「なんて残酷なことを!」 道端で子犬を見つけた女性 抱きかかえた次の瞬間…
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もし、道端で子犬を発見したら、たいていの人は警察に届けたり、動物保護施設に連れて行ったりするなどの対応をするでしょう。
ところが、アメリカのミシガン州で見つかった子犬は、信じがたい災難に見舞われてしまったのです。
道路脇にいた子犬を抱えて向かったのは
2022年11月の夜、スーセントマリー警察に市民から子犬に関する通報が寄せられました。
防犯カメラには、運河の上にかかる橋を歩いていた女性と少女が、道路脇にいた1匹の子犬を発見した様子が映っています。
女性は子犬を抱きかかえて、道路の反対側へ渡りました。
2人は誰も見ていないことを確認するように、辺りを見渡します。
そして次の瞬間…。何が起きたのかはこちらをご覧ください。
女性が橋の上から子犬を運河に投げ落としたのです。
その後、2人は何事もなかったかのようにその場を去りました。
子犬が橋の上から投げられる瞬間を見ていた人が、あわててスーセントマリー警察に通報したのです。
海外メディア『9and10news』によると、現場に駆けつけたタイラー・ヌーセン巡査とアンドリュー・セルケ巡査は、土手にいる1匹の子犬を発見。子犬はどこにも逃げ場がない状態でした。
そんな中、セルク巡査がフェンスを乗り越えて土手に降りて子犬を捕まえ、ヌーセン巡査に手渡すことに成功。
幸い、子犬は無事で、動物保護施設に預けられたといいます。
スーセントマリー警察はFacebookで防犯カメラの映像を公開し、映っていた2人の情報提供を呼びかけました。
この投稿には「なんて残酷なことをするんだ!」「気分が悪くなる」「2人とも起訴されるべき」など憤りの声が殺到しています。
数日後、警察はこの事件に関与したとして女性と未成年の少女を特定。女性は動物虐待の罪で起訴され、少女は少年裁判所に送致されたということです。
助かったメスの子犬はクローブと名付けられ、すぐに家族ができました。
クローブを救出したヌーセン巡査が、里親になったのです!
たまたま見つけた子犬を橋の上から運河に投げ落とすなんて…なぜそんなひどいことができるのか理解に苦しみます。
もしクローブが土手ではなく運河に落ちていたら、最悪の結果になっていたかもしれません。
目撃者がいて警察に通報してくれたおかげで、クローブが助かってよかったですね。
[文・構成/grape編集部]