刑務官が心臓発作で意識不明に! 駆け付けた3人の『ヒーロー』に称賛の声
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アメリカ・ジョージア州のグイネット郡刑務所で刑務官として勤務しているウォーレン・ホブスさんは、たくさんの独房が並ぶ大部屋で仕事をしていました。
ウォーレンさんが巡回を終えて自分のデスクに戻った直後のことです。彼は突然意識を失って倒れ、コンクリートの床に頭を打ち付けてしまいます。
その衝撃でウォーレンさんは頭に裂傷を負い、出血し始めました。
するとウォーレンさんのデスクに近い独房の中にいた数人の受刑者が彼の異変に気付き、ドアを叩き始めます。
その騒音で一瞬意識を取り戻したウォーレンさんは、受刑者たちが自分の名前を叫んでいるのを聞いて「彼らが何か助けを求めている」と勘違いしたのだそう。
そして何とかして起き上がり、独房のドアを解錠するボタンを押したのです。
独房から外に出られた受刑者が向かったのは
ドアが解錠された途端、独房から3人の受刑者が外に飛び出しました。
そして彼らはウォーレンさんのもとへダッシュして、彼の無線とデスクの電話で救助を求めたのです。
この直後に救急隊員が駆け付けて、ウォーレンさんは病院へ搬送されました。処置が早かったため命に別状はなく、現在は自宅で回復中だということです。
グイネット郡保安官事務所はウォーレンさんを救った3人の受刑者に感謝を表し、「ユニフォームが人をヒーローにするのではない。ヒーローとはそれを着ている人自身のことなのだ」と勇気ある行動を称えました。
この投稿には3人の受刑者に対して「命を救ってくれてありがとう」などの称賛の声が殺到しています。
ウォーレンさんは心臓発作を起こしていたということです。また頭から大量に出血していたため、もし受刑者たちが気付かずに処置が遅れていたら、命にかかわる状態になっていたと思われます。
海外メディア『Mirror』によると、3人のお手柄への感謝としてこの大部屋に収監されている受刑者全員にピザが配られ、ピザパーティーが行われたそうです。
ウォーレンさんは普段からすべての受刑者に対して、彼らの尊厳を大切に接していたといいます。きっと受刑者たちから信頼されているのでしょう。
人命を救うために行動した受刑者たちの姿は、多くの人の心を打ちました。
[文・構成/grape編集部]