先生からのプレゼント 腎臓の病に苦しむ、教え子の命を救うもの
公開: 更新:
通りすがりの女性に絶叫された犬 その姿に「これは絶叫されて当然」「私もする」サモエドのダッツくんとの日常をSNSで発信している、飼い主(@samoyed_dazs)さん。 2024年12月21日に、ダッツくんを連れて都内のイルミネーションを見に行くと、通りすがりの見知らぬ女性に…?
保育士に大ウケだった3歳児 かぶっていた物に「商品化してほしい」「あまりにもかわいすぎる」2024年12月24日、3歳の息子さんを保育園に送った、母親の、せせり(@s_____sri)さん。 息子さんがあるニット帽をかぶっていたため、保育園の先生たちからかなり反響があり、『大ウケ』だったようで…。
オクラホマ州の小学校に通うナターシャ・フラーちゃん。彼女は先天性の腎不全を患っていました。
他の同級生が楽しそうに遊ぶなか、ナターシャはいつも退屈。病気のため運動は禁止されていて、座っていることしかできないのです。
病気を治す方法は、臓器移植だけ
ナターシャの病を治す方法は、腎臓の移植しかありません。しかし、適合するドナーを見つけるのは容易いことではなく、それは多くの患者たちが抱えている悩みでもあります。
ドナーが見つかるまでの間、彼女は透析治療を受け続けなければなりません。そのため、両親のもとを離れ、病院近くに住む祖父母のもとで暮らすことを余儀なくされていました。両親から離れて暮らすこともまた、ナターシャを切なくする原因の一つだったことでしょう。
彼女に転機が訪れた
しかし、ある人物によってナターシャの人生が大きく変わることになるのです。
「ナターシャは重い病にかかっていても、いつも笑顔で振舞っていました。彼女のために、何かしたいと思ったんです」
そう語り、自分の腎臓をナターシャに与える決心をした人物。
それは、ナターシャが通う小学校の先生、ジョディー・シュミットさんでした。
密かに適合検査を受けていたジョディー先生。ドナーとして適合するという結果を受け取った彼女は、すぐにナターシャのおばあさんを学校に招きました。
おばあさんへ仕掛けたサプライズ
ジョディー先生はナターシャのおばあさんの前に、ピンク色のプレゼントボックスを置きます。「ナターシャへのプレゼントです。」と、おばあさんに告げました。おばあさんが開けてみると、箱の中には一枚の紙が…。
プレゼントの中には「私の腎臓を贈ります」と書かれた紙が入っていたのです。おばあさんは感動のあまり言葉を失い、泣き出してしまいます…!
ジョディー先生は、3人の子を持つ母親でもありました。そんな先生が、いくら教え子とはいえ他人に腎臓を提供することは、勇気がいる決断だったことでしょう。
まだ8歳と幼いナターシャは、状況をちゃんと理解はできていない様子。ですが成長した後、ジョディー先生の決断に心から感謝する日がくるに違いありません。
手術が成功し、ナターシャが元気に成長し、輝く笑顔をみんなに見せてくれること。それが、大きな決断をしたジョディー先生への1番の恩返しになるのではないでしょうか。