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カーペットはコインランドリーで洗濯できる! メリットや手順も解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

「カーペットをコインランドリーで洗濯できるか知りたい」とお悩みの人もいるのではないでしょうか。カーペットは長く使って汚れが気になるからこそ、定期的にきれいに洗っておきたいものですよね。

洗濯できるかどうかは、カーペットに記載されている『洗濯記号』や生地によって異なります。洗濯記号に『×』が付いていなければ洗濯ができます。

ただし、洗濯を避けるべき生地もありますので、注意が必要です。また、カーペットによっては、洗濯はできるものの、乾燥はNGな生地もあります。

本記事では、コインランドリーで洗濯できるカーペットの確認方法やメリット・デメリットなどを解説します。

コインランドリーでは洗濯できない場合の対処法も解説するため、せひ参考にしてください。

カーベット(絨毯・ラグ)をコインランドリーで洗濯する前に確認すべき4つの項目

カーペットを洗濯機に入れている図

カーペットをコインランドリーで洗濯する前に確認すべき項目は次の4つです。

  • 洗濯・乾燥できる素材か。
  • 天気予報は晴れか。
  • コインランドリーで洗濯できるサイズか。
  • ホックや金具は付いていないか。

上記を確認せずに洗濯すると、カーペットの生地が傷んでしまう可能性があります。大切なカーペットを正しく洗濯するためにもコツをおさえておきましょう。

洗濯・乾燥できる素材か

カーペットには、洗濯・乾燥できるかどうかの表示があります。以下の表を参考にしてください。

『家庭洗濯』の記号に『×』が付いていなければ洗濯できるカーペットです。また『タンブル乾燥』の記号に『×』が付いていなければコインランドリーで乾燥できます。

ウールやシルク、ペルシャなどの生地の洗濯は避けましょう。生地が傷む可能性があります。

家庭洗濯の記号に『×』が付いていたり、生地が傷みやすかったりする場合は、クリーニング店へ依頼することをおすすめします。

天気予報は晴れか

カーペットの乾燥を天日干しで行う場合、天気予報が雨であれば、洗濯を避けるのが無難です。

カーペットは衣類に比べて乾燥するのが遅く、天候によっては、完全に乾くまで2〜3日ほどかかることがあります。

乾くのが遅くなるほど菌が繁殖してしまい、カーペットが臭う可能性があります。つまり、コインランドリーで洗濯できても雨が続くようであれば、カーペットを乾かせません。

どうしても洗濯したい場合は、コインランドリーで乾燥機も使うことがおすすめです。この場合『タンブル乾燥』の記号に『×』が付いていないか確認しておきましょう。

また、裏地がゴム製で作られたカーペットをコインランドリーで乾燥させるのも避けたほうがよいです。乾燥時の熱でゴムが溶ける可能性があります。

コインランドリーで乾燥までできるカーペットであれば雨の日でも乾かせるため、天気予報はさほど気にしなくてよいでしょう。

コインランドリーで洗濯できるサイズか

コインランドリーの洗濯機の8割ほどにおさまるカーペットであれば、問題なく洗濯できます。

逆に、洗濯機がパンパンになるほど大きいカーペットを洗濯すると、水流が悪くなるため、きれいに仕上がらないことも。

以下の表を参考に、コインランドリーで洗濯できるサイズかを確認してください。

カーペットの大きさ洗濯機の容量目安
1畳12kg
2〜3畳15kg
6畳22kg

上記の目安であれば、コインランドリーで十分に洗濯できます。

ただし、コインランドリーごとに設備された洗濯機の容量は異なります。コインランドリーのホームページを確認して、洗濯できるほどのサイズか調べておきましょう。

ホックや金具は付いていないか

カーペットにホックや金具などが付いている場合、洗濯することで生地が傷む可能性があります。

カーペットを長く使うために、生地が傷む原因になるものが付いていないか確認しましょう。

コインランドリーでカーペット(絨毯・ラグ)を洗濯する費用相場は600円〜1千円

コインランドリーに小銭を入れている画像

コインランドリーでカーペットを洗濯や乾燥する際の費用相場は、以下の表を参考にしてください。

カーペットの大きさ洗濯費用相場乾燥費用相場
1畳600円400円/40分
2〜3畳800円400円/40分
6畳1千円800円/60分

費用はコインランドリーにより異なります。詳細は、利用するコインランドリーのホームページなどを確認してください。

コインランドリーでカーペット(絨毯・ラグ)を洗濯するメリット・デメリット

メリット・デメリットの看板の図

コインランドリーを使ってカーペットを洗濯するのには、メリットもあればデメリットもあります。

どちらも理解した上で比較して、コインランドリーで洗濯すべきかどうかを検討しましょう。

メリット

コインランドリーでカーペットを洗濯するメリットは次の4つです。

  • きれいに洗える。
  • カーペットを自宅で洗濯する手間を省ける。
  • 自宅の洗濯機の故障を防げる。
  • クリーニングと比べて費用をおさえられる。

カーペットは自宅でも洗濯できますが、コインランドリーならではの特徴があります。メリットをおさえることで、コインランドリーで洗濯すべきかの判断がつきやすくなるでしょう。

きれいに洗える

コインランドリーの洗濯機は容量が大きいです。カーペットが洗濯機の8割ほどにおさまれば、水や洗剤が生地に満遍なく行き渡るため、きれいに洗濯できます。

一方で、一般家庭用の洗濯機の容量は10kgほどのため、カーペットを入れるとパンパンになる可能性があります。

中に余白がない状態で洗濯機を回しても、水流が悪く、カーペットの一部だけしかきれいに洗えません。

カーペットが自宅の洗濯機のサイズに見合っていない場合は、コインランドリーに持っていくのが無難でしょう。

カーペットを自宅で洗濯する手間を省ける

カーペットを自宅で洗濯するのは手間がかかります。

例えば「踏み洗い」。浴槽に水と洗剤、カーペットを入れて、ペタペタと踏んで洗う手法です。カーペットのサイズが大きいほど労力がかかります。

コインランドリーの洗濯乾燥機であれば、ボタンを押すだけで完結するため手間がかかりません。

自宅の洗濯機の故障を防げる

自宅の洗濯機にカーペットを入れて回すと、ガタゴトと大きな音を立てて激しく揺れることがあります。

理由は、カーペットのサイズが洗濯機に見合っていないためです。場合によっては、洗濯機が故障します。

洗濯機は高価のため、故障は避けたいはずです。どうしても自宅で洗濯したい場合は、洗濯機の対応容量を確認することが大切です。

洗濯してよいかの判断がつかない場合は、少しお金を出してでもコインランドリーにいくのが賢明かもしれません。

クリーニングと比べて費用をおさえられる

カーペットをコインランドリーで洗濯した場合とクリーニングに出した時の費用では、4千円ほどの差があります。

カーペットをクリーニングに出す場合の費用相場は、1畳あたり1千600円です。3畳のカーペットをクリーニングに出した場合で考えれば、約4千800円かかります。

コインランドリーであれば、3畳のカーペットを1千円ほどで洗濯できます。

しかし、クリーニングは費用がかかるものの、シルクやペルシャなどの繊細な生地のカーペットでもきれいに洗えるメリットがあります。

費用をおさえるならコインランドリーがおすすめですが、長く愛用したいカーペットはクリーニングに出すほうが無難です。

デメリット

コインランドリーにカーペットを持っていくのは手間がかかります。乾燥できない場合は、濡れたままのカーペットを自宅に運ぶ必要があるでしょう。

濡れたものを持つのは不快と感じる人は、防水バックを持っていくなどして対処しましょう。

コインランドリーでカーペット(絨毯・ラグ)を洗濯する4つのステップ

コインランドリーに洗濯物を入れ、スマートフォンを操作している図

コインランドリーでカーペットを洗濯する方法は次の4ステップです。

  1. カーペットに付いたホコリや汚れを落とす。
  2. カーペットを屏風(びょうぶ)折りにする。
  3. カーペットを洗濯ネットに入れる。
  4. 洗濯機に入れる。

洗濯時のポイントも解説しますので、参考にしてください。

1.カーペットに付いたホコリや汚れを落とす

カーペットに付いたホコリや汚れに水が付着すると、べたついた仕上がりになってしまう場合があります。事前に、掃除機や布団叩きなどを使って、ホコリや汚れをとりましょう。

汚れが付着して取れない場合は、洗剤を馴染ませておくことがおすすめです。洗濯で汚れが落ちやすくなります。

2.カーペットを屏風(びょうぶ)折りにする

屏風折りとは、山折り谷折りを等間隔で繰り返すこと。カーペットを屏風折りにすることで、洗剤が生地に行き渡りやすくなるため、洗濯がきれいに仕上がります。

屏風折りにする際は、汚れが付着した面を外側にしましょう。

3.カーペットを洗濯ネットに入れる

カーペットを洗濯ネットに入れることで、生地の摩擦を防ぎやすくなります。

また、滑り止めが付いているタイプのカーペットは、洗濯槽に引っかかって回転を邪魔してしまう可能性があるので、ネットを必ず使用しましょう。

4.洗濯機に入れる

カーペットは、通常の洗濯物と同じ方法で洗濯機に入れます。後はボタンを押して、洗濯が完了するまで待つだけです。

サイズの大きいカーペットは乾燥途中で裏返す

サイズの大きいカーペットは、コインランドリーでも乾きにくいです。乾燥途中で裏返すことで、満遍なく乾かせます。乾燥温度は『低温』がおすすめです。

カーペット(絨毯・ラグ)を自宅で洗う3つの方法

洗濯機の前で女性がランドリーバスケットを持っている画像

カーペットを自宅で洗う方法は次の3つです。

  • 踏み洗い
  • 洗濯機
  • 掃き掃除

カーペットを自宅で洗うメリットは、費用がかからないことです。節約したい人は、自宅で洗う方法をおさえておきましょう。

踏み洗い

踏み洗いとは、カーペットを足でペタペタ踏んで洗う方法です。踏み洗いの手順は次のとおりです。

  1. 浴槽にカーペットが浸かるほどの水をためる。
  2. 洗剤を満遍なく入れる。
  3. カーペットを浴槽に入れる。
  4. 1〜2時間つけ置きする。
  5. カーペットを足で踏んで汚れを落とす。
  6. カーペットを水ですすぐ。
  7. 浴槽の縁に1時間ほどカーペットをかけて脱水する。
  8. 天日干しする。
  9. 完了。

踏み洗いは手間がかかりますが、洗剤と水道代以外、かかりません。節約してカーペットを洗いたい人は、踏み洗いを検討してもいいでしょう。

洗濯機

自宅の洗濯機でカーペットを洗濯する手順は次のとおりです。

  1. カーペットのホコリや汚れを取る。
  2. カーペットを屏風折りにして洗濯ネットに入れる。
  3. 『毛布コース』や『大物洗いコース』などで洗濯する。
  4. 天日干しする。
  5. 完了。

カーペットが大きすぎる場合は、洗濯機を使わないほうが無難です。掃き掃除や踏み洗いで対応しましょう。

掃き掃除

掃き掃除のメリットは、生地の色落ちを防げたり、洗濯できないカーペットでもきれいにできたりすることです。また、洗濯ほどきれいにはできないものの、手軽に取り組めます。

ポイントは、薄めた中性洗剤を使うこと。雑巾に含ませて軽く絞り、縦横方向に拭いていくと。こびり付いた汚れが落ちやすくなります。その後に、乾いた雑巾で拭き取りましょう。

カーペット(絨毯・ラグ)の洗濯記号を確認してからコインランドリーで洗う!

ベージュのラグの画像

コインランドリーであれば、6畳ほどの大きなカーペットでも1千円ほどで洗濯できるためリーズナブルです。また、手間もかかりません。

ただし、洗濯記号に『×』が付いていないかを確認しましょう。『×』が付いているカーペットは洗濯できません。同様に、ウールやペルシャなどの生地の洗濯も避けましょう。生地が傷む可能性があります。

本記事で紹介したステップを参考に、コインランドリーでカーペットを洗濯してみてください。節約するなら、自宅で洗うのも1つの手段です。


[文・構成/grape編集部]

出典
政府広報オンラインオフィシャルサイト

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