乳がん治療中のだいたひかる 周囲から聞かれて嫌なことに共感の声
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リハビリや薬の服用、手術…など、病気になった苦しみは、その人にしか分からないものです。
そのため周囲が病気を患った人に対し、配慮や想像力に欠けた言葉をかけると、傷付けてしまいかねません。
2022年10月17日、乳がん治療に取り組んでいるお笑いタレントの、だいたひかるさんはブログで、『がんの人が聞かれて嫌なこと』と題した内容をつづりました。
仕事などで、「がんを患った友人に、どう接すればいいか」と聞かれたというだいたさん。
だいたさんは、『気の毒』『大変』といった言葉をかけてもらうよりも、「普段通りに接してもらうのが一番嬉しい」と明かしました。
一方、自身も含めて、がんを患っている人が聞かれて嫌な思いをするであろうことについて、このようにつづっています。
がんの進行度を表す『ステージ』。段階ごとに、症状の深刻さが分かるものです。
だいたさんは、がんのステージを聞かれることに、嫌な思いをするといいます。
だいたさんの言葉に、かつて病気を患った人などからさまざまな声が上がりました。
・余計な心配をかけたくなかったので、実家で一人暮らしをしている母親にがんを患ったことを伝えませんでした。
・同情されるのが嫌で、友人には病気のことをいっていません。
・私の場合、仕事ができなくなるので同僚に話しました。自分が置かれている状況次第で、どこまで話すかを決めています。
家族や友人など、身の回りの人が病気を患っていることを知ったら、心配の言葉をかけてしまいたくなるものです。
しかし、場合によっては、その人にさらなる精神的負担を与えてしまうことも。
病気だけでなく、関係性などを考えた上で、どのような言葉をかけるのかを考えたいですね。
[文・構成/grape編集部]