電池を長持ちさせたいならやってみて！ パナソニックに聞いた、正しい電池の使い方
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撮影：grape編集部
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テレビのリモコンなど、まだまだ身近な電化製品に欠かせない電池ですが、あなたはどのように保管しているでしょうか。
実は保管方法によっては、寿命が短くなったり、液もれしたりする可能性があるそうです。
そこで本記事では、『電池の適切な保管方法』や『できるだけ長く使うコツ』をご紹介します。
※写真はイメージ
電池の適切な保管環境とは
そもそも電池はどのようにして保管するといいのでしょうか。
パナソニック エナジー株式会社では、このように解説しています。
電池は中に化学物質が入っているため、直射日光や高温多湿の場所での保管は避けましょう。
電池の寿命が短くなるだけでなく、液もれをおこす恐れがあります。
保管する環境の目安としては、「保管温度は10～25℃が適切。30℃を超えないようにしましょう」とのことでした。
また、よく「電池は冷やしたほうがいい」「冷蔵庫で保管したほうがいい」という話もありますがこれはNG。
「冷蔵庫で保管すると、電池を取り出した時に結露が発生しサビの原因になる」とのことで、実は電池にとってよくない行為なのです。
さらに、電池は金属と一緒に保管すると、ショートや発熱を起こす可能性や、液もれ、さらには破裂する危険があるため、金属類と一緒に保管しないようにしましょう。
ほかにも、パナソニック エナジー株式会社では、以下の注意喚起もしています。
未使用の電池と使いかけの電池を同時に使うと液もれを起こす恐れがあります。
そのため、未使用の電池と使いかけの電池が混在しないよう、一緒に保管するのは避けましょう。
しばらく使わないのなら電池を抜いておこう！
パナソニック エナジー株式会社によると、「長く使わない機器からは電池を取り出しておく」のもポイントとのこと。
電池はしばらく使用しなくても、入れっぱなしにしたままだと消耗したり、液もれをしたりする恐れがあるそうです。
そのため、電池を取り出しておくと、消耗を抑えつつ、さらに液もれを防ぐことができます。
出典：パナソニック エナジー㈱ 電池なるほどアカデミーより引用
また、上述のように「未使用の電池と使いかけの電池を同時に使うと、液もれを起こす恐れがある」ので、取り出した電池は『使いかけ』と分かるよう、別々に保存しましょう。
ちなみに乾電池には『性能を発揮できる期限』として、使用推奨期限が記載されています。
期限後でも使用可能ですが、電池の性能を十分に発揮させるためにも、「期限内の使用開始がおすすめ」とのことでした。
電池はさまざまな家電で活躍するもの。パナソニック エナジー株式会社のアドバイスを参考に適切に保管し、安全かつ効果的に使用しましょう！
[文・取材／デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成／grape編集部]