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國村隼が有村架純とキス!? 『ブラック・レイン』や『アウトレイジ』で活躍!

By - grape編集部  公開:  更新:

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俳優として活躍している國村隼(くにむらじゅん)さん。「渋かっこいい」と評判で、すぐれた演技力と独特の存在感で、男女問わず多くの人から支持されています。

そんな國村隼さんの出演作や有村架純さんとの共演、これからの活躍といった、さまざまな情報をご紹介します!

國村隼の作品 『ブラック・レイン』が出世作

國村隼さんは熊本に生まれて大阪で育ちます。兄弟はおらず、1人っ子でした。小学校2年生からは大阪・富田林市で暮らしています。

親が車のディーラーを営んでいた関係で車好きになった國村隼さんは、エンジニアを目指して地元の高専へ通うことに。しかし、自身がエンジニアに向いていないことを悟り、中退しました。中退後はバイトに明け暮れる日々を送ります。

転機となったのは、小学校の同級生から劇団のオーディションへ誘われたことです。養成所に入り、演劇に打ち込んでいると映画『ガキ帝国』への出演が決まりました。

同作は1981年の公開で映画監督の井筒和幸さんが手がけた作品です。國村隼さんは同作での苦労を、「相手が不良の上に本気で殴ってくる」と語っていました。

國村隼、『ブラック・レイン』で松田優作と共演

國村隼さんは、俳優として過ごすうちに第2の転機を迎えます。映画『ブラック・レイン』への出演でした。

同作はリドリー・スコット監督の作品で、大阪でロケが行われています。國村隼さんは仕事相手から「(ブラック・レインの)オーディションの現場まで連れてってやるから後はお前次第だ」と送り出され、見事出演を勝ち取りました。

國村隼さんが演じた役は佐藤の子分・吉本です。佐藤は名優・松田優作さんが務めました。同作は松田優作さんの遺作となった作品です。

国際的に注目された國村隼さんは、香港映画『ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌』や『キル・ビル VOL.1』に出演。『キル・ビル VOL.1』では、ヤクザの親分役として異彩を放っています。

韓国映画『哭声/コクソン』では、鬼気迫った演技で『第37回青龍映画賞』を受賞しました。同賞は韓国でもっとも権威ある賞といわれています。

邦画では『アウトレイジ』が有名

国内の映画では北野武監督がメガホンを取った『アウトレイジ』が有名でしょう。アクションとバイオレンス満ちあふれる作品で國村隼さんが務めたのは池元組・組長の池元です。

バイオレンス映画ばかりではなく、映画『かぞくいろ -RAILWAYS わたしたちの出発-』では、ベテランの鉄道運転士で孫と嫁を見守る役を演じています。

また、國村隼さんは主演映画『萌の朱雀』で、『カンヌ国際映画祭 カメラド-ル』という栄冠に輝きました。同作は映画監督・河瀨直美さんの作品で、奈良県を舞台にトンネル開通を巡る人間模様を描いています。

國村隼さんが演じたのは林業で暮らす田原孝三役でした。田原孝三は、挫折しつつもカメラを持って何かをつかもうとします。國村隼さんは難役を演じて高い評価を得ました。

NHKを始めとしてドラマに欠かせない存在に

國村隼さんは映画だけでなくドラマでも活躍しています。連続テレビ小説『芋たこなんきん』(NHK)では、徳永健次郎役を務めました。主人公の町子の夫として公演し、大好評を得ています。

NHKドラマでは、『はじまりの歌』や『行列48時間』といった数々の作品に出演。BS時代劇『雲霧仁左衛門』シリーズでは安部式部役を務めました。

『雲霧仁左衛門』は『鬼平犯科帳』で知られる作家・池波正太郎さんの同名小説のドラマ化です。

國村隼さん演じる安部式部は主人公・雲霧仁左衛門を捕えようとする火付盗賊改方の長官でした。

國村隼が有村架純とキス!!

2013年に放送されたドラマ『スターマン・この星の恋』(フジテレビ系)では、俳優・有村架純さんとのキスシーンが話題となりました。

同作で國村隼さんと有村架純さんは同僚同士の役を演じています。キスシーンでは、ネット上でもさまざまな意見が上がっていました。

・本気でずるい。

・衝撃ドラマシーン。やめてー。

・役得だ。

國村隼とフライフィッシング 

※写真はイメージ

國村隼さんは、2017年3月7日放送のトーク番組『チマタの噺』(テレビ東京系)に出演しています。同じ大阪出身のMC笑福亭鶴瓶さんとトークを繰り広げました。

麻雀が好きだという笑福亭鶴瓶さんは、國村隼さんの趣味をたずねます。國村隼さんはフライフィッシングが好きだと答えました。

フライフィッシングは、疑似餌を使った釣りのことです。國村隼さんは疑似餌を作るのに「ハマって」いるのだそうで、どのように作るか次のように語りました。

カゲロウとかをイミテートした、あの、鳥の毛とかでちっちゃな針に巻いて、ちまちましたことですけど、それは(中略)夜通し作りますよ。

チマタの噺 ーより引用

國村隼さんは手づくりの疑似餌をもって、富士山の近くで釣りを楽しむといいます。

國村隼の現在・これから

國村隼さんは、2019年公開の映画『アルキメデスの大戦』に海軍中将・永野修身役で出演します。同作は太平洋戦争の時代に製作された戦艦・大和を巡る物語。

原作は漫画『ドラゴン桜』で知られる三田紀房さんの同名作品です。國村隼さん演じる永野修身は、主人公たちと『戦艦大和建造』を止めようとする役回りでした。

また、同年9月公開の映画『タロウのバカ』に小田役として出演します。同作は映画『日日是好日』を制作した映画監督大森立嗣さんがメガホンをとりました。

國村隼さんは、高い演技力と替えのない存在感で、素晴らしいキャリアを積み上げてきました。これからも数々の作品で輝き続けることでしょう。國村隼さんのこれからに期待が集まっています。

國村隼 プロフィール

生年月日:1955年11月16日
出身地:大阪府大阪市(出生地と本籍は熊本県)
血液型:A型

エンジニアをあきらめてから20歳で劇団の養成所に入る。デビューは1981年の映画『ガキ帝国』。若い頃は苦労したが、映画『ブラック・レイン』で存在感を認められ、海外の映画に出演するようになる。海外映画では『キル・ビル VOL.1』や『哭声/コクソン』が有名。国内作品も数多いが、『アウトレイジ』や『萌の朱雀』で知られる。『萌の朱雀』では、日本人初のカンヌ映画祭カメラドール賞に輝いた。


[文・構成/grape編集部]

出典
映画『かぞくいろーRAILWAYS わたしたちの出発ー』TVCM 節夫篇 1,643 回視聴チマタの噺映画『アルキメデスの大戦』予告【7月26日(金)公開】

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