ニューバランスの『1600』におすすめのコーデは？　1000番台ってどんな靴？

履き心地とデザインのよさから世界的にも有名なシューズメーカー『New Balance（ニューバランス）』。 定番の996や574など、さまざまなデザインやカラーのスニーカーを販売し、人気を博しています。

また、最高の機能を搭載したラグジュアリーなモデルとして販売している1000番台シリーズも人気なところ。中でもオリジナルの性能を継承しつつ、アジア製で安価に購入できる『CM1600（以下、1600）』の人気は高いといえます。

ただ、996などと比べると、少し特徴的なデザインなので、どのように履きこなしたらいいのかと悩んでしまうこともあるでしょう。

ニューバランスの1600を履きこなすためのコーデやどのような靴なのかをご紹介していきます。

ニューバランスの1600ってどんな靴？　1000番台の歴史

ニューバランスの1000番台は、メーカーの誇るテクノロジーを惜しみなく使用しているフラッグシップモデル。その系譜は今も続いており、2000年以降は2000番台シリーズとして販売しています。

ここでは2000年までの1000番台を中心に、その歴史を見ていきましょう。

ニューバランスの1000番台ってどんな靴？

1985年に130ドルという驚愕のプライスで登場したのが、初の1000番台シリーズM1300です。

初めて『ENCAP（エンキャップ）』というミッドソールが使用されたモデルで、高い安定性とクッション性を備えていました。ENCAPは、ニューバランスを代表する技術の1つで、USA製のM996やML574に搭載されているテクノロジーです。

M1300は、今でも復刻モデルが発売される大人気のシリーズとなっています。

Amazonで見る

1989年に登場したのが、M1500です。改良されたエンキャップを使用し、新たな機能が盛り込まれた一体成型ミッドソールを採用。かなりハイテクなイメージになりました。

また、ニューバランスのロゴである、Nのマークが小さくなったモデルとしても有名です。

Amazonで見る

1994年になると、サンプル生産はできていたものの、当時の技術では製品化が不可能だったM1400が登場します。

M1400はUSA製で高額にもかかわらず、そのシンプルなデザインがコーデに合わせやすく人気になりました。また、日本人の幅広な足に合うサイズ感も相まって、人気に拍車がかかったようです。

同年、1000番台初の衝撃吸収性能に優れた新素材『ABZORB（アブゾーブ）』を搭載した、近未来的なデザインのM1600が発売されます。

一体成型のポリウレタンミッドソールが組み合わされたことで、優れたクッション性を発揮。地面から伝わる衝撃をしっかりと吸収し、踏み出す推進力に変えてくれるので、足への負担が減りました。

しかしながら、M1600は2023年現在は生産されておらず、『CM1600』と呼ばれるアジア製のモデルしか販売していません。以下でご紹介する1600もCM1600となっています。

Amazonで見る

とはいえ、オリジナルのよさを受け継いでいながら、安価に買えるということでコスパはかなりいいといえるでしょう。

そして1999年にアブゾーブを全面に敷くことで、比類なきクッション性を手に入れたM1700が登場。3万9千円という高額な値段は、多くの人を驚かせましたが、それに見合う高い性能を持っている靴でした。

ニューバランスの1600を履きこなす　おすすめコーデは？

ニューバランスの定番996などと比べると、1600の特徴は以下の4つとなるでしょう。

一つひとつ見ていくと、このような違いがあります。

Nマーク

シュータン

アッパーの素材

ミッドソール

996と比べると、よりハイテクなイメージのスニーカーとなっています。

個性的な1600を履きこなすには、どのようなコーデがいいのでしょうか。

まずは1600のネイビーから見ていきます。

ニューバランスの1600ネイビーのコーデ

落ち着いた色合いのネイビーは、きれい目やカジュアルなど、さまざまなコーデに合わせやすい色です。

地味な印象になってしまうのを防ぐために、靴下で遊んでみるのもいいかもしれません。

Amazonで見る

ニューバランスの1600グレーのコーデ

こちらもさまざまなテイストのファッションに合わせやすいグレー。

上半身に多くの色を持ってきてもスッキリとした印象にしてくれるでしょう。

Amazonで見る

カジュアルなコーデやきれい目にも対応できる1600。

履き心地もいいので、1足持っていると通勤通学でも役に立ってくれますよ。

---

[文・構成／grape編集部]