挙式に遅れそうなカップル それを知った航空会社の対応に、36万『いいね』
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2022年4月、アメリカに住む、パムさんとジェレミーさんは「飛行機に乗ってラスベガスに行き、挙式をしようか」と冗談で話していました。
話しているうちに、だんだんと2人は本気になり、その週末にラスベガスにある教会での挙式と、航空券を予約したのです。
挙式の時間に間に合わない!
挙式当日、2人はオクラホマ州からテキサス州まで飛行機で移動し、そこからラスベガスへの便に乗り継ぐ予定でした。
ところが、テキサス州に到着後、ラスベガス行きの便が欠航になってしまいます。
困ったパムさんたちは空港のロビーで、「どうしたら挙式の時間までに、ラスベガスに行けるだろうか」と、話し合っていました。
すると、彼女たちと同じくラスベガスに向かう予定だった、クリスさんという男性が、2人の話を聞いて、次のように声をかけてきたのです。
「僕があなたたちの結婚式をしてあげますよ!」
実はクリスさんは、結婚式を執り行う牧師の資格を持っていて、「もし2人が挙式に間に合わなかった場合は、自分が式をしてあげる」と申し出たのです。
こうして意気投合した3人は、一緒にラスベガス行きの飛行機を探し、サウスウエスト航空の最後の3席を予約することに成功。
急いでサウスウエスト航空の空港まで移動し、搭乗することができました。
実はこの時、パムさんとジェレミーさんはウエディングドレスとスーツ姿で、搭乗時に機長のギルさんが声をかけてきたのだそう。
パムさんがこれまでの経緯を話し、「もし式の時間に間に合わなかったら、機内で挙げなくちゃいけないかも」と冗談でいうと、ギルさんは「やりましょう」とノリノリ!
そしてその言葉どおり、パムさんとジェレミーさんは、機内で式を挙げたのです。
客室乗務員たちは、トイレットペーパーで機内を飾り付け、牧師が身に着けるサッシュはお菓子で代用。
乗客たちが見守る中、パムさんは通路をヴァージンロードに見立てて、歩きました。
花嫁の付添人である『メイド・オブ・オナー』は、乗務員のジュリーさんが務め、偶然乗り合わせたプロの写真家が写真撮影を担当。
式に参列した人たちの名前をつづるゲストブックとしてノートが回されて、乗客たちは自分の名前と座席番号を記しました。
サウスウエスト航空がこの結婚式について投稿すると、36万件を超える『いいね』が集まり、パムさんとジェレミーさんへ祝福の声が殺到しました。
人生には予期せぬハプニングはつきもの。しかし、そのおかげで想定外の素晴らしい結果になることもあります。
見ず知らずの人たちの親切と祝福に包まれた、パムさんとジェレミーさんの結婚式。
空の上で誓った2人の永遠の愛は、末永く続いていくことでしょう!
[文・構成/grape編集部]