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半年以上前のアイス、食べても大丈夫? 企業の回答に「そこを見るのか」

By - COLLY  公開:  更新:

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抹茶アイス

※写真はイメージ

冷凍庫の整理をしていたら、以前買ったアイスが出てきて驚いたことはありませんか。

ある程度の日数が経っているため、食べてもいいのかどうか気になります。買ってから半年以上経過してしまったアイスは食べられるのかどうか、企業の回答を見てみましょう。

長期間保存したアイスはここに注目

半年以上も保存していたとなると、いくら冷凍庫でも心配になるものです。食べたら「お腹を壊すのでは…」、「傷んでいるのでは…」といろいろと考えてしまいますよね。

森永乳業では、冷凍庫で半年以上保存したアイスに対して以下のような見解を出しています。

一度も溶けた可能性がなく、霜等がついていないようであれば、特に問題なく召し上がれます。一度溶けて再び凍った形跡がある、または霜等がついている場合は、本来のおいしさが損なわれている可能性があるためおすすめしていません。

森永乳業 ーより引用

一定の条件を満たしていれば、食べても問題ないとのことです。冷凍庫の奥底で見つけた時には、袋の状態をよく観察してみるとよさそうですね。

おいしさについても言及しているあたり、アイスを取り扱う企業のプロ意識が感じられる回答でした。これからは、おいしさが損なわれない状態のうちに食べきりたいものです。

アイスが長期保存できる理由

アイスの外装をじっくり見た時、「賞味期限の表示がない!」と驚く人も多いかもしれません。実際、アイスには賞味期限の表示義務がないため、記載されていないのです。

アイスは品質の変化が極めて少ない食べ物であり、傷んだり腐ったりする恐れがほとんどありません。

極端な話、未開封でしっかりした温度管理がされた状態で保存されていれば、10年前のアイスでも食べられます。これなら森永乳業が「問題なく召し上がれます」と回答したことにも納得ですね。

ただし、これはあくまで『未開封』『しっかりした温度管理』の条件を守った上で保存されていた場合です。未開封でも温度管理が不適切であれば風味は落ちてしまい、開封していれば傷んでしまいます。

とくに開封済みのアイスは風味が落ちるスピードが速いため、できるだけ早く食べきりましょう。

保存の際は密閉容器を活用して

どうしてもしばらく保存しなければいけない場合には、密閉容器に平らになるように移し替え、ラップを密着させるようにして被せてからフタをして保存します。この時、冷凍用保存袋に入れられればなお安心です。

保存に適切な温度は-18℃です。この温度であれば雑菌の繁殖が抑えられるため、長期間保存しやすくなります。

「これで冷凍庫の奥にアイスを入れても安心!」と思うかもしれませんが、やはりアイスはおいしいうちに食べたいもの。冷凍庫に入れたことを忘れずに、風味が損なわれない間においしく食べきりましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
森永乳業

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