『笑点』林家木久扇がついに卒業へ 「本当にありがとう」「さびしすぎます」
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およそ58年もの歴史を誇り、毎週日曜日に全国のお茶の間へ笑いを届けている、演芸バラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)。
同番組といえば、個性豊かなレギュラーメンバーが人気の理由ですが、長寿番組ゆえ、これまで何度もメンバーの入れ替えが行われてきました。
2023年8月には、黄色の着物でお馴染みである、落語家の林家木久扇(はやしや・きくおう)さんが『卒業』する旨を発表しています。
林家木久扇、ついに『笑点』最後の出演へ
木久扇さんが最後に出演するのは、2024年3月31日の放送回。
日本テレビはこの日について、ウェブサイトで『笑点史上初のサプライズ』を放送予定として明かしました。
1969年、名跡が『林家木久蔵』だった頃に番組内の『若手大喜利』へ出演し、なんと55年間にわたって回答者を務めてきた、木久扇さん。
卒業を発表した際は、「芸というものは、次の世代にバトンタッチしなくては。私の座布団の芸も、新しい人にバトンタッチします」とコメントしていました。
2024年3月現在、86歳の木久扇さん。若い頃から、55年という歳月を『笑点』と歩んできたと考えると、この番組への貢献度は計り知れません。
最後の出演回を前に、ネットでは多くの人から感謝と応援の声が上がっています。
・ついに、ついに卒業してしまうのか…。木久扇さんのいない『笑点』がまだ想像できません。
・「本当にお疲れ様でした」といいたい。たくさんの笑顔をもらいました。
・さびしいなあ…。55年間、楽しい時間をありがとうございました!
落語の面白さを世間により広めるため、次の世代へとバトンを渡す木久扇さん。
『笑点』最後となる勇姿は、全国の人を笑顔にすると同時に、その心を震わせることでしょう。
[文・構成/grape編集部]