「言葉が出ない」 ゴミ箱から見つかった犬の『姿』に衝撃が広がる
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
アメリカのネブラスカ州にある動物保護施設『ネブラスカ・ヒューメイン・ソサエティ』がFacebookに犬の写真を投稿し、衝撃が広がりました。
2024年4月15日の朝、同州の動物管理局にこのような通報があったといいます。
「ビルの裏のゴミ箱の中に小型犬が入っています」
電話をしてきたのはそのビル内にある会計事務所で働くケビンさんで、前夜にゴミ箱からアライグマのような鳴き声を聞いたのだそう。
彼は暗かったので確認するのをためらい、翌朝に見に行ったところ、犬を発見してショックを受けました。
なぜなら…犬がガムテープでぐるぐる巻きにされていたからです。
犬は頭全体がテープで覆われていたうえ、前脚と後ろ脚、しっぽにもテープが巻かれていました。毛には食べ物やゴミがこびり付いていたそうです。
犬は『ネブラスカ・ヒューメイン・ソサエティ』に運ばれた後、スタッフが鎮静剤を投与してテープをはがし、毛についたゴミも取り除きました。
犬は軽い皮膚炎を起こしていたものの、幸いにもそれ以外は健康で、スタッフに元気にしっぽを振っていたとのこと。
マイクロチップの情報から飼い主が判明し、この犬が同年4月11日に捜索願が出されていたレオくんだということが分かりました。
ゴミ箱の周辺には監視カメラがなく、投稿の時点でレオくんを虐待した人物は特定できていません。
『ネブラスカ・ヒューメイン・ソサエティ』は、容疑者の逮捕につながる情報に対して1000ドル、日本円で約15万7千円の報奨金を提供しています。
このあまりにもひどい出来事に、多くの人たちから怒りと悲しみの声が上がりました。
・言葉が出ない。こんなことをした人に報いがありますように。
・犬が無事でよかった。これがトラウマにならなければいいけれど。
・なぜ人間はこんなに意地悪なことができるんだ?とてつもなく悲しいよ。
動物管理局が最初の通報に対応した30分後、ゴミ収集車がレオくんが見つかったゴミ箱を空にしていったのだとか。
もし発見が少し遅れていたら、レオくんはゴミとともにトラックで回収されていた可能性があります。
『ネブラスカ・ヒューメイン・ソサエティ』は「レオの命を救ってくれた、会計事務所のケビンさんとジュディさんに大きな拍手を送りたい!」とつづっています。
レオくんがこのつらい経験を忘れて、家族とともに平和に過ごしていけるように願わずにいられません。
[文・構成/grape編集部]