なぜか観光客が後を絶たない『眼科』 理由に「納得!」「すごい光景」
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ライターチーム『キジカク』で執筆活動をしている、うーかさん。
アメリカに12年、台湾に2年在住の経験があり、海外ならではの面白い話題を探すことを日課にしています。
そんなうーかさんが、実体験や友人のエピソード、クスッと笑えるユニークなグルメや驚きのカルチャーなどを紹介します!
風情ある古典的な建物とスタイリッシュでモダンな建物が混在している台湾。
昨今では古い建物をそのまま利用してリノベーションをほどこした、おしゃれなスポットがたくさん登場しています。
今回は台湾の台中市にある、フォトジェニックな内装が魅力の『宮原眼科(MIYAHARA)』をご紹介!
人気都市に佇む『宮原眼科』とは?
首都・台北市から台湾高速鉄道で約1時間。台湾人が住みたい都市ナンバー1ともいわれている台中市は、日本統治時代の建築物が多く残る都市でもあります。
台中駅周辺にある『宮原眼科』は、眼科ではなく実は台中でも有名なスイーツスポット!
「眼科でスイーツ!?」と不思議に思うかもしれませんが、紛れもないスイーツ店なのです。
『宮原眼科』は日本統治時代に眼科医院だった建物を利用し、レトロな雰囲気を残したままスイーツ店へと変化させたユニークなお店。
1927年に建てられたレンガ造りの建物を、台湾の有名な菓子メーカー『日出グループ』が改装したそうです。
スイーツ店に変えた後も名前が『宮原眼科』のままなのは、面白いですよね。
店の中に一歩足を踏み入れると、そこは映画『ハリーポッター』の世界へ迷い込んだかのようなノスタルジックな空間が!
テーマパークを思わせる心躍る内装に、多くの観光客が見とれていました。
ノスタルジックな空間が広がる『宮原眼科』の内装
筆者が訪れたのは旧正月の休み中だったこともあり、店内は幸運と富を呼ぶ色といわれる赤色の飾りで埋め尽くされいました。
壁には一面お菓子や本が飾られ、高い吹き抜けの天井まで続いています。
ふわふわと浮かぶ巨大な金魚の飾りは壁の鏡に反射し、一幅の絵のようなファンタジックな様相に。金魚鉢の中を覗いた時のような不思議な感覚になりました。
幻想的な『宮原眼科』の天井
店内で販売されているお菓子は、チョコレート、パイナップルケーキ、クッキー、チーズケーキなど、さまざまな種類がずらり。
お菓子1つひとつのディテールも素晴らしく、まさにアートそのものな作りに食べるのが惜しくなってしまいます。
宮原眼科のパイナップルケーキと花餅
筆者はお土産に台湾名物であるパイナップルケーキと『花餅』を購入。『花餅』は、花まんじゅうともいわれる美しい花のデザインが目を引くお菓子です。
パイナップルケーキは、パインの甘さとさわやかな酸っぱさが合わさった、極上のハーモニーのお菓子。
『花餅』は甘さ控えめな上品な味で、淡い甘さが口の中に残ります。「もう1つ食べようかな…」と思わず手を伸ばしてしまいたくなるおいしさでした。
台湾旅行の際は台中市まで足を伸ばして、『宮原眼科』を訪れてみてはいかがでしょうか。
まるでおとぎの国に迷い込んだような世界を楽しめますよ!
[文/キジカク・構成/grape編集部]