『カメラを止めるな!』秋山ゆずきと長屋和彰が再共演 オーディオブックに初挑戦
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GACKT「キミは誰かから嫌われてない」 続く言葉に「腑に落ちた」「心が軽くなった」の声GACKTさんが、心のバランスを崩しそうな人へ送った言葉は?ネット上で反響が上がっています。
成田凌「嫌な感じだった」 仲の悪かった同い年の俳優を実名告白仲が悪かったという成田凌さんと、間宮祥太朗さん、今では仲が良く、現場での対応にいじめを疑った成田さんが、間宮さんに相談すると?
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2017年に公開され、SNSなどの口コミを中心に大ヒットを記録した、上田慎一郎監督の映画作品『カメラを止めるな』。
監督&俳優養成スクール・ENBUゼミナールの『シネマプロジェクト』第7弾作品として制作された本作品は、2017年11月に行われた6日間限定の先行上映で反響を呼び、チケットが完売する事態になりました。
その後、『第42回日本アカデミー賞』で作品部門における話題賞を受賞するなど、国内外で話題をさらっています。
【カメラを止めるな! あらすじ】
山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた、とある自主映画の撮影隊。『本物』を求める厳しい監督はなかなか俳優たちにOKを出さず、何度も撮影を繰り返していた。
そんな中、本物のゾンビが撮影隊を襲いかかって…。
映画『カメラを止めるな!』の舞台あいさつ
カメラを止めることなく、37分間にわたるワンカットで送られる物語の大胆な構造が「斬新で面白い!」と、多くのファンの心をつかみました。
また、『カメラを止めるな!』が話題になった理由の1つに、オーディションで選ばれた無名の俳優たちを起用し、映画作りに挑んだことが挙げられます。
『カメラを止めるな!』のメインキャストを務めた俳優の長屋和彰さんや、同作品のヒロインを演じた女優の秋山ゆずきさんも、本作品をキッカケにブレイクを果たしました。
そんな長屋和彰さんと秋山ゆずきさんが、『カメラを止めるな!』以来に共演するということで注目を浴びています。
『カメラを止めるな!』の長屋和彰と秋山ゆずきが嶽本野ばらの『ミシン』で朗読に挑戦
長屋和彰さんと秋山ゆずきさんが再びタッグを組んで挑戦するのは、書籍の音声データを耳で聴いて楽しむことができる『オーディオブック』の朗読。
「読書は苦手…」「どうせなら好きな俳優や声優の声で、物語を味わいたい」という人を中心に、通勤時間などのすき間時間を楽しむアイテムとして人気を博しています。
オーディオブックは聴く本 月額750円で聴き放題『audiobook.jp』がおすすめ
2人が演じることになったのは、作家やエッセイストとして活躍する嶽本野ばら(たけもと・のばら)さんのデビュー作『ミシン』です。
処女作品集にして、ベストセラーにもなった嶽本野ばらのデビュー作『ミシン』には、表題作『ミシン』と『世界の終わりという名の雑貨店』の短編2作品が収録されています。
【ミシン あらすじ】
主人公は、『MILK』の洋服を着こなすカリスマ・ヴォーカリストのミシンに恋する少女。少女期特有の、純粋な愛情と執着心を描いた表題作。
※写真はイメージ
ミシン (小学館文庫 た 1-4)
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純粋な愛情が過激なものへと変わりゆく少女の物語を朗読したのは、『カメラを止めるな!』のヒロインを務めた秋山ゆずきさん。
秋山ゆずきさんのリンと鳴るような可憐な声音で繰り広げられる少女の独白は、聴く人を一気に物語の世界へと引き込みます。
長屋和彰・秋山ゆずき朗読 オーディオブック『ミシン』はこちら
『カメラを止めるな!』で演じた、明るく天真らんまんなキャラクターとはまた違う魅力を持つ少女を演じる秋山ゆずきさんの朗読に注目したいですね。
また、もう1つの名作と呼ばれる嶽本野ばらさんの作品『世界の終わりという名の雑貨店』を、長屋和彰さんと秋山ゆずきさんの2人で朗読します。
【世界の終わりという名の雑貨店 あらすじ】
雑貨店の店主を務める孤独な青年と、心に病を持つ少女の共通点は、『Vivienne Westwood』の洋服を愛していること。
運命的な出会いを果たした2人は、はかない逃避行に旅立つ…。
孤独な思いを抱えた青年を演じる長屋和彰さん。長屋和彰さんは、今回の朗読で自身が演じた登場人物について、「共感する点が多くて演じやすい」と感じたのだそうです。
コメディータッチな作風の『カメラを止めるな!』とはガラリと異なる、美しくプラトニックで切ない世界観を2人はどのように再現したのでしょう。実際に聴いてチェックしてみてくださいね!
長屋和彰・秋山ゆずき朗読 オーディオブック『ミシン』はこちら
『カメラを止めるな!』の長屋和彰と秋山ゆずきが語る『オーディオブック』への思い
共に『オーディオブック』を朗読することが初挑戦となる、長屋和彰さんと秋山ゆずきさん。
『オーディオブック』を朗読した感想や、演じた作品『ミシン』に対する思いをそれぞれ語りました。
――『オーディオブック』を朗読することになった時の気持ちや印象は?
秋山ゆずきさん:
耳で本を聴ける『オーディオブック』に、ずっと興味がありました。去年の秋あたりに話題になっていたので、あるとき「オーディオブックをやってみたい」とツイートしてみたんです。そしたら、本当に叶ったので驚きました!でも、ずっと挑戦してみたかったので、すごく嬉しかったです。
長屋和彰さん:
朗読の経験がなかったので、難しそうだなと思いました。映画でアフレコのお仕事をすることはありましたが、本当にそのくらいですね。
――それぞれが演じた役に共感できる部分や、自分とは違うと感じた点は?
長屋和彰さん:
同じ経験があるわけではないですが、僕が演じた主人公の役にはかなり共感できました。
秋山ゆずきさん:
私も、長屋さんが読むと聞いたとき「すごくぴったり!」と思いました。長屋さん、雑貨店もやってそうだし、何となく似てるなーって。
長屋和彰さん:
キャラクター作りは、わりとすんなり入れたと思います。映画でも演じてみたいと思うくらい抵抗がなくて、声もイメージしやすかったです。逆に、相手の女の子の役をゆずきちゃんが演じると聞いた時、「この役をゆずきちゃん!?」とびっくりしました。(笑)
秋山ゆずきさん:
私も!(笑)共感できる部分がほとんどなくて、真逆のキャラクターだったので…。私にない部分満載でした。だから、難しかったですね。
長屋和彰さん:
でも、さっき少しだけゆずきちゃんの朗読箇所を聴いたのですが、完璧でした!
――今回の『オーディオブック』の聴きどころは?
長屋和彰さん:
朗読は今回が初めてだったので、優しい心で聴いてほしいです。(笑)作品そのものがすごく面白いですし、収録されている2作品とも短編で聞きやすいと思うので、ぜひ聴いてみてください。
秋山ゆずきさん:『ミシン』自体、すごく面白くて続きが気になる作品なので、物語をじっくり聴いて楽しんでほしいです。朗読は今回が初めてなので、皆さんにお聴きいただくのがドキドキです。長屋さんと共演するのは『カメ止め』以来なので、そこも楽しんで聴いていただけたらと思います!
長屋和彰さんと秋山ゆずきさんが実際に朗読するところや、『オーディオブック』に対する2人のインタビューを動画で楽しみたい人は、こちらの動画をご覧ください。
長屋和彰・秋山ゆずき朗読 オーディオブック『ミシン』はこちら
『カメラを止めるな!』の長屋和彰と秋山ゆずきが朗読した『ミシン』に、作者・嶽本野ばらの反応は?
代表作『下妻物語』や『エミリー』『ロリヰタ。』などで知られる嶽本野ばらさん。
著者である嶽本野ばらさんも、自身のTwitterで長屋和彰さんと秋山ゆずきさんが朗読したオーディオブック『ミシン』『世界の終わりという名の雑貨店』を聴き、「泣いてしまった」と感想を投稿しています。
嶽本野ばらさんも絶賛の、長屋和彰さんと秋山ゆずきさんによる『オーディオブック』をぜひ聴いてみてください。
長屋和彰・秋山ゆずき朗読 オーディオブック『ミシン』はこちら