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高橋真麻、妊娠中の横峯さくらへの『世間のご意見』に苦言 「その通り」「よくいった」

By - grape編集部  公開:  更新:

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プロゴルファーの横峯さくら選手が、妊娠7か月で国内大会に出場したことについて、SNS上で賛否の声が寄せられています。

2020年11月9日、情報番組『バイキング』(フジテレビ系)はこの件について報道。横峯選手を取材し、妊娠中の大会出場を決めた理由などを聞いていました。

横峯さくら「3人でプレーができてよかった」

同月8日の女子プロゴルフトーナメント『TOTOジャパンクラシック2020』に出場した横峯選手。

妊娠7か月での国内大会出場は珍しく、SNS上では「安定期でも生まれるまでは休んだほうがいい」「妊娠7か月ってそんなに動けるんだって誤った認識が広がる」といった声も上がっていました。

横峯選手は、番組の取材に対し「アメリカツアーでお腹が大きくても試合に出ている選手を何人も見てきて、私もいつか妊娠したら試合に出たいなと思っていた」と出場を決めた理由についてコメント。

「お腹の中の赤ちゃんと主人と私の、3人でプレーができて本当によかったと思う」と感想を述べていました。

また、さまざまな意見が寄せられていることについて、次のように想いを語っています。

すごく難しいと思うんですけど、体調がよくなかったりとかつわりがひどかったりとか、いろいろな方がいると思うので。

私自身、つわりがそんなにひどくなくて、本当に恵まれていたなという感じだったんですけれども、日本にはそういう前例がなくて。

バイキング ーより引用

横峯さんは体調に恵まれており、経過にも問題がなかったため医師の確認を取った上で大会に出場したとのこと。

自身が妊娠中にプレーをすることで、「若い世代の人たちが妊娠して子供を授かった時に選択肢が広がったら嬉しい」といいます。

コメンテーターを務めるフリーアナウンサーの高橋真麻さんは、横峯さんの出場を応援。自身が妊娠した時のことを振り返り、妊娠中の体調については『千差万別』だと話しました。

妊娠出産育児に関しては、結構世の中の方が敏感に反応していろんなコメントをされるんですよ。

私も出産ぎりぎりまで働いていたら、「妊婦さんみんなが働いているというふうに誤解されたくない」というご意見をすごくいただいたので。

あえてここでいっておくと、十人十色千差万別、人それぞれだから、妊娠が分かったその日から、起き上がれないほどつらいという人もいれば、仕事できそうだけどやっぱりつらいっていう程度の人もいれば、全然元気にできるっていう人もいるということを世の中の方に分かっていただいた上で、その中であんまりつわりがひどくない、さくらちゃんの判断で出られたというのがよかったねと。

そんな3人で試合にまわれるなんて最高の思い出だなと私は思います。

バイキング ーより引用

また、タレントのアンミカさんは横峯選手の例が『女性が働く環境』によい影響を及ぼすと期待を込めていました。

いいと思いますよ。環境が整っていれば出られるっていうふうになっていれば。

1つのプロスポーツから日本でも、女性の社会進出っていいつつ環境が整っていないわけですから、そこによい影響が出てくるかもしれませんんしね。

バイキング ーより引用

ネット上では視聴者から横峯さんを応援する声などが寄せられています。

・妊婦の体調なんて人それぞれ違う。「横峯選手は妊婦でも試合出てるからみんなも!」なんていう人がおかしいだけ。

・高橋さんのいう通り。妊婦も産後のママも千差万別です。そこを理解する世の中になってほしいですね。

・さくらママがんばれ!体調がよくて経過もよければ、最大限注意してやったらよいだけのことです。

・「周りが気を使う」という意見は確かにそう。でもそれは企業で働く女性が、妊娠したから育児があるからと退職を迫られるのと同じなのでは?

妊娠中の体調は、妊婦一人ひとり違います。

お腹が大きくても、元気で本人が「働きたい、活躍したい」と思っているのであれば、周りはその意思を尊重し、できるサポートをしてあげたいですね。

妊娠中でもいきいきとプレーをする横峯選手の姿に、勇気付けられた人は多いかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

出典
バイキング

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