岡崎友紀は『おくさまは18歳』でブレイク!『しあわせの涙』で歌手デビューしアイドルとして活動していた
公開: 更新:
三上博史って結婚してる? プロポーズし続けた相手が気になる!俳優として活躍している三上博史(みかみ・ひろし)さんが結婚しているのかや、現在の活躍ぶりなどさまざまな情報をご紹介します!
森昌子の現在に、黒柳徹子がドン引き!? 引退を惜しむ声 森昌子(もりまさこ)さんは、日本を代表する女性歌手の一人で、女優としても活躍しています。60歳となった森昌子さんは2019年3月に、2019年末で芸能生活から引退することを発表。そんな森昌子さんのこれまでの活躍や、ネット上で話題となった黒柳徹子さんとの共演について詳しく見ていきましょう。
- 出典
- ビー・ブレーブ
幼少期の頃からミュージカルで数多くの舞台を踏み、17歳で出演したドラマが高視聴率を記録したことで一躍名を馳せた岡崎友紀(おかざきゆき)さん。
女優や歌手などマルチに活動し、多くの人から注目を集めてきました。
近年は、文化人として絵画や書などで個展を開くなど、年齢を重ねてもその好奇心は衰えを知りません。
そんな岡崎友紀さんの活動とエピソードなど、さまざまな情報をご紹介します!
岡崎友紀はドラマ『おくさまは18歳』でブレイクした
岡崎友紀さんがブレイクするきっかけとなったのが、17歳で出演したドラマ『おくさまは18歳』(TBS系)でした。
当時は、ドラマタイトルからいかがわしく感じる人も多くいた同ドラマ。しかし、若さゆえにどこか憎めない妻を演じたことで、視聴者をとりこにした作品となったのです。
高校教師と18歳の女子高生という、周囲の人にはいえない夫婦関係。そんな状況から展開する数々の事件が、視聴者の笑いと感動を生み出し、魅了しました。
ドラマ『奥様は18歳』収録時の岡崎友紀(左)さんと石立鉄男(右)さん
このドラマで『岡崎友紀』という名前が認知されたのは間違いなく、ファンの方はチェックしておきたい作品です。
岡崎友紀のデビュー曲は『しあわせの涙』
岡崎友紀さんは、話題を集めたドラマ『おくさまは18歳』の放映開始から半年後、1970年3月5日に発売されたシングル『しあわせの涙』で歌手デビューを果たしました。
『しあわせの涙』は、穏やかなメロディーが耳心地のいいポップソング。当時人気を博していた芸能雑誌『月刊明星』で募集した歌詞を、小川知子さんの楽曲『ゆうべの秘密』を手掛けたタマイ・チコさんがアレンジしています。
数々の大物の協力をあおいでいることからも、当時の新人デビューとしては異例の力の入れようだったことが分かります。
その努力に応えるように、オリコンチャートでは最高35位に達し、20週に渡ってチャートインするという結果を残した『しあわせの涙』。ドラマだけでなく、歌手としても輝かしい実績を残す岡崎友紀さんの類稀なる才能が感じられますね。
岡崎友紀の代表曲は『ドゥー・ユー・リメンバー・ミー』
その後もドラマに出演しながら、歌手としての活動も並行している岡崎友紀さんですが、しばらくはオリコンチャート80位以下から這い上がることができない厳しい時期も過ごしています。
当時人気を博していた歌手の曲調を取り入れるなど試行錯誤。話題にはなるもののチャート上位に食い込むことができないでいました。
これまでのフォーク調の楽曲から大きく変化させた、6作目の『天使はこうして生まれるの』は、筒美京平(つつみきょうへい)さんとの出会いによって新しい一面を開拓させたものの、オリコンチャートでは第1週に99位にランクインしたのみ。
続いてリリースされた、鈴木邦彦(すずきくにひこ)さんが手がけた『ファースト・ラブ』も、オリコンチャート100位と苦戦を強いられました。
そんな彼女が歌手として大きく躍進したのが、10枚目のシングルである『私は忘れない』です。
私は忘れない (MEG-CD)
Amazon楽天市場Yahoo
岡崎友紀さんの持つ表現力を上手く引き出した同曲は、オリコンチャート21位まで食い込み、チャートイン記録も30週と、女性アイドルとしては異例の大ヒットを記録しました。
そんな中で、岡崎友紀さんの歌手としての代表曲と呼べるシングルが1980年6月にリリースされます。
楽曲のタイトルは『ドゥー・ユー・リメンバー・ミー』として発表。当初は謎の女性歌手YUKI名義で楽曲を発表するなど新しい試みも行なっていました。
ドゥー・ユー・リメンバー・ミー
Amazon楽天市場Yahoo
『ドゥー・ユー・リメンバー・ミー』はリリース直後から、ラジオを中心として大きな話題を集めます。
その後、歌手が岡崎友紀さんであることが明らかにされ、最終的な結果はオリコンチャート18位という、自己最大級のヒットを記録したのです。
歌手として初めてのシングルをリリースしてからおよそ10年、何年経っても諦めずに取り組んできた姿勢が結んだ結果といえますね。
岡崎友紀 2010年には参議院に出馬
歌手・舞台など多方面で活躍し続けた岡崎友紀さんは、2010年には民主党から参院選に出馬しています。
2010参院選で街頭演説中の岡崎友紀さん
元々、環境問題やエコロジーに対して強い関心を持っていた岡崎友紀さんは、小沢鋭仁(おざわさきひと)元環境大臣との対談をきっかけに政治を志すようになったことをインタビューで明かしています。
結果的に、議員選挙には落選したものの、2018年1月1日に動物保護や地球環境の保全活動を行う『一般社団法人 日本トラウムハイム協会』の理事に就任しています。
挫折を繰り返しながらも根気強く努力を続けていく姿は、岡崎友紀さんらしさともいえるでしょう。
岡崎友紀の現在・これから
現在は、前述した一般財団法人の活動や、個展を開くなど公の芸能活動はセーブしている岡崎友紀さん。個展では、油絵やアクリルに興味を持ち、趣味の一つとして力を入れているとのことです。
底知れない好奇心と、困難が起きても諦めずに続けていく岡崎友紀さんの今後にも注目して行きたいですね。
岡崎友紀 プロフィール
生年月日:1953年7月31日
出身地:東京都
血液型:AB型
身長:157㎝
所属事務所:ビー・ブレーブ
7歳からミュージカルの舞台に立ち、12歳からNHKの連続ドラマにレギュラー出演、14歳で連続テレビドラマ『あねいもうと』(NHK)に出演。17歳からドラマ『おくさまは18歳』(TBS系)、ドラマ『なんたって18歳!』(TBS系)で主演を務め、高視聴率を記録する。その後、原点である舞台への出演を再開し、『サウンドオブミュージック』『ザ・ウィズ』『足ながおじさん』など、多数のミュージカルや演劇のステージに出演1991〜2000年の間、劇団を主催し、若手俳優の指導と定期公演の脚本・演出・振付を手がける。作品のテーマに『リサイクル』『エコロジー』などを選定し、独特な演出が話題を集める。その他、趣味である絵画・書では個展を開くなど文化人としての活動も並行している。
[文・構成/grape編集部]