走行中の車から投げ捨てられた犬 その数日後? 「最高の結末」「奇跡だ」
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grape [グレイプ]
アメリカのオハイオ州にある動物保護施設『ブラウン郡ヒューメイン・ソサエティ』に、1匹のメス犬が保護されました。
なんとその犬は走行中の車から投げ捨てられたのです。
犬は道路で転がった後、起き上がり、自分を捨てた飼い主の車を必死に追いかけました。
しかし追いつくことはできず、犬は保護されたのです。
投げ捨てられた犬を迎えに来た人物は?
『ブラウン郡ヒューメイン・ソサエティ』ではFacebookに犬の写真と共に、犬を捨てた車の特徴などを掲載して情報提供を呼びかけます。
投稿を見た人たちからは、犬を捨てた人物に対する怒りの声や「この犬の里親になりたい」というコメントが続々と寄せられました。
幸い保護された犬はすり傷と打撲をしていましたが、大きなケガはしていませんでした。
しかし、犬が負った心の傷は深く、落ち込んだ様子で震えていたといいます。
それからまもなく、投稿を見たというロナルド・コリガンさんから施設に連絡が入ります。
「あの子は私の犬、セイビーです!」
ロナルドさんは犬の写真を見て、1年以上前に行方不明になった愛犬のセイビーだと確信したのだそう。
保護された犬の顔にはセイビーと同じ、生まれつきのアザと傷跡があったのです。
彼は急いで施設に駆け付けました。そしてセイビーは、ロナルドさんの姿を見るや否や、興奮してジャンプし始めました。
そこにいたのはもはや、飼い主に捨てられて悲しみに暮れていた犬ではなく、しっぽをブンブン振って元の飼い主との再会を大喜びする幸せいっぱいの犬でした。
ロナルドさんとセイビーの再会を報告した投稿は4千回近くシェアされ、祝福の声が殺到しました。
・最悪の出来事からの最高の結末。
・元の飼い主さんと再会するまでのこの犬の気持ちを想像すると涙が出た。
・本当によかった!奇跡は起こるんだね。
ロナルドさんはセイビーが子犬の頃から一緒に暮らしていたそうです。
保護された時とロナルドさんに再会した後のセイビーの写真は、まるで別の犬のよう。やっと最愛の飼い主さんに会えた安心が表情に現れていますね。
行方不明だった1年以上の間、セイビーが誰に飼われていたのかは不明ですが、健康でいたことが救いといえるでしょう。
つらい経験をしたセイビーには、これからずっとロナルドさんと一緒に幸せに過ごしていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]