「犬だけは返してくれ!」 愛犬と車を盗まれた男性 その4日後…
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アメリカのミシガン州に住んでいたアーロン・モリスさんはノースカロライナ州に引っ越すことになりました。
車にすべての荷物を積み、愛犬のジョリーンと一緒にノースカロライナ州に到着した彼は、途中でガソリンスタンドに寄ることにします。
続いて向かいにあった店で買い物をして外に出ると、駐車場に停めてあった車が消えていたのです。
車の中にはアーロンさんの持ち物だけでなく、ジョリーンが乗っていました。
彼の車はジョリーンを乗せたまま、何者かに盗まれてしまったのです。
アーロンさんは買い物をする間、ジョリーンのために車内で冷房をつけたままにしていたため、エンジンがかかっていました。
彼が車から離れて店にいた時間は、ほんの数分間だったといいます。
「犬を返してくれ!」男性の祈りが届く
アーロンさんにとってジョリーンは、かけがえのない存在。ジョリーンは彼を精神的にサポートする介助犬なのです。
それだけにジョリーンを失った彼のショックは大きく、不安と悲しみで打ちひしがれてしまいました。
彼はすぐにソーシャルメディアでジョリーンの目撃情報を募ります。
生活に必要な物や所持金など何かもかもを失ったにもかかわらず、ジョリーンを見つけた人には賞金を出すことを約束。
また、どこかで見ているかもしれない、車を盗んだ人物に向けて「車は返さなくていい。だから犬だけは返してくれ。お願いだ」と懇願しました。
3日後、地元のテレビ局がこの事件について報道し、盗まれた車の特徴やジョリーンの目撃情報を視聴者に呼びかけます。
するとその数時間後、アーロンさんに連絡が入ります。なんとジョリーンがテネシー州の動物保護施設で保護されていたのです!
彼はすぐにFacebookでジョリーンが見つかったことを涙ながらに報告し、捜索に協力してくれた人たちに感謝を伝えます。
そして車を飛ばし、翌日ジョリーンを迎えに行きました。
アーロンさんとジョリーンの再会の瞬間がこちらです。
この動画を見た人たちからは「もらい泣きした」「酷い出来事からの素晴らしい結末」など、祝福の声が上がっています。
ジョリーンは車が盗まれた2日後に、テネシー州の路上にいたところを保護されたのだそう。
首輪のタグに名前とアーロンさんの電話番号が書いてありましたが、アーロンさんの携帯電話も盗まれたため、施設から彼に連絡をとることができなかったのです。
アーロンさんはジョリーンと6年近く一緒に暮らしてきて、1日も離れたことはなかったといいます。
そんな彼にとってジョリーンと離れ離れだった4日間は永遠のように感じられたことでしょう。
多くのものを失ってしまったアーロンさんですが、かけがえのないジョリーンが戻って来て本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]