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大村崑は80代でライザップ! 相撲が好きすぎる

By - grape編集部  公開:  更新:

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大村崑

大村崑(おおむらこん)さんといえば、眼鏡とチャーミングな表情がトレードマークのコメディ俳優。80代後半となった現在も、変わらない雰囲気で若々しく活動を続けています。

そんな大村崑さんの出演作品や、相撲観戦やライザップなど、話題となったエピソードをご紹介します。

大村崑が出演した作品

大村崑さんのTVデビュー作品は、1958年放送のドラマ『やりくりアパート』(大阪テレビ放送・現朝日放送テレビ)。大阪の下町にあるアパート・なにわ荘の住人たちが繰り広げる騒動を描いた、喜劇作品です。大村崑さんが演じたのは、アパートに住む学生・コンちゃん。番組は、視聴率50%を叩き出すほどヒットし、大村崑さんも一躍人気者となりました。

その後、『細うで繁盛記』(よみうりテレビ)など、『やりくりアパート』の脚本家・花登筺さんが脚本を手掛けたドラマに続けて出演。大村崑さんの人気は不動のものに。現在に至るまで、数々のコメディドラマや時代劇、刑事ドラマなどに出演しています。

また、『ガメラ対大悪獣ギロン』『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』など、映画にも多数出演。CMに登場することも多く、中でも大塚製薬・オロナミンCのCMは大村崑さんの代表作です。「元気はつらつ!」「嬉しいと眼鏡が落ちる」というコピーと、ズレた眼鏡のとぼけた表情がブームとなりました。

大村崑がNHK大河ドラマ『西郷どん』に出演

大村崑さんは、2018年のNHK大河ドラマ『西郷どん(せごどん)』(NHK)にも出演。当時86歳で、NHK大河ドラマ史上最高齢出演だと話題になりました。

『西郷どん』は、薩摩の下級武士の家に生まれた西郷隆盛が、明治維新のキーパーソンに成り上がった末、仲間とたもとを分かって最期を迎えるまでを描いた物語。大村崑さんは、西郷隆盛の祖父・龍右衛門を演じ、白髪に白ヒゲのどこか愛嬌のある侍姿を見せました。

NHKから出演の打診があった時には、年齢のこともあり、ドッキリを疑ったという大村崑さん。真夏に行われた撮影では、ラフな格好で稽古する若手を見て、自分が手本にならなければと奮起。白いかすりに扇子、カンカン帽、下駄履きといういでたちで稽古に臨んだ、ということもあったようです。それを見た出演者たちも、着物で稽古に参加するようになり、みんなが引き締まったとプロデューサーに感謝されたのだとか。大村崑さんのおしゃれな着物姿が、目に浮かぶようなエピソードです。

 撮影は夏の盛りでした。稽古の時、若い人はやぶけたジーンズとか海水浴から帰ってきたような格好だった。松坂慶子さんとかは浴衣を着てはったけど。これは俺が見せなあかんと思ったんで、白のかすりを着て扇子をさしてカンカン帽かぶって下駄をはいて「おはよう」とみんなに声を掛けた。見慣れない格好やったのか驚いてた。

デイリースポーツ online ーより引用

大村崑は人気シリーズ『赤い霊柩車』にレギュラー出演

山村美紗サスペンス『赤い霊柩車』(フジテレビ系)は、片平なぎささん演じる葬儀社の社長・明子と、神田正輝さん演じる、明子の婚約者で医師の春彦が、事件を解明する人気のドラマシリーズ。1992年放送の第1作から2018年に放送された最新作まで、26年間・37作品続く長寿作品です。大村崑さんは、第1話から本作に出演。葬儀社の社員役を演じ、同僚役の山村紅葉さんとともに、作品にコミカルな味を加えています。

大村崑さんは、自身の葬儀では赤い霊柩車に迎えに来てもらうと語るほど、本作に愛着があるよう。これからも元気に、出演を重ねてほしいですね。

大村崑は『ごはんですよ!』のモデル?

のり佃煮『ごはんですよ!』のCMに出てくるメガネをかけたキャラクターについて、「大村崑さんがモデルなの?」といった声がたびたび上がります。

しかし、『ごはんですよ!』のモデルは大村崑さんではなく、俳優や演出家として活躍した三木のり平さんです。

2人とも、メガネが特徴であることから混同されてしまったのでしょうね。

大村崑が87歳にしてライザップに挑戦

大河ドラマへの出演など、注目を集め続ける大村崑さん。2018年5月からライザップに通っていることでも話題となりました。

大村崑さんがライザップに通うようになったきっかけは、妻から強くすすめられたこと。梅沢富美男さん出演のCMを見た妻から、「行ってきなさい!」とハッパをかけられたのだそうです。

ライザップに通い始める前から健康には気を使い、ジムやトレーニングマシンでの運動を欠かさなかったという大村崑さん。しかし、お腹回りが徐々にサイズアップするのを止められず、『赤い霊柩車』シリーズの石原葬儀社のジャンパーも、スタッフ2人がかりでジッパーを上げなければならないほどになっていたといいます。

ライザップ通いを始めてからの変化は目覚ましく、2か月で体重10㎏、ウエスト9㎝の減量に成功。その変化は、Facebookを見た友人から病気を患っているのでは、と心配されるほどです。肉体改造に成功してからもライザップに通い続け、健康のための筋肉づくりを続けているという大村崑さん。いずれライザップのCMに出演して、自費で通った費用の回収を狙っているそうですよ。

大村崑さんは、自身の今後について「100歳まで仕事をやる」と語ったことも。これからも健康な体づくりを続けて、100歳目指して頑張ってほしいですね。

大村崑は相撲好き!相撲中継に映り込むことも!?

大の相撲好きであることでも知られる大村崑さん。相撲を観戦する時には、前から3番目までの席に座り、中継に映り込んでアピールするのがルールなのだそうです。ツイッターでも、相撲中継に映り込む大村崑さんの目撃情報が、多数上がっています。

・客席のど真ん中に大村崑がいて取り組みどころではない。

・たまたま相撲中継が目に入ったんだけど、大村崑映り込んだよね?

・たまに相撲見ると大村崑がよくいる。

・九州場所の客席に大村崑を発見。

・相撲中継に映る大村崑さん。元気そうで何より。

・また大村崑が相撲見てる。昨日も見てた。

大村崑さんは、相撲観戦時のファッションにもこだわりがあるよう。白シャツに原色のシャツで存在を主張するのが大村さん流なのだそうです。2018年に出演したTV番組では、相撲観戦のためのシャツを5色新調したと明かしたことも。相撲中継を視聴すれば、砂かぶり席に座る目立つシャツ姿の大村崑さんを、見つけられるかもしれませんね。

大村崑の現在・これから

大村崑さんは現在、舞台やTVドラマに出演するかたわら、全国のさまざまな場所で、健康や人生などをテーマにしたトークショーを開催しています。

また、妻と共に唄とおしゃべりを届ける『YOKON SHOW』も、好評。年齢を感じさせないほど、元気に活動しています。

これからも、大村崑さんの活躍に期待しましょう。

大村崑 プロフィール

生年月日:1931年11月1日
出身地:兵庫県
血液型:O型

1958年、『やりくりアパート』でTVデビュー。人気コメディ俳優となる。1959年、劇団『笑いの王国』を結成し、座長を務める。以後、ドラマや映画、CMに多数出演。2018年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』に史上最高齢で出演し、話題に。現在は舞台やTV出演のほか、講演活動も展開中。


[文・構成/grape編集部]

出典
デイリースポーツ online

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