【令和5年版】カヌレ型の代用品9選! レシピや売っている場所も紹介
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「カヌレを自分で焼いて作りたいけれど、カヌレ型を持っていない」と、お悩みの人もいるのではないでしょうか。頻繁にお菓子作りをしない人であれば、新しく型を購入するのはためらわれますよね。
カヌレ型は、アルミカップやマフィンカップなど、かんたんに入手できるもので代用できます。ほかにも、たこ焼き器でも作れるため、キッチンを探せば何かしら見つかるかもしれません。
そこで本記事では、カヌレ型の代用品やレシピなどを紹介します。本記事を最後まで読めば、カヌレ型の代用品で、カヌレを作るポイントがわかりますので、ぜひ参考にしてください。
カヌレ型の代用品9選
カヌレ型の代用品を次の9つ紹介します。
カヌレ型は、手軽に購入できるものから自宅に備えているものなどで代用できます。それぞれ異なる特徴があるため、使いやすいものや用途に応じて代用品を選びましょう。
たこ焼き器
たこ焼き器は温度調整がかんたんです。また、外側がカリッと香ばしく仕上がることが特徴です。何より、仕上がりの見た目が丸くてかわいいです。
たこ焼き器でカヌレを作る際のポイントは次の2つです。
オーブンを使った時に比べると、たこ焼き器は短時間で火が通ります。焼きすぎると内側のしっとり感がなくなってパサついたり、焦げてしまったりします。カヌレ型を使った時と同様に仕上げるためには、たこ焼き器の温度は弱火に設定しましょう。
焦げ防止のためにも、たこ焼き器にはバターを塗っておくのがおすすめです。
アルミカップ
アルミカップは600℃までの熱に耐えられるため、カヌレ型の代用品になります。アルミカップをカヌレ型の代用にする際のポイントは次の3つです。
サイズの大きいアルミカップを使うと、中まで火が通りづらくなります。中まで火を通そうとすると外側を必要以上に焼いてしまうため、カヌレが硬くなるでしょう。
アルミカップを使ったカヌレの焼き方は、220℃のオーブンで20分焼いてから、180℃に調整して25分焼くのが目安です。オーブンにより、多少時間は異なるので、様子をみながら調整してみてください。
調整しながら焼くことで、食感もカヌレ型を使った時と同じように仕上げられます。
ただし、アルミカップ自体が熱くなりやすいため、オーブンから取り出す際は火傷しないよう注意してください。
セルクル型
セルクル型とは、底がなく、枠のみで作られた型のこと。円形が主流ですが、六角や楕円、ハートなどのさまざまタイプが売られています。
サイズが大きいため、ボリュームのあるカヌレを作れることが特徴です。セルクル型を使う際は、熱耐性のある天板や容器などに入れましょう。また、セルクル型にカヌレの材料を注ぐ際は、平らな面で行ってください。
セルクル型は、底がないために、クッキーの型抜きでも活躍します。
シリコン型
ムースや焼き菓子などに使えるシリコン型。製品によって耐熱温度にバラツキがあります。カヌレ型の代用にするシリコン型は、オーブンの温度に耐えられる素材を選びましょう。
ただし、シリコン型を使ったカヌレは、焼き色が付きづらい傾向にあります。焼き色をつけるためには、バターを塗っておくことがおすすめです。
シリコン型は汚れが落としやすかったり、洗って何度でも使えたりするため、後片付けの手間も省けます。
マフィンカップ
マフィンカップも、カヌレ型の代用にできます。カヌレ型を使った時よりもふっくらと仕上がるのが特徴です。マフィンカップをカヌレ型の代用にする際のポイントは次の3つです。
マフィンカップを使ったカヌレの焼き時間は、目安として200℃で40〜45分ほどです。マフィンカップのサイズが大きいと、火が十分にとおらないため注意しましょう。
マフィンカップは、紙やシリコンなどさまざまな素材の製品が売られています。使いやすいものを選ぶとよいでしょう。
カヌレ型の代用品として使えるマフィンカップは、100円ショップにも売られています。リーズナブルでありながら、さまざまな形が売られているため、容器のデザインを重視する人にもマフィンカップはおすすめです。
プリン型
プリン型は火が全体に通りやすいため、外側をカリッと仕上げられます。
ただし、一般に売られているプリン型は冷蔵庫で使う前提のものが多く、熱に弱いです。オーブン対応や熱耐性のあるものを選びましょう。
金属製のプリン型であれば、カヌレ型で焼いた時と同様に、外側をカリッと仕上げられます。底に溝が施されたタイプであれば、見た目もカヌレに寄せられるでしょう。
プリン型は、火が通りやすいために、焦げつかないよう慎重に焼くことが大切です。焼き時間は、目安として230℃で40分ほど。プリン型の素材に応じて焼き時間は異なるため、調整しつつ、焦げさせないように気をつけましょう。
カップケーキ型
カップケーキ型でカヌレを焼けば、やわらかく仕上げられます。
ただし、一般に売られているカップケーキは、平べったくサイズが大きいものが多いです。火をとおしづらく、焼き時間の調整を誤ると、生焼けになったり焦げたりします。
目安の焼き時間は、200℃で1時間です。カップケーキ型は100円ショップでも売っているため、入手しやすく、急いでカヌレ型の代用品を探している人にもおすすめです。
マドレーヌ型
マドレーヌ型は、上が広く、底が狭い構造になっています。形がカヌレ型に似ているため、仕上がりもカヌレに近くなります。ひと言にマドレーヌ型といっても、素材はさまざまです。カヌレを作るのに適している素材は、次の3つです。
シリコン製のマドレーヌ型は、生地が型から離れやすく、手入れが楽で使いやすいのが特徴。アルミ素材で作られたマドレーヌ型は、熱が通りやすく仕上がりが早いです。使い捨てもできるため、プレゼント用にも向いています。
スチール製のマドレーヌ型であれば、耐久性に優れていたりリーズナブルだったりします。素材により特徴が異なるため、使いやすさや用途に合わせてマドレーヌ型を選びましょう。
ババロア型
ババロア型とは、デザートの1種であるババロアを作る際に用いられる型のこと。円形や四角で、底が浅く作られたタイプが多いです。型に深さもあるため、カヌレ型の代用にできます。
金属製のババロア型は火が通りやすいため、外側をカリッと仕上げられるでしょう。
カヌレ型の代用品を使ったレシピ2選
お菓子を作った際にマフィンカップを使いきれずに、余らしている人もいるのではないでしょうか。また、たこ焼き器を自宅に置いてある人もいるでしょう。
そのため、マフィンカップとたこ焼き器ごとの、カヌレの作り方を解説します。
マフィンカップを使ったカヌレのレシピ
前述の通り、マフィンカップは100円ショップで買えます。自宅に置いていない場合は、マフィンカップを買ってからでも、本記事を参考にカヌレを作ってみてください。カヌレのレシピを、材料と作り方にわけて解説します。
材料
マフィンカップを使ったカヌレの材料(12個分)は次の通りです。
材料は多そうに見えますが、意外と、自宅にある調味料をかき集めて作れることもあります。調味料がない人は、マフィンカップを買いにいくついでに、そろえてみてはいかがでしょうか。
作り方
マフィンカップを使ったカヌレのレシピは次の通りです。
ポイントは、12時間以上寝かせることです。寝かせる時間が短いと、オーブンで焼いている間に生地がマフィンカップからあふれてしまう可能性があります。
「すぐに食べたい!」と思う人もいるかもしれませんが、おいしいカヌレを作るためには、十分な時間寝かせましょう。
たこ焼き器を使ったカヌレのレシピ
自宅に置いてある人は、本記事を参考に、たこ焼き器でカヌレを作ってみてください。材料と作り方に分けて解説します。
材料
たこ焼き器を使ったカヌレ(16個分)の材料は次の通りです。
作り方
たこ焼き器を使ったカヌレの作り方は次の通りです。
たこ焼き器を使ったカヌレは、カヌレ液を一面に注いでから焼くだけで作れます。マフィンカップのように、小分けの容器に注ぐ必要がないため、手軽に作れるのがメリットです。
ただし、ほかの代用品に比べて、後片付けに時間がかかります。
カヌレ型の代用品は100円ショップで買える
マフィンカップやアルミカップなど、一部の代用品は100円ショップで買えます。
ただし、本格的なカヌレを作るなら、お菓子器具専門店でカヌレ型を買うほうがおすすめです。代用品の場合、火の通り方が変わったり、サイズが大きすぎたりすることがあります。
カヌレは身近にあるもので作れる
カヌレは、専用の型を使わなくとも、アルミカップやマフィンカップなどで作れます。代用品ごとに特徴があるため、使いやすいものでカヌレを作るのがおすすめです。
自宅に代用品がなければ、買いにいくのも1つです。マフィンカップやアルミカップであれば100円ショップにも売っているため、探してみてはいかがでしょうか。
自宅にマフィンカップやたこ焼き器がある人は、本記事で紹介したレシピを参考にして、カヌレを作ってみてください。
[文・構成/grape編集部]