車内に警報音が鳴り響く中… スリップ後の北海道民の対応に称賛相次ぐ【エッセイ漫画】
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冬休み明け、子供たちを学校へ送り出したら… 展開に「笑った」「びっくりだわ」4人の子供を育てる、母親の、あざみ(daigoroudays)さん。2026年1月9日、子供たちの冬休み明け初日のエピソードを漫画にして、Instagramで公開しました。

「仕事が趣味」と語る78歳祖母 続けた言葉に孫が絶句したワケとは?2026年1月28日、漫画家の秋鹿えいと(@aikaeito)さんは、祖母とのエピソードを漫画にして、Xで公開しました。「仕事が趣味」と言う、78歳の祖母。より深く話を聞いていくと…。
- 協力
- @genZou_re






北海道で活動する漫画家・genZou(@genZou_re)さんが、2026年2月20日、積雪で車がスリップした実体験を漫画にしてXで公開しました。
豪雪地帯で九死に一生を得た体験には、同月22日現在、2万件を超える『いいね』が寄せられ、大きな反響を呼んでいます。
運転中、赤信号で停止しようとブレーキを踏んだgenZouさん。しかし車は減速せず、停止線を越えて滑り始めてしまい…。
北海道で車がスリップ 九死に一生を得た漫画家の実体験
genZouさんは、前方の車への衝突を避けるため、とっさに縁石脇に積もった大量の雪へ突っ込む判断を選択。被害を自車のみにとどめようと、瞬時にハンドルを切りました。
なんとか小さな雪山で止まったものの、車体は雪に乗り上げ、今にも横転しそうな状態になってしまいます…。
車内で非常事態を知らせる警報音が鳴り響く中、焦らず慎重にアクセルを調整。なんとか道路へ復帰することができたのでした。
スリップ時のとっさの判断や、異変を察知して後方で待機するトラックの存在からは、雪国ならではの危機対応の意識や思いやりが垣間見えますよね。
大量の雪で危うく横転 とっさの対応にネット上で称賛の声
大量の雪によって、運転していた車が危うく横転しかけたgenZouさん。
『人生初の横転ブチかますところだった』と題して描かれたエッセイ漫画には、共感や冷静な対応を称賛する声が相次ぎました。
・ご無事で何よりです…。私ならパニックになって急ハンドルを切ってしまいそう。
・絶望の瞬間。あまりにもリアルなスリップの様子で恐ろしすぎます…。
・教科書に載せたいくらい、実用的なスリップ対処法ですね!
・どんなにパニックになっても、冷静さを残しながら運転をしているのは称賛に値する!距離を取っているトラックも含め、これぞまさに安全運転の極地。
・これは雪国の『あるある』ですね。最近車で事故を起こしてしまったのですが、まったく同じ状況で泣けます…。
スタッドレスでも『滑らない』わけではない 作者が語る雪道運転の現実
同様に雪が降る地域で生まれ育ち、車がスリップしたエピソードに深く共感した筆者。
genZouさんを取材し、制作のきっかけや雪道運転で心がけていることなどについて話を聞きました。
――大雪でスリップしたエピソードを漫画で描こうと思ったきっかけを教えてください。
特に雪国の人から共感を得られるのではないか、と思ったからです。
また、私自身、生まれも育ちも北海道で、旅行以外では北海道を出たことがありません。
ですので、本州で雪が降るエリアの方も同じ苦労をされているのか気になり、反応があれば嬉しいなと思って描きました。
――作品で描いた、スリップ時に雪山に突っ込むという道民の判断には、どのような反応がありましたか。
『前の車にぶつかるくらいなら、雪山に突っ込む方がマシ』という判断には、多くの人に共感してもらえましたね。
以前、だだっぴろく、開けた田舎の国道でスリップした時は、何も引っかかれるものがなく、数秒滑っただけで時間が無限に続くように感じました…(笑)。
――普段、雪道を運転する際に心がけていることはありますか。
とにかく車間距離を開けることと、前を走る車の動きをよく観察することですね。特に前の車が滑った道は、自分も通るので…。
今回、「スタッドレスタイヤはつけていないのですか?」という質問を、あまり雪が降らない地域の方からいくつかいただきました。
ですが、スタッドレスタイヤは『滑りにくくなる』だけで、決して『滑らない』わけではないんですよね。
道民は雪が降る前から、ほとんどの人がスタッドレスに履き替えて冬を待ちます。実際、タイヤを替えていない人には出会ったことがありませんし、法定速度を超えて走る人もまずいません。
時には車が反射して見えるほど、道路がツルツルになっていることもありますね。
それでも毎年必ずスリップ事故は起こります。もう、滑るものは滑るんです…。
雪道では、どれほど備えていても予測できない事態が起こり得ます。
genZouさんのエピソードからは、豪雪地帯での暮らしの厳しさが伝わってくるでしょう。
互いに思いやりを持ちながら慎重に運転することの大切さを、改めて考えさせられますね…!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grapeマンガ編集部 しぶちゃん]