なぜこんなことを 家具の不法投棄かと思ったら そこにいたものに目を疑う
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
アメリカ・ミシシッピ州で動物保護シェルターの職員をしているシャロンさん。彼女はある日、「道路に捨てられた犬がいる」という通報を受けて現場に向かいました。
そこで彼女が目にしたのは道路脇に不法投棄されたソファとテレビ。そのソファの上に1匹の犬が座っていたのです。
状況から判断すると、何者かが家具と一緒に犬を捨てていったものと思われました。
犬はガリガリにやせ細っていました。おそらく何日間も飲まず食わずで、じっとその場所で飼い主を待っていたのでしょう。
ウェブメディア『The Dodo』によると、犬はシャロンさんが近づくと怖がる様子もなく、もらったドッグフードを嬉しそうに食べていたといいます。
彼女が犬を車に乗せた後も、しっぽをブンブン振って喜んでいたのだとか。
きっと自分を助けに来てくれたということが分かっているのでしょう。
シャロンさんは犬の写真をシェルターのFacebookに投稿。
犬を捨てた飼い主に向けて怒りのメッセージをつづりました。
このソファを捨てた人へ。あなたの犬はあなたが戻ってくるのを待っていました…少しずつ飢えていきながら。
なぜならこの犬はソファから離れて食べ物を探しに行くことを恐れていたのです。
恥を知りなさい。あなたがこの犬にしたことに。いつの日かこの報いがあなたの元に返ってくることでしょう。
写真を見る限り、犬が捨てられていた場所は人通りがないように見えます。また、通りかかる車からはソファの上に座っている犬の姿はよく見えないかもしれません。
そのため、犬が発見されるまでに何日もかかってしまったのでしょう。
犬は『レイジー・ボーイ・ガストン』(犬が座っていたソファが『レイジーボーイ』と呼ばれるタイプ)と名付けられ、非営利の動物保護団体に移されました。
現在はフォスターファミリーの元で、大切に世話をされているということです。
彼の飼い主がなぜソファやテレビと一緒に犬を捨てたのか…その理由は分かりません。
しかしそのせいで、レイジー・ボーイ・ガストンは「ここで待っていれば飼い主が戻ってくるかもしれない」と期待し、ソファから離れて水や食べ物を探すことも、人通りの多いところへ行くこともできなかったのです。
なぜ自分がこの場所にいるのか…なぜ飼い主は迎えに来てくれないのか…きっと彼は困惑しながら、何日もさびしい夜を過ごしたはずです。
そんなレイジー・ボーイ・ガストンの気持ちを想像すると、かわいそうで胸が張り裂けそうになります。
すでにシェルターには「この犬を家族に迎えたい」という多くの問い合わせが来ているということです。
彼が心に負った傷が、新しい優しい家族との生活で癒され、残りの犬生を幸せに過ごしていけるように願わずにいられません。
[文・構成/grape編集部]