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暖房の設定温度、何℃にすればいいの? パナソニックが教える快適に過ごすためのポイントとは

By - COLLY  公開:  更新:

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下から見上げたエアコン

※写真はイメージ

「暖房をオンにしても快適な温度にならない」そんな悩みを抱えている人はいませんか。暖房の設定温度はいったい何℃にすればいいのでしょう。寒い冬のおうち時間をより快適に過ごすためにぜひ参考にしてみてください。

快適に過ごすための暖房の設定温度

「暖房をつけていても寒く感じ、設定温度を上げると今度は暑すぎる」。そんな経験はありませんか。寒い冬に暖かくて居心地のいい空間にしてくれるのが暖房の役割なのに、なかなか快適な温度にならないとストレスが溜まってしまいます。

パナソニックの公式サイトでは、家電エキスパートの田中真紀子さんに冬に快適に過ごすための暖房の適正温度について聞いています。

環境省が提示するウォームビズの指針によると、暖房時の室内温度は20℃が目安とされています。田中さんによると、この数字は節電も考慮されており、少し低めになっているのだとか。

「一般的に冬、快適な温度は18℃〜22℃と言われており、多くの人は22℃くらいが快適に感じられると思います。ただ、使っている暖房器具に搭載されたセンサーの精度がそれほど高くないと、設定温度の通りにならないことも。また、快適と感じるかどうかは湿度や体感温度などによっても変わってくるので、温度計や湿度計を用意して数字で確認するのがオススメですね」

パナソニックの公式サイト ーより引用

つまり、暖房の設定温度だけを気にするのではなく、建物の状態、部屋の湿度や日当たり、体感温度なども考慮することが大切なのです。

湿度に関しては、10%上がると体感温度が1℃上がるといわれています。一方、湿度が低くなると体感温度が下がりますが、これは体の表面から水分が奪われるからです。

私たち人間は、汗が皮膚から蒸発する時に熱が奪われる作用を利用して体温調整しています。冬場は空気が乾燥するため、体の表面から水分と熱が奪われやすくなり寒く感じるのです。

また、湿度が低いと寒く感じるのは、空気と水分では熱の伝わりやすさに違いがあることも理由の1つです。「空気は熱しやすく冷めやすい」「水分は熱しにくく冷めにくい」という性質があるため、湿度が低い=水分の少ない状態では、体の熱が空気に奪われやすくなるということです。

寒い冬に快適に過ごすための暖房の適正温度について解説しました。大切なのは、温度だけでなく湿度を把握することです。設定温度は適温のはずなのに不快に感じる場合は、部屋の湿度を測って湿度管理を行いましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
パナソニックの公式サイト

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