ワークマンのスニーカー ファッション業界にいた人に見てもらうと?
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足元をおしゃれに演出するスニーカーは、ファッションアイテムとして大人気。
さまざまな服装に合わせやすいスニーカーを探している人におすすめなのが、ワークマンのスニーカーです!
ワークマンと聞くと「作業服のイメージしかない」「デザイン性はなさそう」と、思っている人は多いでしょう。正直なところ筆者は、その中の1人でした。
ですが、ワークマンの店舗に通い続けていく中で、筆者は気付きます。
ワークマンのスニーカー、素敵かも!
そこでふと思ったのが、ほかの人から見るとどう映るのかということ。
さっそく、ファッション業界にいたことのある2人に、ワークマンのスニーカーについて感想を聞いてみました!
2人の口から出てきたのは、思いがけない言葉の数々…。
これからワークマンのスニーカーを写真付きで紹介するので、気になる人はチェックしてくださいね。
※この情報は、2022年4月現在の情報をもとにしています。また、商品は地域・店舗・時期により販売されていないケースがあります。
ワークマンで買ったスニーカーがこれ! シンプルな定番の形
筆者がワークマンで購入したのは『Wクッション キャンバスシューズ』という、オーソドックスなスニーカーです。
素材:綿、合成ゴム
サイズ:23.0~28.0cm
色:ブラック、ベージュ
価格:980円(税込)
色はどんな洋服にも合うブラックを選びました。
※写真の商品はブラック
「これぞスニーカー」という、形にひと目惚れ。特徴的なのは、トゥーチップと呼ばれるつま先のゴム部分です!
トゥーチップ
ほかのブランドのスニーカーと、見比べてみましょう。
左:ワークマン/中央:コンバース/右:アディダス
ワークマンのスニーカーは、にっこり笑っているようなデザインに見えませんか。
靴紐は平型のシンプルなデザインです。
靴紐
ワークマンのスニーカーはとにかくシンプルなので、アクセントが欲しい人は、靴紐を替えてみるのもいいでしょう。
靴紐を通す穴のシューレースホールは、銀色の光沢がきれいでした。
シューレースホール
表面のキャンバス生地はしっかりとした触感。
キャンバス生地
少しホコリが付きやすいのは気になりますが、質感は税込み980円のそれとは思えません。
次は靴底部分にあたる、ソールを見てみましょう。
ソール
フォクシングテープという、外側に一周巻かれているテープに厚みがあるので、多少の水や泥ならば弾いてくれそうですね。
「商品名に『Wクッション』とあるけど、どこなんだろう」と感じましたが、秘密はインソールにありました!
インソール
かかと部分に向かうほど、ふかふかのクッションに厚みがあります。
インソール自体に付いているクッションと、ソール部分のクッションを合わせて、2倍の効果があるということなのでしょう。
インソールは靴底に接着されているので、特別な理由がない場合は、はがさないほうがよさそうです。
インソール
靴底はゴムになっていて、接地面とのグリップをよくするための、模様が付いていました。
靴底
ワークマンのスニーカーは、「シンプル・イズ・ベスト」といえるような、ムダのないシューズです。
ワークマンのスニーカーをファッション業界にいた人が見ると?
個人的には気に入っているデザインですが、審美眼を養ってきた人が見ると、どんな印象を持つのでしょうか。
ファッション業界に勤めていた経験のある2人に、ワークマンのスニーカーをチェックしてもらいました!
Aさん 元シューズショップスタッフ
プロフィール
年齢・性別:30代・男性
経歴:元シューズショップスタッフ
好きなスニーカー:ナイキ
スニーカーに求めること:履き心地
まずは、シューズショップスタッフの経験があるAさんから話を聞いてみます。
数多くの商品を見てきた目に、ワークマンのスニーカーはどう映るのでしょうか…。
今日は見てもらいたいものがあるんです!
こちらのスニーカーなのですが、パッと見の印象はどうですか?
どこかで見たことがあるようなデザインですが、シンプルでいいですね!
靴紐がかわいいので、若い人には似合いそう。スマートに見せたい時などは、靴紐を替えても面白そうです。
Aさんにはまだ、ワークマンのスニーカーということを伝えていません。
デザイン面について、もう少し聞いてみました。
ほかには、キャンバス生地がいいです。質感も見た目も整っているように感じました。
先端の幅が広いのと、つま先のラバー部分が特徴的ですね。
これは黒だと思いますが、ほかに色はあるんですか?
ベージュがあります!黒とベージュの2色展開です。
その2色なら、コーディネートしやすそうです。
個人的には『コン』があると、嬉しかったですね。
カラー展開の少なさは仕方がないとしても、スニーカーとして十分なスペックがありそうですね。
ここでついに、Aさんは見慣れないブランドロゴに気付きました。
ぜんぜん知らないブランドロゴ(WMB)ですが、どこのスニーカーですか?
実はワークマンが販売しているスニーカーなんです!
『WORKMAN BEST』というプライベートブランドで、WMBはその略称です。
ワークマンとは思いませんでした!ワークマンは作業服のイメージが強かったので…。
今はファッションとして、おしゃれなアイテムも販売しているんですね。
「ワークマンの印象がガラッと変わった」というAさん。
せっかくなので、スニーカーの試し履きをしてもらいました。
おお!これは履きやすい。
クッション性が高くて、地面からの冷たさを感じにくいですね。
フィット感もいいですし、見た目からは想像できなかった履き心地です。
このスニーカーは、いくらなんですか?
税込み980円です!
安すぎて笑ってしまいそうになりました。
本当に安いと思います。ワークマンのスニーカーはすごいですね。
ワークマンのスニーカーを体験したAさんの感想をまとめました。
・全体的にシンプルでコーディネートしやすそう。
・キャンバス生地の質感やデザインがいい。
・靴紐がかわいい。
・つま先のラバー部分が個性的。
・カラー展開は物足りない。
・税込み980円は安すぎるくらい。
元シューズショップスタッフならではの目線は、とても参考になります。
「合わせ方によっては幼く見えてしまうかも」と話していたので、洋服とのバランスには気を付けましょう。
Bさん 元アパレルショップスタッフ
プロフィール
年齢・性別:20代・女性
経歴:元アパレルショップスタッフ
好きなスニーカー:ナイキ、アディダス、オニツカタイガー
スニーカーに求めること:デザイン性
Bさんはアパレルショップで勤めていた経験があり、ファッションには敏感です。
ファッションアイテムとして、ワークマンのスニーカーはどう映るのでしょうか…。
実はBさんに見てもらいたい、スニーカーがあるんです。
どんな印象か知りたいので、率直な感想で大丈夫です!
つま先部分が丸くてかわいいです!珍しいデザインじゃないですかね。
あと軽いです。持ってみてびっくりしました。
デザイン的には、どこかにワンポイントが欲しいかもしれません…。
靴紐を替えて遊べば、アクセントになりそうですね。
色はブラックとベージュの2色なんですが、物足りないですか?
2色ですか…。私は見た目を重視しているので、もっと色が欲しいですね!
赤色、緑色、黄色、いろいろある中から選べたら最高です。
メリハリがないデザインとカラー展開の少なさが気になったBさん。ほかのデザイン面に関しては、おおむね満足といったところでしょうか。
ここで、ワークマンのスニーカーということを伝えました。
え!?ワークマンですか?
ファッション性のある靴を、売っているイメージがあまりないです。
カジュアルなアパレル品を販売しているのは聞いたことがありますが、靴までそろっちゃうんですね!
そうなんです。しかも、そのスニーカーは税込み980円なんですよ。
安い!お手頃じゃないですか。
千円出せば買えるなんて、信じられないですよ。
ワークマンがデザインに凝った靴を販売していることに、驚いた様子のBさん。ファストファッションのメーカーでも、「こんなに安いスニーカーは、そうそうない」といいます。
実際にワークマンのスニーカーを履いてもらい、感想を聞きました。
サッと履けるサンダルのような靴を好んで使っているんですけど、それに近い履きやすさです。
思っていたよりも、インソールがふかふかで柔らかいですね。
クッション性がありますし、散歩をする時にもよさそうなスニーカーに感じました!
ワークマンのスニーカーに関するBさんの話をまとめました。
・全体的にかわいいデザイン。
・ワンポイントのアクセントが欲しい。
・スニーカーとしては軽い。
・つま先のラバー部分が珍しい。
・カラー展開は物足りない。
・税込み980円はお買い得。
元アパレルショップスタッフならではの、ファッション視点ですね。
「どんな洋服にも合わせやすそう」とつぶやいていたので、コーディネートのイメージが膨らむような、履き回ししやすいスニーカーでしょう。
ワークマンのスニーカーを履いてみた
ファッション業界で働いていた人たちから、それなりの評価を得たワークマンのスニーカー。
家にあるアイテムを使って、コーディネートを楽しんでみました!
まずは無難にジーンズと合わせます。
街でよく見かけるコーディネートでしょう。
次は、緑色のナイロンパンツと組み合わせました。
ワークマンのスニーカーはボリュームがあるので、細身のパンツと相性がよさそうですね。
最後に、九部丈のボトムスとのコーディネートです。
少し子供っぽい印象になりましたが、悪くはないですね。
ワークマンのスニーカーは、履き回しがしやすい便利な靴でしょう!
ワークマンのスニーカーの感想 「価格以上の満足感がある」
・履きやすいし歩きやすい。税込み980円でこのデザインなら文句ありません。
・靴紐が短めなので、気になる人は替えてみるといいかも。
・クッション性がいいです。安いのにしっかりしていて、お気に入りの1足です。
『Wクッション キャンバスシューズ』の口コミを見たところ、リーズナブルな価格と履きやすさに満足しているという声が多くありました。
靴紐に関しては人によって短く感じることもあるようなので、試着をしてから購入したほうがいいでしょう。
ワークマンのスニーカーは、オーソドックスでクセがありません。どんなシーンでも履ける、万能なシューズですね。
ワークマンのスニーカーを履いて感じた、個人的な感想をまとめています。『Wクッション キャンバスシューズ』が気になる人は、参考にしてください。
『Wクッション キャンバスシューズ』のよかったところ
・税込み980円で安い。
・シンプルなデザインで使いやすい。
・クッション性が高い。
ワークマンのスニーカーでもっとも衝撃的なのは、税込み980円という価格でしょう。ファッション業界にいた2人とも驚いていましたが、とにかく安いです!
しかも、安いだけではなく、デザイン面も悪くありません。飽きがこないシンプルなデザインは、どんな場面でも履けるのではないでしょうか。
また、スニーカーとは思えないクッション性に驚きました。地面の冷たさや硬さを感じることはなく、歩きやすく履き心地もよかったです。
ワークマンのスニーカーは、コストパフォーマンスに優れた商品でした。
『Wクッション キャンバスシューズ』の気になったところ
・カラー展開が少ない。
・履き口が肌に擦れやすい。
・履く時にかかと部分が引っかかる。
ブラックとベージュの2色しかないのは物足りなかったです。低価格だからこそ、さまざまな色をそろえやすいので、「毎日違う色のスニーカーが履けたら楽しそう」と感じました。
筆者が短い靴下を履いていたのもありますが、スニーカーの履き口がくるぶし辺りに擦れ、肌が赤くなりました。履き口部分の生地は少し硬いかもしれません。
靴紐を解いたり結んだりするのが面倒な筆者は、靴紐が結ばれている状態でスニーカーを履きます。上品ではないですが、足をそのまま突っ込むように入れて、靴べらなどで整えていました。
ワークマンのスニーカーも同じように履いたところ、かかと部分の生地の柔軟性が弱いからか、なかなかうまく履けないことも。
筆者が気になったのは「欲をいえば…」という部分でもあるので、価格以上の満足感がありました。
ワークマンのスニーカーを履いて外出を楽しもう!
作業服などの機能的なウェアを中心に販売しているワークマンに、「デザインまで期待するのは少し酷なのかな」と、勝手に思っていた筆者。
ですが、ワークマンのスニーカーを見つけた時に、「おしゃれなアイテムもあるじゃん!」と感じました。
人それぞれ趣味や好みがあるので、一概にはいえませんが、筆者はワークマンのスニーカーを、これからも履いていくつもりです。
ありがとう、ワークマン!
今回購入したスニーカーのように、普段使いできるアパレル商品をワークマンは多く販売しています。
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[文・構成/grape編集部]