カズレーザー「こういう報道は辞めたほうがいい」 内容に、共感の声
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grape [グレイプ] entertainment
2020年10月現在、国内外を問わず多くの人が利用している動画サイト『YouTube』。
そのため、自主制作の動画作品を継続的に公開して広告収益による配当を得る『YouTuber』の存在も、世間に広く知れ渡っていることでしょう。
常識の範囲内で企画を考え、人々を楽しませるYouTuberがいる一方で、他人を批判したり迷惑行為を行ったりして不快な気持ちにさせる人も存在します。
ネットでは、そういった動画配信者を『迷惑系YouTuber』と総称しているようです。
カズレーザー「これを報道する意味がほとんどない」
2020年10月27日、情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)では、逮捕歴のある『迷惑系YouTuber』の男性を取り上げました。
番組では、その男性がYouTubeに投稿した数々の迷惑行為動画を放送。
2019年10月に起きた火災で焼け落ちた、首里城の復興を願うメッセージボードに自身のサインを大きく書いたり、スーパーで未精算の売り物である魚の切り身のパッケージを勝手に開けて食べるなどの映像が流れました。
※写真はイメージ
また、この男性は交差点前の歩道に布団を敷き寝そべった行為が「道路交通法違反の疑いがある」として、2020年10月26日に書類送検されています。
男性の一連の動画に対し、MCの小倉智昭さんは「見ているだけで不愉快になりますね。相手にしたくもないって感じ」と吐露。
「この手の人間っていうのはこうやって報道することによってまたほくそ笑むんじゃないか」と苦言を呈しました。
その後、意見を求められたカズレーザーさんも小倉さんに同意した上で、次のように語っています。
「広告収入のほかにも、有名になった男性に金銭を渡す人が存在する。相手の思考も違うため、情報番組で警鐘を鳴らしても意味がない」と指摘したカズレーザーさん。
「報道することによって迷惑行為とか犯罪行為にうっすら加担しているような感じがするので、こういう情報は取り上げないほうがいい」と異論を呈したのです。
普段は正当な立場で自らの意見を述べるコメンテーターの三浦瑠麗さんも、「くだらないですよね」とひと言。
スタジオ内は「報道する意味がない」という意見でまとまっている様子でした。
報道する側に身を置きながら意義を唱えたカズレーザーさんの意見に、視聴者からは共感と称賛の声が上がっています。
・カズレーザーさん、本当にいいこといった!テレビで報道する意味ないですよね。
・カズレーザーさんの発言に、めちゃくちゃ好感を持ちました。「取り上げること自体が迷惑行為を助長しかねない」…まさにその通りだと思います。
・ド正論。スタジオ内の人々の意見が合致している点も、見ていてとても好感を持てました。
不適切な行動や犯罪の手口を過度に報道することで、その人自身を焚き付けたり、同等の行為を働いたりする人が少なからず出てくる可能性があるでしょう。
報道の在り方を問うカズレーザーさんの意見に、多くの人が納得しました。
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[文・構成/grape編集部]