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宮内庁、週刊誌の皇室報道に「誠に遺憾」と声明 眞子様結婚に関し…

By - grape編集部  公開:  更新:

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2017年9月、大学時代の同級生である小室圭さんと婚約内定を発表された、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子内親王(以下、眞子さま)。

およそ3年後である2020年11月には、結婚について「かけがえのない存在であり、結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と述べました。

眞子さまと小室さんのお気持ちは変わらず、秋篠宮皇嗣殿下は「親としては気持ちを尊重すべきものだと考えています」とご結婚を認める発言をしています。

小室さんの身内に金銭トラブルがあったことから、TVや雑誌、ネットで何年にもわたって取り上げられ続けているご結婚に関する話題。

同年12月、週刊誌に掲載された内容が波紋を広げています。

宮内庁、『眞子さまご結婚』に関する週刊誌の報道に遺憾

同年12月18日、宮内庁がウェブサイトで『皇室関連報道について』の項目を更新。

ウェブサイトによると、同月17日に発売された週刊誌に『小室圭・佳代さんに美智子さまからの最後通牒(つうちょう)』と題する記事が掲載されたといいます。

また、同日の朝刊には美智子上皇后陛下のお写真とともに『宮内庁長官を動かした上皇后』と書かれていたそうです。

「上皇后陛下が眞子さまのご結婚に口を出している」という報道に対し、宮内庁は内容を否定した上でこのように苦言を呈しました。

先般,長官は上皇上皇后両陛下に本年度補正予算のご報告に上がっていますが,その折,上皇后さまは報告をお聴きになるだけで,ご発言は皇室の皆様のご健康についてご無事を問われることだけでした。

眞子内親王殿下のお話は全く出ておりません。今回の記者会見での長官発言は,記者質問に応じて,長官としての考えを述べたものであり,また,小室さんの代理人と会ったのも,長官自身の判断によるもので,事前に上皇陛下や上皇后さまのご指示を受けたとか,お諮りをしたとか,あるいはご意向を汲んだといった事実は全くありません。

眞子内親王殿下をめぐる週刊誌報道については,既に宮内庁ホームページで二度にわたり,上皇上皇后両陛下が首尾一貫して一切の発言を慎まれていること,また,上皇后さまの名の下に様々な事実に反する報道がなされていることに上皇上皇后両陛下も深く傷つかれ,お心を痛めておられることを説明してきました。

86歳というご年齢でご自分も病いを持たれながら,上皇陛下のお世話を唯一の務めとして過ごしておられる上皇后さまに対し,このようなことが引き続き行われていることは誠に遺憾であります。

宮内庁 ーより引用

2019年に乳がんと診断され、上皇陛下の譲位後は夫婦で穏やかな日々を送っておられるという上皇后陛下。

しかし、週刊誌の報道によってストレスを受け、血の混じったおう吐をされたことが宮内庁によって発表されていました。

眞子さまのご結婚には指示をしておらず、結婚に関する報道に上皇后陛下は再び深く傷付いているといいます。

上皇后陛下は、孫を持つ祖母としてのお気持ちがあるのでしょう。上皇后陛下が上皇陛下と笑顔で心安らぐことができるよう、祈るばかりです。


[文・構成/grape編集部]

出典
宮内庁

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