消防士のお手柄! 火事の現場で偶然見つかった『8つの命』に安堵の声
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アメリカで起きた火災の現場で、ある消防士たちの活躍が称賛されています。
サウスカロライナ州の小さな集落で「庭で火の手が上がっている」と、消防署に通報がありました。
消防士が駆け付けると、庭に置いてあったゴミから出火し、その火が木造の倉庫に燃え移っていたのです。
炎はすでに制御不能な大きさになっていて、消防士は庭と倉庫の二手に分かれて懸命な消火活動をしていました。
倉庫の中からうめき声が?
その時、倉庫の消火をしていた消防士が、うめき声のような音を聞きます。
しかし、倉庫の中には誰もいません。そこで、消防士が気付いたのは倉庫の床下。
倉庫は地面から少し高い位置に作られていたため、床と地面の間に隙間があったのです。
床下を見ると、なんと7匹の子犬が見つかりました!
子犬たちは煙を吸っていたため、すぐに酸素吸入などの処置が行われました。すると、7匹すべてが復活。
さらに、焼け跡の確認作業中に、もう1匹の子犬を発見!その子犬も救命措置をされた後、元気を取り戻しました。
子犬たちはすすだらけで汚れていましたが、幸い、やけどは負っていませんでした。
子犬たちは野良犬とみられ、その家の所有者は、倉庫の下に子犬たちがいることを知らなかったそう。
8匹とも動物保護施設に預けられて、里親を募集するということです。
焼け跡の写真を見ると、倉庫がほぼ跡形なく全焼していることが分かります。
もし、消火が遅れていたら、消防士が子犬の鳴き声に気付かなかったら、悲しい結果になっていたかもしれません。
小さな鳴き声を聞き逃さず、すぐさま8匹に救命措置を行った消防士たちのお手柄でしたね。
[文・構成/grape編集部]