下着を乾燥機にかけてしまうと… 影響に「今後は控えます」
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※写真はイメージ
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- 出典
- ワコール
雨の日が続く梅雨時には、乾燥機が活躍します。生地の薄い下着類は部屋干しでも乾かせますが、ニオイが付くことを考えると乾燥機を使いたいところです。
しかし下着や肌着は繊細な生地を使っていることが多く、商品によっては乾燥機に向いていません。
幅広い世代の下着を製造する『ワコール』の公式サイトでは、下着類を乾燥機にかけていいのか、その場合どうなるかについて解説しています。
下着類を乾燥機にかけるのは避けたほうがよい
下着の素材としてよく使われるのは、以下のものです。
天然繊維:綿・シルク・リネン・ウール
化学繊維:ポリエステル・ナイロン・アクリル・ポリウレタン
天然の素材は熱に弱いため、乾燥機にかけるとその熱によって縮んでしまう可能性があります。
化学繊維の中でも、ナイロンやポリウレタンは熱への耐性が弱いため、乾燥機にかけるのは避けましょう。
ワコールの公式サイトでは、上記のほかにも以下のような恐れがあると解説しています。
下着には熱に弱い素材が使われていることが多いだけではなく、乾燥機の熱が装飾や付属品へ影響を及ぼすことが考えられます。
下着は乾燥機の使用を避け、『洗濯表記』を見た上で正しくお手入れすることが大切です。
洗濯表記の見方
洗濯表記は、5つの基本マークと数字や付加記号を組み合わせて、それぞれの衣類に合った洗濯やお手入れの仕方を示しています。
乾燥に関するマークは、四角の中に『・』と丸がある『低温なら可』と、四角の中に『・・』と丸がある『乾燥可』、四角と丸が重なった記号の上からバツマークが書かれた『乾燥禁止』の3つです。
乾燥禁止の表記があるものは乾燥機にかけられませんが、そのほか2つの表記のものであれば自宅の乾燥機の温度を確認した上で使用できます。
『低温なら可』の表記のものは排気温度の上限が60℃、『乾燥可』の表記のものは排気温度の上限が80℃です。
下着以外の衣類を乾燥機にかける場合は、乾燥に関する表示をしっかり確認し、適切な方法で使用しましょう。
乾燥機は、衣類を素早く乾燥させられる大変便利ですが、下着に使うのはおすすめできません。
お気に入りの下着を長持ちさせるために、洗濯表示をしっかり確認した上でお手入れしましょう。
[文・構成/grape編集部]