遠野なぎこが、飲酒運転で不祥事を起こしたタレントに激怒 書籍で語られた過去が壮絶!
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ここ数年、バラエティ番組で自由奔放な恋愛観や毒舌で人気を博している、女優でタレントの遠野なぎこ(とおのなぎこ)さん。
時折垣間見える壮絶な過去や、現在の恋愛事情、ナゾの大ケガなど気になるエピソードの多い人物です。
遠野なぎこさんの過去や近況などについて、ご紹介します。
遠野なぎこってどんな人? 昔の活躍は?
遠野なぎこプロフィール
生年月日:1979年11月22日
出身地:東京都
血液型:O型
身長:164cm
所属:株式会社ワイルドビジョン
遠野なぎこ、女優として活躍
遠野なぎこさんは、1985年に子役として『鳥人戦隊ジェットマン』(テレビ朝日系)でデビューしました。その時は本名の『青木秋美』を名乗っています。
1994年に『遠野凪子』に芸名を改めています。
翌1995年、ドラマ『未成年』(TBS系)に出演し、いしだ壱成さん演じる主人公「ヒロ」に想いを寄せながら際どいこともする『カー子』こと安西加代子役を大胆に演じて話題に。
大きく注目を浴びたのは1999年のことです。NHK朝の連続ドラマ小説『すずらん』でヒロイン・常盤萌役に起用され、実直な女性像を伸びやかに演じました。
2001年には、映画『日本の黒い夏―冤罪―』で日本映画批評家協会新人賞を受賞しています。
その後、連続ドラマ『冬の輪舞』(東海テレビ)で主演を務め、舞台では、明治座『黒革の手帖』で 女性同士の壮絶なバトルを繰り広げるなど、遠野なぎこさんの演技力には定評があります。
2010年、芸名を現在の『遠野なぎこ』に改名したことをブログで発表しました。
バラエティ番組で新境地
2012年ごろにバラエティ番組に出演した際「男の人が大好き」「7股交際したことがある」などと仰天発言を連発。その後、バラエティ番組の出演が急増します!
バラエティ番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系)でレギュラーとなり、『アウト軍団』として現在も出演中です。
2018年4月23日に放送された情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に出演した際には、VTRで流れた愛猫を見て泣き崩れてしまったことも。
4、5日会っていなかっただけにも関わらず、泣いてしまったことに共演した武井壮さんは困惑。「うちの女子全員(女性共演者)はさびしいんだろうな」「誰か助けてください」と視聴者に助けを求めるほどでした。
そこで泣いちゃうの!? 遠野なぎこ、生放送中にまさかの号泣で武井壮も困惑
結婚するもスピード離婚
私生活では、2009年5月に会社員の男性と結婚するも1か月で別居、7月に離婚という『芸能界一のスピード離婚』という記録を樹立。
しかも2014年5月には、バー経営の男性と再婚するも、今度はわずか55日間で離婚してしまいます。最初の結婚で記録した芸能界最速離婚を、17日間早く更新する結果に!
離婚後の記者会見では、「家族が欲しくて、でも幸せのなりかたが分からない。すごくご迷惑おかけして、反省して大人として恥ずかしいけど、幸せになりたかっただけなんです…」と、大粒の涙を流しながら心境を語りました。
とはいえ、離婚後もこの男性とは交際を続けているとのことです。
遠野なぎこ 『ザ・因縁』で激怒
2019年12月20日放送のバラエティ番組『今夜解禁!ザ・因縁』(TBS系)に、遠野なぎこさんが出演。
以前、『グレートチキンパワーズ』として活躍し、2018年11月に道路交通法違反(酒気帯び運転)で逮捕された北原雅樹さんに、激怒する場面がありました。
2人は、1995年のドラマ『未成年』(TBS系)で共演した仲です。
しかし、だからこそ遠野なぎこさんは北原雅樹さんを許せなかったようで、このようにいい放ちます。
厳しい口調で語った遠野なぎこさん。さらに、北原雅樹さんについて「もともと感謝の気持ちが薄い。支えられているという自覚がない」と糾弾します。
それだけでなく、「芸能界っていろいろな不祥事を起こした人が復帰されますけど、悪いことした人たちが逃げられる場所じゃないんですよ」といった言葉を北原雅樹さんにぶつけました。
遠野なぎこさんの発言や姿勢は大きな反響を呼び、SNSにも数多くのコメントが上がっています。
遠野なぎこ 母の虐待、摂食障害を告白
2013年、遠野なぎこさんは自身初の自伝的小説を出版しました。タイトルは『一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ』。
一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ
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これは、遠野なぎこさんの母親との日々をつづったもので、その衝撃的な内容は多くの反響を呼びました。
もともと、出版社の編集者と飲み友達だった遠野なぎこさん。
「本を書いたら?」という依頼に対して「どうせ書くなら全部ぶっちゃけよう」と思ったようで、上がってきた内容に編集者もビックリしたとのこと。
「中途半端が嫌いだ」という遠野なぎこさんらしいエピソードです。
この本によると、お母さんは高校生の時になぎこさんを身ごもり、青森から夫と駆け落ちして、神奈川県川崎市に移って来たとのこと。
お母さんは女優になりたかったのですが、その夢は遠野なぎこさんが生まれたことにより、断念することになってしまいました。
※写真はイメージ
これが元で、お母さんは幼い妹と弟は可愛がるのに、長女の遠野なぎこさんにはとてもつらくあたっていたそうです。
そもそも、遠野なぎこさんが子役として児童劇団に入ったのも、女優になりたかったお母さんの夢を叶えるためでもありました。
遠野なぎこさんは母親の愛が欲しいままに、望んでもいない女優になり、その陰で常に実の母親からひどい接しかたをされていたのです。
ドラマ『未成年』に出演したころには、痩せるために「吐く」ことをお母さんからアドバイスされ、その結果摂食障害になってしまいました。
この時のダメージは成人してからも続き、遠野なぎこさんは長い間苦しみ続けることになります。
※写真はイメージ
2014年4月5日には2冊目の書籍『摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。』を出版し、摂食障害に苦しんだ日々のことをさらに詳しく打ち明けました。
摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。
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『7股交際』など多くの人の愛を一度に求め、結婚しても長続きしないのも、摂食障害で苦しんだのも、すべては母親との確執が大きな要因になったようです。
2冊目の書籍を出版した当時には、『母の焼身自殺の真相』という衝撃的なタイトルの記事がブログに掲載されました。
遠野なぎこさんの母親が焼身自殺を図ったという週刊誌の記事について、語られた内容です。遠野なぎこさんはこの時点でお母さんと絶縁状態にあったので、すべて事務所からの伝聞ですが、焼身自殺はまったくのデマだったようです。
遠野なぎこさんがすべてをぶちまけた直後だっただけに、憶測が大きくなってしまったのかもしれません。
そんな彼女も、本を2冊出版して思いを吐き出したことや、2人目のパートナーと出会ったころから摂食障害は改善しつつあるといいます。
離婚後もまだ一緒にいるのは、遠野なぎこさんにとってようやく、本当に安らげる人と出会えたということでしょうか。
遠野なぎこの現在は?
涙で女優の貫録を見せつける!
2019年1月30日放送のバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ系)に出演した遠野なぎこさんは、「1時間に1回泣かないといけない生活、泣けるアイテムが充実していてもしんどい説」というコーナーに女優代表として挑戦しました。
その「説」とは、遠野なぎこさん、光浦靖子さん、ザブングルの加藤歩さん、元国会議員の宮崎謙介さんがそれぞれ別々の部屋に入り、毎時ジャストから5分以内に涙を流すというもの。涙を流すグッズは各自で用意し、涙を流せなかったら失格となります。
遠野さんはハリウッド版ハチ公物語『HACHI』のDVDと、絵本『いつでも会える』を持参してスタート!
ほかのチャレンジャーが次々に脱落する中、遠野なぎこさんはただ1人だけ、1時間に1回、それも20秒以内に泣くという快挙を24時間繰り返して見事クリア!「さすが女優」といった貫録を見せつけました。
自宅で酔って謎の大ケガ
また、同日放送の夜の『バラいろダンディ』には、顔がアザだらけの状態で生出演。
どうやら自宅でお酒を飲んでいて、どこかで転んだようなのですが、本人はまったく記憶がないとのことです。
顔に大きなアザがあるのにメイクで隠そうにも痛みでできず、やむなくスッピンにメガネをかけて出演。相当な重症だったようです。
数日後にはブログでもこんな風に語っています。
ブログには心配する声が殺到すると同時に、「自宅で1人で飲め」「人から危害を加えられるのは普通じゃない(実際は自宅で飲んでいて、自分でケガをした)」といった的外れなツッコミも多く、遠野なぎこさんは「事実誤認だ」と反論を繰り返していました。
遠野なぎこ 『ルパンの娘』での活躍が話題に
遠野なぎこさんは2019年7月~9月まで放送されたドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)に、場末のスナックのママ・薄井佐知役で出演しました。
出演することが決まった時は「嬉しくて過呼吸ぎみになり、具合が悪くなった」といい、その嬉しい気持ちが演技に表れたのか、視聴者からは好評となっています。
驚くようなエピソードが多い遠野なぎこさん。バラエティ番組やドラマなどで、これからも注目されていくのでしょう。今後の活躍が楽しみですね!
[文・構成/grape編集部]