ワイシャツのインク汚れを落とす方法に「ためになる」「やってみる」
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制服やワイシャツなどに、ついうっかり付けてしまいがちな「ペンのインク汚れ」。頑張ってきれいにしようと思っても、なかなか落ちないしつこい汚れに辟易した経験はありませんか。
ペンのインク汚れをきれいに落とすためのコツを、家電メーカー・アクア株式会社(aqua_jp_official)の公式Instagramから紹介します。
インクタイプに合わせた対処を
家電とコインランドリー用洗濯機のブランド「AQUA」の運営元であるアクア株式会社。いわば「洗濯のプロ」です。私たちが苦戦しがちな「シャツに付着したインク汚れ」も、プロの技できれいにする方法を伝授してくれています。
アクア株式会社によると、まずは付着したインクのタイプを突き止めるのが重要とのこと。
・油性タイプ(プラスチック面でもにじまない)
・水性タイプ(指でこすると消える)
・フリクションタイプ(消えるボールペン)
上記のうちのどのインクなのか、ペンに記載された情報や、使った時の感覚で判断してみてください。
油性ペンの場合は、消毒用アルコールまたは除光液と、汚れてもいいタオルとビニール袋、歯ブラシを用意します。机にビニール袋を置き、その上に汚れてもいいタオルを敷きましょう。
消毒用アルコールや除光液を汚れた部分に垂らしたら、歯ブラシでポンポン叩きます。ゴシゴシこするのではなく、下のタオルに汚れを移すつもりで作業してください。シミが落ちたら、普段通りに洗濯して完成です。
水性ペンの場合も同様の方法で対処できますが、染み抜きには洗濯用弱アルカリ性洗剤を使いましょう。
フリクションタイプの汚れは、アイロンで熱を加えてみてください。きれいに染み取りできるはずです。
覚えておきたい注意点
しつこいインクの染み汚れをきれいにする際の注意点は、以下の2点です。
まずは、ワイシャツや制服の洗濯表示をチェックすること。洋服の素材によっては「水洗い不可」という可能性もあります。この場合、自宅で洗濯できないため、クリーニング店などプロに相談してください。
2つ目は洗浄剤を使う際の衣類へのダメージです。消毒用アルコールや除光液を汚れに垂らす前には、ぜひ目立たない部分でテストしてみてください。色落ちしないかどうか確認してから作業を進めることで、失敗リスクを減らせます。
アクア株式会社によると、「慌ててこするとシミが広がってしまうこともある」とのこと。落ち着いて対処しましょう。
しつこいイメージもあるインク汚れですが、インクの特色を理解したうえで染み抜きすれば、意外とすんなり落とせるもの。汚れが付着してしまった場合でも、簡単にあきらめる必要はありません。まずは落ち着いて、「インクの種類の確認」からスタートしてみてください。
シミの除去はなるべく早く
どんなシミも、放置するとより落ちにくくなってしまいます。できれば、見つけた時に対処するのがいいでしょう。
外出先でお醤油やコーヒーなど、水溶性のシミが付いてしまった場合は、乾いた布やティッシュをシミの裏側に当て、軽く湿らせたティッシュでシミを表から押さえ、裏側の乾いたティッシュにシミをうつしていきましょう。
最後に、乾いたティッシュや布で水気を取り、なるべく早く洗濯すれば、シミは落ちるでしょう。
ドレッシングなど油を含むシミの場合は、最初に乾いたティッシュで油分を取ったら、水溶性のシミを落とす時と同様に裏側に乾いたティッシュを当てます。
表側から、軽く湿らせたティッシュにハンドソープなどを付けたものをシミに当ててなじませ、裏側のティッシュに汚れをうつしていきましょう。
最後に、別の湿らせたティッシュで押さえて衣類に付いた石けんを除去して水気を取り、こちらもなるべく早く選択してしまいましょう。
シミにもさまざまな種類がありますが、どんなものも適した落とし方があります。焦って衣類をダメにしてしまったり、諦めてしまうことのないよう、シミ取りの方法を知っておくと便利ですよ。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
[文・構成/grape編集部]