたんです、いつも。

「本番『よーい』」っていわれたら見つめ合ってなきゃダメなのに、スタート「カチンッ」って鳴った瞬間から僕は切り替わるタイプなので。

その前に見つめ合ってることがなんかこう、自分のリズムを作りづらくてというか。

「カチンッ」と鳴るまで、お互い見合うシーンなのに、ずっと下を向いていた。

(ただ)役所さんは「よーい」っていうぐらいからずっと僕のほうを見て、役に入り込んでそこから世界が始まるかただったので…。

ゴロウ・デラックス ーより引用

稲垣さんが本番直前まで下を向いていないとリズムが作りづらいのと同じように、役所さんは本番に入るタイミングでいきなり相手役と向き合うということにやりづらさがあったのでしょう。

大先輩に対してすごい失礼なことをしたなと思って…。

それを注意してくださったのも、すごくありがたいことだなって思ったんですよ。

ゴロウ・デラックス ーより引用

稲垣さんは、役所さんから注意を受けた時の心境を、正直に明かしました。

【世間の反応】

・役作りってそこまで少しの差でも違ってくるんだな。演技論は深いな。

・稲垣さんのようにみんながみんなスッと役に入れるわけじゃないだろうから、急に見られてもドキッとしそう。

・大先輩への申し訳なさが一番にくるのは、気遣いができる稲垣さんらしい。

・注意した役所さんも稲垣さんのためを思っていってくれてるのが分かる。

注意を受けて、真っ先に反省できる稲垣さんの純粋さが素晴らしいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
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