船越英一郎の代表作は?2時間ドラマの帝王のプロフィールについて
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『2時間ドラマの帝王』と呼ばれる船越英一郎(ふなこしえいいちろう)さんのプロフィールや出演作品の一部をご紹介します。
船越英一郎さんがどのような役を演じてきたのか、改めて出演作品を確認してみましょう。
船越英一郎の幼少期
※写真はイメージ
俳優の船越英一郎さんの父親が、俳優の故・船越英二さんだということを知っている人も多いでしょう。
若い世代の人には、船越英一郎さんは『有名な俳優を父親に持つ二世俳優』としてではなく、『2時間ドラマの帝王』の異名で認知されています。
有名俳優を父に持つ船越英一郎さんは1960年に生まれ、神奈川県足柄下郡湯河原町で幼少期を過ごしています。
船越英一郎の出身校
船越英一郎さんは、日本大学藝術学部映画学科を卒業しています。
船越英一郎の年齢
船越英一郎さんは、1960年7月21日生まれなので、2020年2月現在、59歳です。
1982年にデビューして以来、現在に至るまでテレビの出演作・主演作が絶えないのは、二世タレントという肩書ではなく、船越英一郎さん本人の実力にほかなりません。
2007~2009年にかけて放送されたドラマ『その男、副署長』シリーズ(テレビ朝日系)では、46歳にして連続ドラマ初主演を飾るなど、年齢を重ねても新たなチャレンジを続ける姿が見て取れます。
2020年7月に還暦を迎える船越英一郎さんですが、まだまだ精力的な作品を期待できるでしょう。
船越英一郎の身長
船越英一郎さんの身長は181cmとされています。
最近の若手俳優は、180cmを超える人も増えていますが、還暦に近い船越英一郎さん世代としては、180cmを超える身長の俳優はあまり多くありませんでした。
船越英一郎さんよりも上の世代では、小林稔侍さんや『藤岡弘、』さん、渡哲也さんが180cmです。船越英一郎さんと近い年齢では、渡辺徹さんや小沢仁志さん、宅麻伸さんなどが180cmです。
船越英一郎の両親
※写真はイメージ
船越英一郎さんの父親は前述のとおり、船越英二さんです。
船越英一郎さんが若い頃は、何かと船越英二さんを引き合いに出されることが多かったので、40代以上の人ならば2人が親子であることを知っている人も多いはずです。
しかし、船越英一郎さんの母親も女優であったことを知っている人は、かなり上の世代の人に絞られるのではないでしょうか。母である長谷川裕見子さんもかつては女優として活躍していました。
船越英一郎の元妻
松居一代
船越英一郎さんは2017年に離婚しています。騒動になっていたので、記憶に残っているという人も多いのではないでしょうか。
船越英一郎さんの元妻は松居一代さんで、年齢が3つ上の年上女房でした。
松居一代さんは結婚歴があり、連れ子もいたため、父親の船越英二さんには大反対されたそう。船越英二さんは、2人の結婚式に出席しなかっただけでなく、亡くなるまで松居一代さんとは会わなかったそうです。
船越英一郎の子供
船越英一郎さんは、離婚した松居一代さんの連れ子と良好な関係を築いていたといわれています。
1989年生まれの松居一代さんの子供は、ひどいアトピーに苦しめられていたそうですが、船越英一郎さんは実の父親以上といってもいいほどの愛情をかけていたようです。
日常的な愛情だけでなく、受験期や就活期にも並々ならぬサポートをしたそう。『子はかすがい』となっていた子供が自立し、独立したことで、後に夫婦関係は急速に冷えてしまったといわれています。
船越英一郎のデビュー
船越英一郎さんは、1982年の東芝日曜劇場『父の恋人』(TBS系)でデビューしました。
船越英一郎の出演作
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船越英一郎さんは『2時間ドラマの帝王』と呼ばれているように、多くの2時間ドラマに出演。その多くがサスペンスドラマであり、犯人を追い詰める刑事や探偵の役が多くを占めています。
2時間ドラマは、本来は単発のドラマですが、人気が高いとシリーズ化されます。
船越英一郎さんの出演作は多くがシリーズ化されており、単発ながら、それぞれのシリーズに登場するので、船越英一郎さんを2時間枠で頻繁に見かけることになります。
船越英一郎の出演ドラマ
※写真はイメージ
シリーズものが多い船越英一郎さんの出演作。ここではその中からいくつかピックアップして紹介します。
『2時間ドラマの帝王』という異名のとおり、2時間ドラマのシリーズものは、タイトルを目にしたことがあったり、1回は見たことがあったりという作品が多いのではないでしょうか。
お気に入りのシリーズがあって、放送されれば欠かさず見ているという人も多いでしょう。長いシリーズでは、再放送などで若い頃の船越英一郎さんと見比べる楽しみも味わえます。
『小京都ミステリー』
『小京都ミステリー』シリーズ(日本テレビ系)は、『火曜サスペンス劇場』で1989~2001年まで30作品続きました。
片平なぎささんとのコンビで、日本の『小京都』と呼ばれる観光地で起きる事件をフリーライターとカメラマンのコンビで解決するサスペンス・ミステリーです。
シリーズは、小京都を巡る旅情ミステリーでしたが、第30作は『エジプト・パピルス殺人事件』というタイトルにもあるようにエジプトが舞台となっており、小京都からは離れていました。
『火災調査官・紅蓮次郎』
『火災調査官・紅蓮次郎』シリーズ(テレビ朝日系)は、『土曜ワイド劇場』で2003~2015年まで、15話が制作されました。
火事で妻を亡くした火災調査官が主人公で、放火や殺人の謎を解明していきます。
殺人事件を解くという点では、ほかの船越英一郎さんの出演作品と通じるところがありますが、火災調査官という職業上、中心には火事があるという点にもオリジナリティがあります。
『京都地検の女』
『京都地検の女』シリーズ(テレビ朝日系)は、『木曜ミステリー』で2003~2013年まで放送されたシリーズです。
『木曜ミステリー』の枠は2時間枠ではなく、クールごとに替わる連続ドラマの1時間枠です。第9シリーズまで作成されました。
名取裕子さん演じる京都地方検察庁の女性検事が主人公で、主人公の主婦目線から事件を解決していくミステリーシリーズでした。
船越英一郎さんは、第1シリーズから第4シリーズまで出演しています。
『刑事吉永誠一 涙の事件簿』
『刑事吉永誠一 涙の事件簿』(テレビ東京系)は、テレビ東京・BSジャパン共同制作で2004~2016年まで、2時間枠と連続ドラマ枠で放送されました。
船越英一郎さんは主人公・吉永誠一役を演じています。
『外科医 鳩村周五郎』
『外科医 鳩村周五郎』シリーズ(フジテレビ系)は、2004年から放送された船越英一郎さん主演のシリーズです。
本作は、一般的な2時間ドラマと一線を画し、完全な1話完結ではなく、複数話を通じて1つ事件を追い続けるという作りになっています。
現在まで14作放送されています。
『狩矢警部シリーズ』
『狩矢警部』シリーズ(TBS系)は、2時間枠で2005~2015年まで15作が放送されました。
狩矢警部シリーズは山村美紗さん原作で、京都府警が舞台になっています。
『その男、副署長』
『その男、副署長』シリーズ(テレビ朝日系)は、『木曜ミステリー』の枠で2007~2009年まで3シーズン放送されました。
『2時間ドラマの帝王』と呼ばれる船越英一郎さんは、連続ドラマの主演は本作が初めてで、『46歳にして初連続ドラマ主演』という肩書が付くことになりました。
『トレース~科捜研の男~』
『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)は、『月9』枠で2019年1~3月期に放送された作品です。主演は『関ジャニ∞』の元メンバー・錦戸亮さんでした。
本作は、漫画『トレース~科捜研法医研究員の追想~』が原作で、2020年1月現在も連載中です。
船越英一郎さんは、主人公とぶつかりながらも協力して事件捜査を進めていく刑事・虎丸良平を演じました。
虎丸良平は警視庁捜査一課刑事で、主人公を取り巻く主要な登場人物の1人です。
船越英一郎の出演映画
※写真はイメージ
船越英一郎さんは、ドラマだけでなく多くの映画作品にも出演しています。俳優・役者としての出演だけでなく、声優として参加している作品もあります。
ここでは、船越英一郎さんが出演している映画作品を紹介します。それぞれの作品でそれぞれに異なる『船越英一郎』を楽しむことができます。
紹介する作品は、いずれもDVDなどで鑑賞でき、どんな役どころをどのように演じているのか気になったら、DVDレンタルなどで確認できます。ドラマシリーズだけでなく、映画での船越英一郎さんのいろいろな役柄も楽しめます。
『ドラえもん のび太の恐竜2006』
『ドラえもん のび太の恐竜2006』は、1980年に公開された『ドラえもん のび太の恐竜』のリメイク版です。2006年3月に公開されており、映画『ドラえもんシリーズ』の通算26作目にあたります。
船越英一郎さんは、恐竜ハンターの黒マスクの声優を務めています。
本作品はリメイクされたことからも分かるように、ドラえもんの長編シリーズの中でも人気の高い作品で、リメイクにあたってスタジオジブリ関係者の作画監督が起用され、テレビアニメとは異なる絵柄を楽しめます。
『白夜行』
『白夜行』は、原作が東野圭吾さんの小説で、2006年にTBS系列でドラマ化されました。ドラマの好評を受け、2011年に映画化されています。
船越英一郎さんは、事件を追う刑事・笹垣潤三を演じています。
ドラマ版では武田鉄矢さんが演じている役で、双方を見比べてみるのも味わい深いでしょう。
『県庁おもてなし課』
『県庁おもてなし課』は、有川浩さんの小説を原作とする2013年に公開された映画です。小説が原作ですが、おもてなし課は高知県庁に実在する部署でモデルとなっています。
この作品では、後にドラマで共演することになる錦戸亮さんと共演。主人公は錦戸亮さんが務め、主人公の相棒として堀北真希さんが出演しています。
船越英一郎さんは、清遠和政を演じています。
『おばちゃんチップス』
『おばちゃんチップス』は、2007年に公開された映画です。
船越英一郎さんが演じる家弓修平は、東京の一流建築会社を辞め、大阪で下宿し、大阪のおばちゃんたちに励まされながら前へ歩んでいきます。
『デスノート Light up the NEW world』
『デスノート』は、漫画『DEATH NOTE』を原作とした作品で、映画化もドラマ化もされています。
『デスノート Light up the NEW world』で船越英一郎さんは、デスノートの保持者の1人である最高裁判事・御厨賢一を演じています。
映画『デスノート Light up the NEW world』本予告
船越英一郎の役者に対する姿勢
船越英一郎さんは、俳優としてドラマや映画を中心に活躍していますが、バラエティ番組などを避けることもなく、役者の範囲を外れない程度に出演しています。
バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気コーナー『グルメチキンレース・ゴチになります!』にレギュラー出演していたことを覚えている人も多いでしょう。
2020年2月現在では、情報番組『ごごナマ』(NHK)にMCとして出演しています。
船越英一郎と仲がよい芸能人
水谷豊
船越英一郎さんといえば、俳優の水谷豊さんのことを兄のように慕っていることは有名です。
2019年のドラマ『相棒Season18』(テレビ朝日系)の初回スペシャルに出演した際には、兄と慕う水谷豊さんとの共演についてインタビューを受けています。
『相棒Season18』の初回で船越英一郎さんが演じたのは、犯人なのか、犯人でないのか、どちらも匂わせる役どころでした。2時間サスペンスで時折見せるおちゃらけた面がまったくない、シリアスな役どころです。
俳優の山田純大さんはブログで、時おり船越英一郎さんを『2754さん』と表し、仲のよい様子がつづられています。
船越英一郎の髪型
船越英一郎さんは、2013年にアデランスのCMキャラクターとして活躍していました。
船越英一郎さん自身、毛髪に悩みがあったそうで、2004年のドラマ撮影時に「アデランスのウィッグを使用し、その技術力の高さに感銘を受けた」ということがアンバサダーに就任するきっかけになっています。
古いドラマや映画を順に見比べない限り、特に違和感のない髪型ですが、ネットでは「カツラなのか」「植毛なのか」「髪が増えた」と話題になった時期もありました。
CMのアンバサダーに就任したことで、ネットで議論していた人たちもすっきりしたことでしょう。
2時間ドラマの帝王船越英一郎の役者人生
『2時間ドラマの帝王』としての地位を築いた船越英一郎さんですが、シリーズとなったドラマの多くはすでに完結しています。
現在は、情報番組のMCとしても活躍しており、活躍の幅を広げているように見受けられます。
バラエティ番組出演やMCなどの俳優とは別ジャンルの仕事をすることで、さらに俳優としての幅を広げ、また新しい『俳優・船越英一郎』を見せてくれるものと期待できます。
[文・構成/grape編集部]