エアコンを上手に使う方法は? 少しの工夫で大きな節電 節約しながら快適に季節を乗り切れる
公開: 更新:
洗濯機の蓋は開けておく?閉める? 企業の回答に「反省」「逆やってた」洗濯機のお手入れをしていますか。洗濯槽の裏側は見られませんが、しっかりとお手入れしていないとカビが繁殖してしまいます。カビを防ぐ方法を確認して、定期的に洗濯槽の掃除をしましょう。
洗濯は『お湯』がいいって本当? 事実に「マジか」「危ないところだった」洗濯槽のカビ対策にお湯を使いたい時はありませんか。お湯のほうが効果が高そうで…と思うかもしれませんが、実際の効果や適切な湯温について日本電機工業会が公式サイトで解説していました。ぜひ参考にしてみてください。
- 出典
- 政府広報オンライン
灼熱の日々と高騰する電気料金の兼ね合いに頭痛がする夏。節電したいと思っても、無理をして身体を壊してしまうと元も子もありません。そこで冷房効率を上げる方法を試してみませんか。どれも簡単なものばかりです。
すぐに始められる上手なエアコン使用方法
とにかく暑い近年の夏。エアコンを止めるタイミングがないほど続く暑さに、電気料金が心配になっている人も多いのではないでしょうか。エアコンを効率よく使う方法を取り入れれば、節電と節約が実現します。政府広報オンラインが発進したライフハックで夏を乗り切りましょう。
カーテンを活用する
窓から室内に入り込む熱気を遮断するために、カーテンを活用しましょう。カーテンは陽射しをカットするだけではなく、熱気が侵入も防いでくれます。
また、冷えた室内の空気を外に出さないという嬉しい効果も。効率的なエアコン稼働に欠かせませんね。厚手のもの遮熱のカーテンがおすすめです。
フィルター掃除はこまめにしよう
フィルターが汚れていると冷房効率が下がります。2週間に1度ほど掃除をしましょう。水洗いをしたり、掃除機で表面の汚れを吸い取るだけでも大きな効果が期待できます。
政府広報オンラインによると、6畳用のエアコンフィルターを適切に掃除するだけでも、年間で約860円の節約になるそうですよ。
室外機の周りにものを置かない
庭やベランダにある室外機の周囲には、ものを置かないようにしましょう。カバーで覆うのもNGです。室外機の吹出口周辺が覆われると冷房効率が下がってしまいます。
また、直射日光で温まるのもよいことではありません。植木やすだれなどを使い、無理のない範囲で日陰を確保しましょう。
空気の循環を意識して
暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へいく性質があります。そのため、同じ部屋でも冷えやすい場所、冷えづらい場所が生まれ、エアコンが適切に稼働できません。
エアコンの風向きを調整したり、扇風機やサーキュレーターを使って空気を上から下に循環させることにより、むらなく部屋を冷やせます。
帰宅したら換気を心がけて
外出後、外よりも室内のほうが暑いと感じるかもしれません。そんな時にはエアコンのスイッチを入れる前に、窓を開けて換気しましょう。
対角線上にある窓を2つ開けると効率的な換気ができます。窓が1つしかない部屋は、扇風機やサーキュレーターを窓の外に向けると効果的です。
冷やしすぎに注意!
冷やしすぎは身体にもよくありませんし、何より節電や節約の敵になります。扇風機やサーキュレーターを活用して、設定温度を下げすぎず、適切な温度でエアコンを稼働させましょう。
冷蔵庫の節電方法もチェック
夏はいつも以上に冷たい飲み物や食べ物が欲しくなる時期。また、食料品が傷みやすい時期でもあるので、冷蔵庫や冷凍庫を使うシーンはより増えるでしょう。
冷蔵庫も、正しい使い方をすれば効率よく冷やしながら節電が可能です。
置き場所は直射日光が当たらない場所にし、後ろと横は少し空間をあけることで、うまく放熱できるようにしましょう。また、きちんと閉まるよう、パッキンが劣化したり緩んでいないかも確認し、もし緩んでいる場合は、交換しましょう。
節電のために冷蔵庫の設定温度を「弱」にしている人もいるかもしれませんが、夏場だと食品が傷む可能性があります。室温にもよりますが、中、もしくは強にしておいたほうがよいでしょう。
冷蔵庫は、冷気が行き渡るようにしておかないと冷えが悪くなります。そのためぎゅうぎゅうに詰めず、7~8割にとどめておくのがベスト。対して冷凍庫は、お互いがお互いを冷やす作用があるため、9割以上入れておくのが正解です。
しかし、せっかく冷気が効率よくまわっていても、しょっちゅう開け閉めをしたり、開ける時間が長ければ、どんどん冷気は逃げてしまいます。さっと開けて素早く中のものを取り出せるように、きちんと整理しておきましょう。
また、お子さんが飲み物を取るために何度も冷蔵庫を開ける場合などは、保冷水筒に飲み物を入れて、テーブルの上などに出しておくのもおすすめ。冷蔵庫を開けることなく冷たい飲み物を飲むことができます。
エアコンや冷蔵庫の使い方次第では、思わぬ節電効果が生まれます。すべて実行するのは難しくても、できるものから取り入れてみませんか。灼熱の夏と電気料金に負けず、快適な夏を過ごしましょう。
[文・構成/grape編集部]