相手が強かったので… 高木美保、過去のセクハラ被害を涙ながらに告白 By - grape編集部 公開:2018-04-22 更新:2018-04-24 セクハラ Share Post LINE はてな コメント 女優の高木美保さんが、2018年4月19日に放送された情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演。 番組ではテレビ朝日の女性記者が福田淳一・財務省事務次官によるセクハラの被害を受けていた問題について取り上げ、高木さんも持論を展開しました。 高木さんが過去に受けたセクハラ被害を告白 セクハラ被害を受けていたテレビ朝日の女性記者は、そのことを上司に相談したそうです。ですが上司は「報道するのは難しい」と説明し、暗に黙認するような方向に説得してきたといいます。 しかし、これを表に出さなければ、今後もセクハラ被害が黙認され続けてしまいます。女性記者は勇気を振り絞り、週刊誌にこの事実を伝えたことで騒動が発覚しました。 高木さんはセクハラを相談された時のテレビ朝日の対応について、このように分析。 想定していなかったんだろうな。自分のところの記者が男性に取材に行って、こうやってセクハラを受けるということ。もしくは、想定する必要性を強く感じていなかった。 羽鳥慎一モーニングショー ーより引用 それを踏まえて、こう語りました。 世の中にはこんなこといくらでもあることは、誰でも承知なはずですね。 でしたら、自分の所の女性社員だって、対外的に仕事をしている社員はたくさんいるわけですよ。アナウンサーのかたでもそうであるし、技術スタッフでも。 そのことに対して、想定していなかった、あるいは想定することを重要と考えていなかったとは本当に残念だったと思いますが、でも、今回の記者会見でそこを改めていく意識は私は感じることはできた。 どの企業でもどの報道機関でも抱えているこの問題のお手本になるというか先陣を切って、こういったことの再発に対して鉄壁な対策をこれからして欲しい。 羽鳥慎一モーニングショー ーより引用 さらに、高木さんは涙を浮かべて実体験を明かしたうえで、女性記者の行動についてはこのように話しています。 私自身もセクハラを受けた経験って何度もあります。 私が昔、所属していた事務所というのは、やはり助けてはくれませんでした。相手が強かったので。 そうすると自分1人で戦うしかなかったんですね。 今回の女性記者が相談もなく新潮に連絡をしたことは会社の中では、問題なのかもしれませんが。気持ちとしては、それしかなかったよねっていうのはすごく分かります。 羽鳥慎一モーニングショー ーより引用 高木さんも、セクハラ被害を受けたことがあったというのです。 ただ、相手の立場が強かったことから今回の騒動同様に所属事務所はその事実を知りながらも、高木さんのことを守ってくれませんでした。 会社が守ってくれない以上、1人で騒動と向き合っていくしかない…自分自身も同じ境遇にあったこともあって、高木さんは女性記者が取った行動に理解を示していました。 女性記者の行動は、『1人の女性』として正しい決断だったのではないでしょうか。 【世間の反応】 ・やっぱり、会社が守ってあげないとダメだよね。 ・高木さんもセクハラ被害に悩まされてたのか。有名人という立場もあるし、週刊誌にもリークできなかったんだろうな。 ・芸能人も、セクハラ被害を打ち明けられない人は多そう。 ・被害者は声を上げるべきとは思うけど、実際に被害に遭ったらそう簡単にはいかないんだろう。 どんな業界であれ、ハラスメント被害を受けていても、相手が権力者であるなど、さまざまな理由から泣き寝入りしている人も多いでしょう。 安心して働きやすい労働環境が整備されることを、切に願うばかりです。 [文・構成/grape編集部] 出典 羽鳥慎一モーニングショー Share Post LINE はてな コメント
女優の高木美保さんが、2018年4月19日に放送された情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演。
番組ではテレビ朝日の女性記者が福田淳一・財務省事務次官によるセクハラの被害を受けていた問題について取り上げ、高木さんも持論を展開しました。
高木さんが過去に受けたセクハラ被害を告白
セクハラ被害を受けていたテレビ朝日の女性記者は、そのことを上司に相談したそうです。ですが上司は「報道するのは難しい」と説明し、暗に黙認するような方向に説得してきたといいます。
しかし、これを表に出さなければ、今後もセクハラ被害が黙認され続けてしまいます。女性記者は勇気を振り絞り、週刊誌にこの事実を伝えたことで騒動が発覚しました。
高木さんはセクハラを相談された時のテレビ朝日の対応について、このように分析。
それを踏まえて、こう語りました。
さらに、高木さんは涙を浮かべて実体験を明かしたうえで、女性記者の行動についてはこのように話しています。
高木さんも、セクハラ被害を受けたことがあったというのです。
ただ、相手の立場が強かったことから今回の騒動同様に所属事務所はその事実を知りながらも、高木さんのことを守ってくれませんでした。
会社が守ってくれない以上、1人で騒動と向き合っていくしかない…自分自身も同じ境遇にあったこともあって、高木さんは女性記者が取った行動に理解を示していました。
女性記者の行動は、『1人の女性』として正しい決断だったのではないでしょうか。
【世間の反応】
・やっぱり、会社が守ってあげないとダメだよね。
・高木さんもセクハラ被害に悩まされてたのか。有名人という立場もあるし、週刊誌にもリークできなかったんだろうな。
・芸能人も、セクハラ被害を打ち明けられない人は多そう。
・被害者は声を上げるべきとは思うけど、実際に被害に遭ったらそう簡単にはいかないんだろう。
どんな業界であれ、ハラスメント被害を受けていても、相手が権力者であるなど、さまざまな理由から泣き寝入りしている人も多いでしょう。
安心して働きやすい労働環境が整備されることを、切に願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]