橋本さとしは『リメンバー・ミー』で吹き替えを担当! 『西城秀樹風』の画像を投稿し、話題に
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人気の劇団『劇団☆新感線』出身で、俳優や声優、ナレーターと、幅広く活躍している橋本さとし(はしもとさとし)さん。
ドラマや映画への出演も多く、最近では、ディズニー映画の吹き替え声優を務め、話題となりました。
そんな橋本さとしさんが担当した映画の吹き替えについてや、公式SNS、過去の出演作品やラジオ番組など、さまざまな情報をご紹介します。
橋本さとしが『西城秀樹風』の画像をツイッターに投稿し話題に
2015年7月、橋本さとしさんが自身のツイッターに、白いパンツと袖に長いフリンジが付いた白いシャツという西城秀樹(さいじょうひでき)さん風の出で立ちの写真を投稿し、話題となりました。
このつぶやきは、橋本さとしさんが石井一孝(いしいかずたか)さん、岸祐二(きしゆうじ)さんとともに開催したコンサート『Mon STARS Concert』が、盛況のうちに千秋楽を迎えたことへの喜びを表現したもの。
3人は、2011年にミュージカル『三銃士』で共演。所属事務所も同じキューブであるという縁から、ユニット『Mon STARS』を結成し、コンサートを開催しました。
コンサートでは、ミュージカル『三銃士』のナンバーの替え歌を披露したほか、橋本さとしさんが西城秀樹さんの代表曲『傷だらけのローラ』を熱唱する一幕も。
その流れから、『秀樹風ツイート』が飛び出したというわけです。
橋本さとしさんは、音楽劇『ROCK TO THE FUTURE』で西城秀樹さんと共演したこともあり、特別な思い入れがあるよう。2019年4月のツイートでは、西城秀樹さんについて、次のような言葉を投稿しています。
橋本さとしは『リメンバー・ミー』でデラクルスの吹き替えを担当
橋本さとしさんは、2018年公開のディズニー/ピクサー映画『リメンバー・ミー』で、悪役・エルネスト・デラクルスの吹き替えを担当しています。
『リメンバー・ミー』MovieNEX 予告編
本作は、メキシコ版のお盆ともいうべき祝祭日『死者の日』を題材とした物語。『第75回ゴールデン・グローブ賞』の作品賞(アニメーション部門)をはじめ、30以上の賞を獲得した名作です。
橋本さとしさん演じるデラクルスは、死者の国の住人。生前に名曲『リメンバー・ミー』がヒットし「チャンスをつかめ!」が決めゼリフの、主人公・ミゲルが憧れる伝説のミュージシャンです。
物語の舞台となっている町には、悲劇的な死を遂げたデラクルスをリスペクトするミュージシャンが集い、町は音楽であふれています。
橋本さとしさんは劇中で、死者となってもなおカリスマ的な魅力を発揮し続けるデラクルスにふさわしい歌声を披露しました。
映画を見たファンからは、橋本さとしさんの演技を絶賛する声が。その中には「実写キャストに」と望む声もあるなど、デラクルスは橋本さとしさんのハマリ役となったようです。
・橋本さとしさんのデラクルスが最高すぎて何度見ても楽しい。
・橋本さとしさんには、デラクルスを実写でやっていただきたい!!
・デラクルスって悪いヤツだけど、いい声なんだよね~。
・デラクルスの歌を聞くたびに、「橋本さとしさん最高か」ってなる。歌うまい。
橋本さとしのラジオが人気
橋本さとしさんは、2019年2月から、ラジオ番組『ネッツトヨタ南海presents 橋本さとしの踊る!ヴィッツな夜』(FM OH!)で、パーソナリティを務めていました。
ドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)などの番組でナレーションも担当している橋本さとしさん。耳に心地いい声や、やわらかい関西弁の語り口に癒されていたリスナーは多かったよう。
ときおり飛び出す仕事の裏話や天然ボケも、ファンを楽しませていました。
放送を開始した当初は深夜に放送されていた『ネッツトヨタ南海presents 橋本さとしの踊る!ヴィッツな夜』。2019年4月からは時間が夕方に繰り上げられ、当初の予定を延長する形で放送が継続されました。
しかし、2019年6月末、惜しまれつつ放送を終了しました。
橋本さとしは『トリック』など多くのドラマや映画、舞台で活躍
声優やラジオ、ナレーションなど、声の仕事が多い橋本さとしさんは、ドラマや映画、舞台など、俳優としての仕事も多くこなしています。
2011年には香取慎吾(かとりしんご)さん主演の月9ドラマ『幸せになろうよ』(フジテレビ系)に出演。香取慎吾さんが勤める会社の所長役を演じました。
2015年放送のドラマ『下町ロケット』(TBS系)には、佃製作所に損害賠償請求を仕掛けるライバル企業・ナカジマ工業の、企画部法務グループマネージャー・三田公康役で出演。憎らしい悪役を好演しています。
また、2018年放送のドラマ『ブラックペアン』(TBS系)では、佐伯教授に忠誠を誓う准教授・黒崎誠一郎役を演じました。
この時の橋本さとしさんは、黒ぶち眼鏡に白衣のお堅い医師という役柄。演技の幅の広さがうかがえますね。
ほかにも、大河ドラマ『平清盛』(NHK)や『救命病棟24時』(フジテレビ系)、『TRICK(トリック)』(テレビ朝日系)など多くのドラマに出演。
映画でも『ホワイトアウト』、『舞妓Haaaan!!!』、『ゲゲゲの鬼太郎』、『ゴースト もう一度抱きしめたい』、『黒執事』など、バラエティーに富んだ作品に出演しています。
また、『劇団☆新感線』出身の橋本さとしさんは、舞台の出演作も多数。1995年の『ロッキーホラーショウ』をはじめ、2001年の蜷川幸雄(にながわゆきお)さん演出の『ハムレット』、2004年の『ミス・サイゴン』、2015年の『NINAGAWA・マクベス』など、有名作品にも多く出演しています。
2007年、2009年にはミュージカル『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役を演じたことも。橋本さとしさんは、人気実力を兼ね備えたベテラン役者なのです。
橋本さとしの現在・これから
橋本さとしさんは現在、『プロフェッショナル 仕事の流儀』にナレーションとしてレギュラー出演中。
2019年4~9月にかけて放送された連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)に出演しました。
また、同年10~12月にかけて上演される、NODA・MAP第23回公演『Q:A Night At The Kabuki』、2020年春に上演される、いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』への出演も予定されており、活動を見られる機会は多そうです。
これからも、橋本さとしさんの活躍に期待しましょう。
橋本さとし プロフィール
生年月日:1966年4月26日
出身地:大阪府
血液型:O型
身長:184cm
所属事務所:キューブ
『劇団☆新感線』出身。退団後は、ドラマ『下町ロケット』(TBS系)や映画『ホワイトアウト』、『舞妓Haaaan!!!』など、多数の作品に出演。『ミス・サイゴン』、『レ・ミゼラブル』など、舞台作品にも多く出演している。シングル『WILD RIDE』や『夏の花』をリリースするなど、音楽活動も展開。声優やナレーションもこなすなど、幅広く活躍中。スキー、手品、火吹き、バルーンアートと趣味も多彩。
[文・構成/grape編集部]