大工に体育教師 ハリウッドセレブの意外な下積み時代
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世界中のファンを魅了する華やかなハリウッドセレブたち。そんな彼らですが、最初からその人気が約束されていたわけではありません。
彼らのほとんどが、芸能界とは別業種で下積み時代を過ごしてきました。今の活躍からは想像できないハリウッドセレブの意外な前職を紹介します。
大工に体育教師…セレブたちの知られざる下積み時代
セレブの意外な下積み時代① ハリソン・フォード
最初に紹介するのは、御歳77歳になる伝説的ハリウッドスター、ハリソン・フォードです。
2020年2月に最新主演映画『野性の呼び声』が公開されるなど、キャリア的にも現役バリバリ。
さらに、プライベートでは飛行機や小型機の操縦免許を持ち、ヘリやセスナを飛ばしまくるなど衰え知らずです。
1981年公開の映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でのハリソン・フォード
そんなハリソンといえば、映画『スター・ウォーズ』のハン・ソロ役や映画『レイダース/失われた聖櫃』のインディ・ジョーンズ役など、もはやポップカルチャーとなった伝説的な当たり役をいくつも持っている大スターですよね。
ですが彼は、1966年のデビュー以後役に恵まれず、俳優修行のかたわら、なんと独学で技術を学び、大工として生計を立てていたのです。
その後、名映画プロデューサーの紹介で1973年公開の映画『アメリカン・グラフィティ』に出演し、スター街道を駆け上がっていきました。
セレブの意外な下積み時代② ジェイソン・ステイサム
次は、『イケメンハゲマッチョ』こと、アクションスター、ジェイソン・ステイサムです。
強面ながらどこか愛嬌たっぷりの演技と、可能な限りスタントは使わず己の鍛え上げた肉体でアクションシーンをこなすステイサム。今や、アクションレジェンドの1人として有名ですよね。
2002年公開の映画『トランス・ポーター』でのジェイソン・ステイサム
彼の代表作といえば、超絶アクションを披露する寡黙な運び屋を演じた映画『トランスポーター』シリーズです。
また、映画『ハミングバード』などでは哀愁漂う、うらぶれた男役を熱演するなど、その演技力の高さも魅力の1つです。
プライベートを楽しむジェイソン・ステイサム。飛び込む姿もさまになってる?
そんなステイサムですが、芸能界に入るまでの約12年間、イギリスの飛び込みの水泳選手として活躍していた過去を持っています。
現在の締まった肉体はこの頃に築き上げられたものなのかもしれませんね!
セレブの意外な下積み時代③ チャニング・テイタム
次は、子犬のような笑顔とバキバキの肉体美が魅力のスター、チャニング・テイタムです。
世界中のファンが劇中での『脱ぎシーン』を心待ちにしているなど通称『野郎脱ぎ俳優』としても人気のテイタム。一方で恋愛映画『親愛なる君へ』での繊細な演技なども高評価を得ている俳優です。
2012公開の映画『マジック・マイク』でのチャニング・テイタム
彼の代表作といえば、世界的大ヒットを飛ばした2012年公開の映画『マジック・マイク』でしょう。男性ストリッパーの数奇な運命を軽やかなショーシーンと過酷な日常パートの二軸で描いた、傑作人間ドラマ映画です。
ストリッパー時代のチャニング・テイタムのお宝ショット
実はこの映画は彼の半自伝的な側面があるのです。
というのも、テイタムはブレイク前の10代の頃、ストリッパーとして生計を立てていたのです。本作でテイタムは、華やかで狂らん的なこの業界を、時に辛らつ、時におかしく演じ切りました。
セレブの意外な下積み時代④ ヒュー・ジャックマン
次は、親日家としても知られるイケメン俳優ヒュー・ジャックマンです。
ヒューは2020年秋に公開予定のストップモーションアニメ『ミッシング・リンク(原題)』で、幻の類人猿に出会う男の声を熱演。第92回アカデミー賞にノミネートされた本作の公開を多くのファンが心待ちにしています。
そんな彼の代表作といえば、何といっても世界的大ヒットとなった映画『X-メン』シリーズでの野生的なヒーロー・ウルヴァリン役でしょう。
2003年公開の映画『X-メン2』でのヒュー・ジャックマン
ですが、ワイルドな同役とは異なり、実際のヒューはかなりのジェントルマンとしても知られており、ハリウッドでも有数の『ナイスガイ』としても有名です。
人格者とされるヒューは、下積み時代の1987年にイギリスの学校で体育の補助教員として働いていたのです。
後年、記者になった元教え子にレッドカーペットで遭遇し、教師時代のエピソードを語って記者を赤面させるなど、教師としても生徒に慕われていたようです。
セレブの意外な下積み時代⑤ ジョニー・デップ
最後は、ミステリアスな表情と色気が魅力のハリウッドスター、ジョニー・デップです。
長年距離を取ってきたSNS界隈にも進出し、Instagramのアカウントを開設したジョニー。
ハリウッドのメインストリームからは退きつつある彼ですが、アカウント開設後3時間で60万人のフォロワーができるなど、その人気はいまだ健在のようです。
ジョニー・デップの代表作ともなった『パイレーツ・オブ・カリビアン』
ジョニーの代表作といえば、鬼才ティム・バートン監督と組んだ映画『シザー・ハンズ』や、世界的ポップアイコンになった映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでの海賊ジャック・スパロウ役が有名ですよね。
1984年公開の映画『エルム街の悪夢』でのジョニー・デップ
そんなジョニーですが、ブレイク以前は数々のバイトをしていたようで、そのなかにはボールペンのセールスマンというものもあったそう。
1日に何百件もセールス電話をかけるなかで、有名テレビ番組の司会者のモノマネをして案件を取ろうとすることもあったそうです。
【ネットの声】
・そうだった。俳優になる前のハリソンフォードは、大工をやっていたんだよね。
・ステイサムが元水泳選手ってことに、驚いた!
・ヒュージャックマンが元体育教師って、似合いすぎてて逆にウソみたい。
今でこそスクリーンで活躍するスターたちですが、彼らの下積み時代を知ることで、その印象もまた変わってくるというものですね。
[文・構成/grape編集部]